目次
【目的別】学生向けクレジットカードの選び方
ここではクレジットカードを選ぶ際に「何を基準に選べばよいのかわからない」という方のために、目的別に選べるおすすめクレジットカードをご紹介します。
海外旅行を計画している
海外旅行へ行く予定があるなら、海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードを選びましょう。
クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険は、「旅行代金などを事前にカードで支払う」などの条件を満たせば保険が適用される「利用付帯」と、カードを持っているだけで保険が適用される「自動付帯」があります。
海外旅行傷害保険が自動付帯のカードを1枚持っておけば、ケガや病気のときも安心です。
- 学生専用ライフカード:海外旅行傷害保険が自動付帯。さらに海外ショッピング利用で3%分キャッシュバック
- セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カード:海外旅行傷害保険が自動付帯
- ANA JCBカード(学生用):海外旅行傷害保険が自動付帯
- JALカード navi
海外旅行で役立つ学生向けクレジットカードの詳細については【海外旅行】人気の学生向けクレジットカード比較をご覧ください。
ポイントを貯めたい
ポイントを貯めたいのであれば、店舗やサービスに縛られず、どこで利用してもしっかりポイントを貯められるクレジットカードがおすすめ。
- JCB CARD W:ポイント還元率が一般カードの2倍の1%
上位カードを目指したい
学生向けカードの中には、卒業や年齢などカード独自の条件を満たしたタイミングで自動的に上位カードに切り替わるものがあります。
社会人になってから初めてクレジットカードを持つときには審査に通りにくいゴールドカードも、学生のうちからクレヒスを築いていくことで早く手に入れやすくなります。
ここからは、年齢制限などがあるクレジットカードの中でも、おすすめのカードをご紹介していきます。
ランキングで比較
学生専用ライフカード
学生専用ライフカードのおすすめのポイント!海外旅行好きな学生の方におすすめ!
年会費は卒業後も永久無料
在学中は最高2,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯
海外ショッピング利用で3%キャッシュバック
「カード会員保障制度」や「学生専用お問い合わせ窓口」など安心なサービスが付帯
キャンペーン情報- 条件を満たすと最大10,000円キャッシュバック!
三井住友カード
三井住友カードのおすすめのポイント!万が一の事故にも安心なカードを求める学生の方におすすめ!
最高100万円まで補償してくれる「ライフ&スポーツ賠償付自転車保険」に任意で加入可能
最高2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)・年間100万円のお買物安心保険が付帯
JCB CARD W
JCB CARD Wのおすすめのポイント!高還元JCBカードを求める30代までの方におすすめ!
18歳以上39歳以下の方が申し込み対象
ポイント還元率は一般カードの2倍(1%)・入会後3か月間は4倍(2%)
女性向け特典が付帯する「JCB CARD W plus L」も申し込み可能
キャンペーン情報- 新規入会Amazon.co.jpご利用分最大10,000円キャッシュバック
※キャンペーン期間:2023年4月1日(土)~2023年9月30日(土) - 家族カード入会で最大4,000円キャッシュバック!(JCBオリジナルシリーズ共通)※
※参加登録期間:2023年4月1日(土)~2023年10月31日(火)
- JALカード naviのおすすめのポイント!
飛行機に乗る機会の多い学生の方におすすめ!
18歳以上30歳未満の学生の方が申し込み対象
在学中は年会費無料
カード利用で通常の2倍のマイルが貯まる
在学中はマイルの有効期限がなし
キャンペーン情報- 新規入会で500マイルをプレゼント!
- 入会後翌々月末までにVisaのタッチ決済ご利用で、国内利用・海外利用それぞれ500マイルプレゼント!
三菱UFJカード
キャンペーン情報- 新規入会&カード利用で最大10,000円分のグローバルポイント(2,000ポイント)をプレゼント!
三菱UFJカード・アメリカン・エキスプレス・カード
三菱UFJカード・アメリカン・エキスプレス・カードのおすすめのポイント!アメックスブランドがほしい学生の方におすすめ!
在学中は年会費無料
入会から3か月間はポイント3倍(1.5%)・4か月目以降は海外利用でポイント2倍(1%)
キャンペーン情報- 新規入会&カード利用で最大10,000円分のグローバルポイント(2,000ポイント)をプレゼント!
エポスカード
キャンペーン情報- 新規入会で2,000円相当のエポスポイントをプレゼント!
学生にクレジットカードをおすすめする理由
「学生にクレジットカードなんてまだ早いのでは?」「学生のうちからクレジットカードを使う場面ってある?」そう思っている方はいませんか?
実は学生にもクレジットカードが活躍するシーンがたくさんあります。
- 進学を機に1人暮らしを始めた場合の生活費の支払い
- ドライブで遠出をするのでETCカードが必要
- 海外旅行をするので持っていきたい
- 買い物の機会が増えたので現金払いと併用したい
- デート中の支払いをスマートに済ませていいところを見せたい
などなど、交友関係や趣味が増え、カードを提示するだけで割引やサービスを受けられるものもあるので、自分に合ったカードが1枚あると便利です。
学生がクレジットカードを作るメリット
クレジットカードは現金に比べて多くのメリットがあります。

カード利用でポイントが貯まる
「支払いがスムーズになる」「お金の支出管理がしやすい」といったメリットがありますが、一番のメリットはポイントが付与される点。
学生カードの多くはポイント還元率が1%です。 以下の図のように、10,000円のお買い物をすると100ポイントが付与される計算となります。

現金では特に見返りはありませんが、クレジットカードの場合はポイントが貯まったりキャッシュバック分が戻ってきたりといった還元が受けられます。
学生限定の特典やサービスが多い
一般カードに切り替わるまで、在学中に限り「ポイント還元率アップ」「年会費無料」「海外旅行傷害保険が自動付帯」 といった特典やサービスが受けられる学生向けクレジットカードがあります。
- 学生専用ライフカード:海外でのカード利用3%分がキャッシュバック、在学中のみ海外旅行傷害保険が自動付帯
- ANA JCBカード(学生用):在学中は年会費無料
- イニシャルカード:在学中は年会費無料
在学中のみの特典なので、学生のうちに作っておくのがおすすめです。
学生は審査に通りやすい
学生の場合、社会人と比べると収入が少ないため信用度も低く思えますが、以外にもクレジットカードの審査に通りやすいと言われています。
その理由としては「家族に大学などに通わせられるだけの収入が十分にある」「早いうちにカード会員になってもらい、長く使ってもらいたい」というカード会社の考えがあるようです。

また、カードの利用者側としても若いうちからクレジットカードを作って問題なく使っていれば優良なクレジットヒストリー(クレヒス)を築くことができるため、将来ランクの高いステータスカードを持ちたい場合にも有利になります。
カードの限度額が低いので使い過ぎる心配がない
クレジットカードの利用可能枠はひとりひとりに設定されています。
総利用可能枠の中には、以下の図のように「ショッピングで利用できる分」と「キャッシングで利用できる分」が含まれています。

学生のうちはクレジットカードの限度額が低めに設定されており、学生専用カードの場合、一般的な上限額は10万円程度です。
この金額の中でやりくりしないといけないので、使い過ぎる心配はなく、必要最低限の使い方を工夫できます。
学生がクレジットカードを申し込むときの注意点
学生のうちはクレジットカードの利用経験が少ないので、安全に使っていくためにも以下の点に注意しましょう。
未成年の場合は親権者の同意が必要
未成年がクレジットカードを作る際、親権者の同意が必要と法律で決められています。
同意書に署名をして終わるだけなら「親には内緒で、署名は友人に頼めばいいんじゃない?」と思う方がいるかもしれませんが、それは絶対にやめておきましょう!
後から親権者宛に電話などで確認や連絡が来る場合もあるので、クレジットカードを作りたいからといって嘘をつくのは得策ではありません。
限度額の増額がしづらい
学生向けクレジットカードや、カード会員が学生の場合、最初に設定される限度額は低く設定されていることがほとんど。
生活費やショッピングなど、1枚のクレジットカードでやりくりすると限度額に物足りなさを感じるかもしれません。
そのようなときは限度額を増額すればよいのですが、学生だとなかなか増額しづらいようです。
手数料のかかる支払い方法に注意
クレジットカードは支払い方法によって金利手数料がかかる場合があります。
「リボ払い」や「分割払い」は1回の支払い金額が少額で済むため楽に感じるかもしれませんが、金利手数料が加算されて支払総額が増えることになるので注意しましょう。
詳しくはクレジットカードの支払い方法をご覧ください。
おすすめできないクレジットカード
学生向けや若者向けのクレジットカードの場合、基本的に十分なメリットがそろっていますが、一般向けカードを選ぶときには以下の3つの点に注意しましょう。
- ポイント還元率が低い
- 保険の補償内容が不十分
- セキュリティが不十分
学生向け・若者向けカードの多くはポイント還元率が1%以上あるのに対し、一般向けカードにはそれ以下のものがあります。
また、付帯する保険の補償内容やセキュリティが不十分だと思うカードは避けるか、別のカードで補うようにしましょう。
学生がクレジットカードを申し込む際のQ&A
学生がクレジットカードを作る際、疑問に感じたり気になったりしそうな内容をまとめました。
Q:アルバイトなどの収入がないと申し込めない?
A:学生向けカードでも申し込みフォームに収入を入力する欄がありますが、収入がなければ0円で問題ありません。
もちろん、名前や年収(収入)・借入金などは虚偽記載をせず、正直に入力するようにしましょう。
Q:学生向けカードっていつまで利用できるの?
A:卒業や、そのカードの利用者として対象となっている年齢を超えたタイミングで、同じカードの上位カードへ自動的に切り替わり、新しいカードが届きます。
カードによっては一般カードに切り替えができる場合もあるので、更新時にカード会社から届く郵送物を確認しておきましょう。
Q:国際ブランドはどれを選べばいい?
A:クレジットカードの国際ブランドには主に以下の5つがあります。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- ダイナースクラブ
この中でも「Visa」と「Mastercard」は世界中で加盟店数が多いため、1枚持っておくと安心です。 また、他の国際ブランドでもそれぞれ特典やサービスが用意されています。
作りたいクレジットカードで国際ブランドが選べる場合は、どのブランドが自分の使い方に合っているかチェックしておくとよいでしょう。
国際ブランドの詳細は国際ブランドとグレード(ランク)をご覧ください。
Q:クレジットカードを複数枚作ることはできるの?
A:学生でも申し込み資格をクリアしていれば、2枚までなら問題なく作ることができます。
異なる国際ブランドのカードを複数枚持てば、使える場所の幅が広がるのでおすすめです。
また、付帯保険を合算して使うこともできるので、海外では高額になりがちな医療費に備えることができ安心です。
一度に2枚作るよりも、1枚目を作ってから6か月以上経った後で申し込めば、1枚目のクレジットヒストリーもある程度傷けるので審査に通りやすくなるでしょう。
▼2枚目のクレジットカードの選び方についてはこちらをご覧ください。
Q:クレジットカードの審査に落ちることはある?
A:一般的に審査に通りやすい学生でも、「過去に本人の携帯料金など延滞が合った場合」または「親権者の信用情報に問題がある場合」 には審査に落ちるおそれがあります。
クレジットカードの利用代金が引き落とし日に引き落とせなかった場合も、多くのカード会社では再引き落とし日が設定されており、ここで返済できれば遅延損害扱いにはなりません。
しかし、1か月以上未払いの場合には延滞扱いとなり、61日を超えた時点で信用情報機関に金融事故者として登録されてしまいます。
そのような状態になってしまったら、まずは滞っている返済分をきちんと清算することが大事。 完済から5年が経過すれば、自動的に事故情報は消えると言われています。
▼クレジットカードの審査で重要な点はこちらをご覧ください。
クレジットカードの作り方
学生が作れるクレジットカードの種類
学生が作れるクレジットカードは大きく分けて以下の3種類。
- 学生専用クレジットカード:在学中のみ持てるカード
- 若者向けクレジットカード:20代中心に作れるカード
- 一般カード:高校生を除く18歳以上が作れるカード
特に学生専用・若者向けクレジットカードは、「年会費が無料」「付帯サービスの内容が充実している」などの特典があるのが特徴です。
クレジットカード申し込みの流れ
クレジットカードの申し込み手順は、学生向け・若者向け・一般向けで大きな違いはありません。
今はインターネットでの申し込みが一般的で、発行までは次のような流れで行われます。
- WEBの申し込み画面で申し込みたいカードを選択
- 必要事項を入力・本人確認書類をアップロード
- 審査を待つ
- 審査結果が通知される
- クレジットカード発行・受け取り
クレジットカードの申し込みに必要な書類はどこのカード会社でもほぼ同じですが、念のため自分が加入したいカード会社の要綱を確認しておきましょう。
本人確認書類は、データでアップロードできる場面と郵送が必要な場面があります。
審査自体は、問題がなければ即日メールや電話で回答があり、実際にカードが手元に届くのはそれから1週間程度が標準です。
その後、口座情報の書類提出が必要な場面もありますが、最近ではWEBで申し込むときに画面上で完了できることが多くなっています。
カード発行前に準備しておくもの
クレジットカード発行のために準備しておくものは次の通りです。
- 自分名義の銀行口座
- 住所
- 電話番号(自宅または携帯)
- メールアドレス
- 本人確認書類
- 学生証
- 書類の親権者同意欄に親の署名と印鑑20歳未満の学生の場合
クレジットカードを作る際には自分名義の銀行口座が必要となります。
カード利用代金の引き落とし日に確実に入金しておけるよう、生活圏内にある銀行にしておくと便利です。
また、本人確認書類は以下の書類から2点を準備しておく必要があります。
- 運転免許証または運転経歴証明書
- パスポート
- 在留カード・特別永住者証明書
- マイナンバー(個人番号)カード
- 各種健康保険証
- 住民票の写し
申し込みフォームに入力する内容
申し込みフォームに入力する内容は以下のようになります。
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 電話番号(自宅または携帯)
- メールアドレス
- 住所
- 学校名
- 学年
- 卒業年月日
- 年収(アルバイト含む)
- 親権者・実家の住所
- 親権者・実家の電話番号など
社会人が記載する場合の職場情報の代わりに、学生は通っている学校に関する情報を入力する項目があるのが特徴です。
その他、学生ローンなど借入金の有無も入力する必要があります。
プリペイドカード・デビットカードという選択肢
ここまで学生向けのクレジットカードをご紹介してきましたが、「クレジットカードの審査に通るか心配……」「もっと気軽に使えるカードが欲しい」という方にはプリペイドカード・デビットカードという選択肢があります。
プリペイドカードの特徴
プリペイドカードのメリット
- 年会費無料
- 審査不要で学生でも作りやすい
- 口座振替の登録が不要
- ポイントが貯まる
- チャージした分しか使えないので、使い過ぎを防げる
プリペイドカードのデメリット
- チャージの手間がかかる
- チャージした分しか使えないので、高額のお買い物には不向き
- 国際ブランドが付いていない場合、使える場所が限られる
デビットカードの特徴
デビットカードのメリット
- 審査不要で学生でも作りやすい
- チャージ不要
- 口座にある分しか使えないので、使い過ぎを防げる
- ATMで引き出す手間がない
- ポイントが貯まるものもある
デビットカードのデメリット
- 銀行口座が必要
- ポイント還元率がクレジットカードより低い
- 口座残高より高額のお買い物に使えない
おすすめデビットカード
三菱UFJデビット:国際ブランドがVisaまたはJCBから選択可能。VisaとJCBは基本0.2%のキャッシュバック。ショッピング保険や不正利用補償が付帯で安心。さらにJCBには旅行保険も付帯!
- 不正利用補償:最大年間100万円
- ショッピング保険:最大年間100万円(自己負担額5,000円/1事故あたり)
- 不正利用補償:最大年間500万円(1事故あたり)
- ショッピング保険:最大年間100万円(自己負担額10,000円/1事故あたり)国内ショッピング保険の取り扱いはございません。
- 海外旅行保険・国内旅行保険:最大3,000万円