学生ローンの利用目的は審査に影響する?タブーな3つの理由とは

学生ローンに申込む際の利用目的については、正直に答えるべきなのか、審査に影響することはあるのか疑問に感じる点ではないでしょうか。

  • 利用目的によって審査に落ちることはある?
  • 審査に通りやすい利用目的は?
  • 審査で嘘をつくとバレる?

今回は学生ローンの利用目的に関するこういった疑問にお答えします。

学生ローンを借りる目的は様々

学生ローンを借りる目的は人によって様々ですが、大体このような理由が多いようです。

  • 生活費
  • 運転免許の取得費用
  • 学費
  • 資格取得
  • 飲み会
  • お小遣い
  • 旅行の費用 など

学生ローンの利用目的は原則自由ですが、生活費や学費などのやむを得ない理由だけでなく、飲み会や自分のお小遣いとして気軽に利用する方も少なくないようです。

「学費を借りたい!学生ローンはやめたほうがいい理由とベストな解決策」

学生ローンの審査でタブーな利用目的

「そもそも利用目的って審査結果に影響するの?」と思うかもしれませんが、以下のような理由に関しては融資を断られる可能性が極めて高いです。

  • ギャンブル
  • 投資
  • 他社への返済

借りたお金でギャンブルや投資をするのが論外なのは言うまでもありませんが、他社への返済も警戒されやすい理由です

既に借金をしていることもそうですが、借入をしなければ返済ができないということは既に自転車操業状態であることが予想されるため、融資をしても回収できないと判断される可能性が高いです。

低金利な銀行カードローンなら借り換えやおまとめ目的で使う人も多いため、他社への返済という理由も不自然ではありません。しかし、比較的金利が高い学生ローンについては借り換え目的というのは考えにくく、単純に経済状況が困難であることを印象付けてしまうでしょう。

「他社借入があっても借りられる!他社借入はバレる?何件までOK」

学生ローンの審査に通りやすい利用目的

反対に審査に通りやすい利用目的としては、たとえば以下のようなものがあります。

  • 運転免許や資格の取得費用
  • 学費や教材費
  • 留学費用
  • 就職活動の費用
  • サークルの合宿費

こういった一時的に必要な資金については、審査でマイナスな印象を与えづらいと言われています。特に学費や留学費用を借りる場合は金利を優遇してくれる業者もあるので、真面目に学業に取り組む学生にとって、学生ローンは強い味方と言えるでしょう。

審査で嘘をつくとバレる?

そもそも審査で嘘をつくのはよくありませんが、融資を行った後にわざわざ使い道を確認することはないので、たとえ嘘をついてもばれる可能性は低いです。

しかし、学費や留学費用などを優遇金利で借りる場合は請求書の提出が必要な場合があるので、このようなケースは嘘をつくと後々ばれることになります。

学生ローンはいくらまで借りられる?

学生ローンの融資上限額は、ほとんどの業者が最高50万円となっています。ただし、学生ローンは総量規制の対象なので年収の3分の1以下の借入しかできず、もしも50万円を借りたいと思ったら年収は150万円以上必要です。

学業が本業の学生の場合、これだけの収入を得るのは決して簡単ではないため、年収を考慮すると実際の融資額は10万円~30万円程度になるケースが多いでしょう。

学生ローンの基礎知識

初めて学生ローンを利用する際は、色々と不安や気になる点も多いと思います。学生ローンの基本的な仕組みについてまとめました。

未成年でも利用できる

学生ローンのなかでも以下のような一部の業者に関しては、18歳以上(高校生不可)であれば借入が可能です。ただし、未成年の申込については親権者の同意が必要な場合や限度額が低く設定される場合もあるので、20歳以上の学生に比べ融資条件は厳しくなっています。

 金利限度額注意事項
アイシーローン年10.0%~20.0%50万円首都圏在住の方のみ申込み可
フレンド田(DEN)年15.0%~17.0%50万円未成年は親権者の同意が必要
カレッヂ年17.0%50万円未成年は限度額10万円まで
「未成年の学生がお金を借りる方法!18歳以上の学生ローン」

親バレの可能性について

学生ローンは保証人がいらないので、基本的に親や家族に借入がバレることはありません。後日自宅に郵送される契約書類に関しても、事前に一言伝えておけば会社名を伏せるなどの配慮はしてもらえます。

ただし、支払いが遅れたり本人と連絡がつかない場合は親に連絡がいく可能性が高いので、親バレを防ぐためにも延滞には十分注意が必要です。

金利相場

学生ローンの金利相場は年15.0%~17.0%ほどとなっており、大手消費者金融よりは低いものの、銀行カードローンよりは2~3%ほど高いです。

ちなみに10万円を年17.0%で借りた場合、利息は1ヵ月で1397円となります。

10万円×17.0%÷365日×30日=1397円
(借入元本×金利÷365日×借入日数=利息)

借入・返済方法

「カレッヂ」など一部の業者については、自社ATMやセブン銀行ATMを利用できますが、ほとんどの業者は銀行振込か来店での手渡しが基本です。

大手消費者金融ならATMやインターネットバンキングの利用ができるので、利便性ではやはり大手にはかないません。

申込みに必要なもの

学生ローンの申込には以下の書類が必要です。業者によってはこれ以外の書類を求められる場合もあるので、詳しくは申込の際に確認してみてください。

  • 学生証と運転免許証または健康保険証
  • 銀行のキャッシュカード
  • 住民票または公共料金の領収書

20歳以上なら大手消費者金融からの借入も可能

20歳以上の学生であれば、大手消費者金融からの借入も可能です。金利はおおむね年18.0%なので学生ローンより若干高めですが、代わりに30日間の無利息期間があるので、次の給料日までなど1ヵ月以内の借入なら、学生ローンよりも以下の業者がおすすめです。

消費者金融無利息期間適用条件
プロミス初回借入日の翌日から30日間・プロミスを初めて利用する方
・メールアドレス登録
・web明細を利用
アコム契約日の翌日から30日間・アコムを初めて利用する方
アイフル契約日の翌日から30日間アイフルを初めて利用する方
レイク・Web申込で60日間
※「Web申込みで60日間無利息」については下記をご覧ください。
・初めてなら初回契約翌日から無利息
・無利息期間経過後は通常金利適用。
・30日間無利息、180日間無利息と併用不可。
・Webで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。
・ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。
・Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません
・お借入れ額5万円まで180日間無利息
※「お借入れ額5万円まで180日間無利息」については下記をご覧ください。
・初めてなら初回契約翌日から無利息
・契約額1万円~200万円まで
・無利息期間経過後は通常金利適用。
・30日間無利息、60日間無利息と併用不可。
・ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。 ※「無利息」につきましては下記の条件をご確認ください。
<貸付条件>
1.融資限度額:1万円~500万円
2.貸付利率:4.5%~18.0%
3.申込資格:「年齢が満20歳以上70歳以下」「国内に居住する方」「ご自分のメールアドレスをお持ちの方」「日本の永住権を取得されている方」
4.遅延損害金(年率で小数点1位まで記入):20.0%
5.返済方式:残高スライドリボルビング/元利定額リボルビング
6.返済回数・返済期間:最長5年、最大60回
7.必要書類:運転免許証
 ※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
8.担保の有無:不要
9.商号並びに関東財務局番号:
 ┗商号:新生フィナンシャル株式会社
 ┗貸金業登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号
レイクを初めて利用する方

まとめ

学生ローンはギャンブルなど一部の利用目的を除けば使い道は自由ですが、あまりにもお金に困っている印象を与えると審査落ちの原因になることがあります。また、気軽にキャッシングをすると借金癖がつきやすくなるので、日常的にお小遣いを借りるような使い方は避け、必要最低限の利用に止めることが大切です。