この記事のアドバイザ
目次
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ 仕事を辞めてFXで生計を立てたい!
- ✔ FXの収入が本業の収入を超えそう!
- ✔ 脱サラして専業トレーダーになりたい!
そんな状況だとしたら、今回の記事は必見です。脱サラして専業トレーダーになることができたら、時間の自由を手に入れられるだけでなく、これまで以上に為替に関して強くなることでしょう。
しかし、脱サラして専業トレーダーへ転身することはラクなことはなく大変なことばかりです。華やかなイメージだけを持ってトレーダーへ転身するのは危険です。
ここでは、脱サラして専業トレーダーを目指す場合に知っておきたい重要な心得を紹介しています。少し厳しく感じる人もいるかもしれませんが、専業トレーダーに限らず、何かに転身する時は相当な準備と覚悟がいるものです。「将来はトレーダーに」と考えている人は、今のうちから準備をしておきましょう。
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華やかなようで実は大変な専業トレーダー
✓毎日のように高級店で良いものを食べている
✓高級マンションに住んで高い車に乗っている
✓1日1〜2時間のトレードだけで大稼ぎしている
専業トレーダーと聞いて、上記のようなイメージを持っている人も多いかもしれませんが、現実いはそんなに楽ではありません。上記のような生活をしている人も、ごく一部は存在するかもしれませんが、脱サラして専業トレーダーになるという事は、そんなに楽なことではありません。
FXだけで本当に大儲けしているのは一握り
FXは「8割が負けて勝つのは2割」など言われますが、専業トレーダーになってもその割合は大きくは変わらないでしょう。本当に誰もが羨ましがるほど稼いでいるトレーダーはほんの一握りで、あとのトレーダーは少し稼いでいるか損しているかのどちらかです。
また、大稼ぎしたトレーダーでも、一瞬で大負けする可能性もあります。実際に「一瞬で数億円稼いだ有名トレーダーが、あっという間に全資産を失ってしまった」ということも起きています。
脱サラしてトレーダーを目指すことは自由ですが、少しでも失敗しないように以下の心得をしっかりと確認して臨むようにしましょう。
トレードスキル次第で収入が大きく変わることを自覚する
専業トレーダーで稼げるかどうかの基準は自分のトレードスキルだけです。短期的には運の要素もありますが、運だけで長く利益を出し続けるのは不可能です。
相場の分析力や注文・決済のタイミング、判断力など、自身のトレードスキルが高ければ稼げる確率は高くなりますし、スキルが低ければ長く続けることは難しくなります。
サラリーマンのように安定収入は入ってこない
サラリーマンをやりながらFXをする場合は、余程でない限りトレードで負けても生活に困窮することはありません。
しかし、脱サラして専業トレーダーになると、毎月入ってくる給料はなくなってしまうため、損失が出たらトレードで取り返すか貯金を切り崩すかしかありません。
FXはサラリーマンをやりながらでも十分にできます。それでも専業トレーダーになる以上は、これまでの生活とは大きく違い、固定給が入ってこないことを強く自覚しなければなりません。
トレードスキルによっては収入がブレる
専業トレーダーはトレードスキルによって収入が変わりますが、どんなにすごいプロトレーダーでも収入に必ず凸凹があります。日や月によっては赤字もありますし、赤字が続くこともあります。「サラリーマン=収入が安定」から「専業トレーダー=収入が不安定」となることを強く認識しましょう。
- 重要なポイント
- ●自身のトレードスキルですべてが決まる
- ●安定収入は二度と入ってこない
証券外務員|安宅太
FXの損益通算に関して覚えておきましょう
FX取引を始めたら知っておきたいのが税金です。取引をして年間で利益が出た場合は利益に対して税金が20.315%かかります。それに対し年間でマイナスになった場合は税金はかかりませんが、確定申告の手続をしておく方が特になる場合があります。FXには3年間の繰越控除というものが認められます。
例えば1年目に10万円の損失が出た時に確定申告をしておくと、翌年に仮に30万の利益が出た場合には1年目のマイナス10万と2年目のプラス30万を相殺することが出来ます。そのためこの場合は20万円に対して税金がかかるようになるため税金を軽減することが出来ます。このような場合に備えてもし損失が出た場合でも確定申告をしておくことをお勧めします。
これまで以上にメンタル管理が問われることを認識する
専業トレーダーになると、これまで以上にメンタル管理が問われます。自身のトレードスキルを100%発揮するには、冷静でいることが絶対条件であり、冷静でいられなくなると間違いなく大きな損失を出してしまいます。
副業とは違い大きなプレッシャーがある
安定収入もなく生活がかかっているため、サラリーマンでFXをやっていた時と専業トレーダーとではプレッシャーがまったく違います。また、1人暮らしであればまだしも、家族がいる場合はトレード結果が家族の生活に直結するため、非常に大きなプレッシャーとの戦いです。
✓これ以上の損失を出したらダメだ
✓得意相場ではないけどそろそろ稼がないとヤバイ
✓このままだと貯金を切り崩すことに…
など、常に危機感がある中でトレードしなければなりません。脱サラして専業トレーダーになるということは、これらの事態に打ち勝たなければならないということです。
メンタル管理ができないと大損する
大きなプレッシャーの中、自身のメンタル管理ができないと勝つことはできません。メンタル管理に自信がない場合は、専業トレーダーへの転身をもう少し考えた方がいいでしょう。
また、メンタル管理ができるからといって、必ず良い結果が出るわけではありません。メンタル管理は、あくまでも専業トレーダーとしてやっていくための前提条件です。
- 重要なポイント
- ●副業と専業ではプレッシャーの大きさが違う
- ●家族の生活がかかっている場合は相当な覚悟が必要
- ●冷静でいられるメンタル管理ができることがスタートライン
ツラい時でも後戻りはできない
1度専業トレーダーになったら、どんなにつらくても簡単に後戻りすることはできません。そのことをわかったうえで脱サラトレーダーになるべきです。
最初から何事も上手くいくことはありませんので、「ツラいことが起きる」という考えの基、上手くいかなかった場合の対応策をたくさん考えておきましょう。
元の境遇には戻れない
仮に「やっぱりサラリーマンに戻ろう」と思っても、前職と同じような境遇を得ることは難しいでしょう。年齢やキャリアにもよりますが、転職が上手くいかない可能性があるため、仕事内容や待遇面など大きく妥協しなければならないかもしれません。
「簡単に戻れるだろう」と楽観的に考えていても良いことはありませんので、「元の境遇に戻りたい」と思わなくていいような結果を出し続けるだけのトレードスキル等と覚悟が必要です。
- 重要なポイント
- ●上手くいかないことだらけ、その基で対応策を考えておく
- ●転身前と同じ境遇には戻れない
- ●後戻りできないからこそ相当なスキルと覚悟を持って臨む
サラリーマンより地味な毎日を送るかもしれないことを自覚する
サラリーマン生活に「刺激が足りない」と思っている方もいるかもしれませんが、専業トレーダーになっても同じことを思う可能性があります。「相場分析をして勝てそうな相場・得意な相場を見つけてエントリーをする」専業トレーダーも毎日が同じことの繰り返しであり、地味な作業が続きます。
サラリーマンの方が、仕事を通じて人と出会い、多少なりとも中身が違う仕事に携われる分刺激的です。今よりも刺激を感じない可能性があることを自覚したうえで脱サラトレーダーになりましょう。
【まとめ】可能であれば兼業トレーダーが良い
脱サラして専業トレーダーへなることは非常に大変なことです。サラリーマンとして得ていた毎月の収入もストップしてしまい、すべてをトレードだけで稼ぐ必要があります。どんなに凄腕のトレーダーでも収入は凸凹で安定はしません。
そのため、しっかりとトレードスキルやメンタル管理を磨いたうえで覚悟を持って臨まなければなりません。専業トレーダーに限ったことではなく、どの世界に転身する場合も最低限こういった心得は必要です。
多くの人に選ばれているFX会社
最後になりましたが、脱サラしてプロのトレーダーになるなら、FX口座を複数持っておくことをオススメします。ご存知の人も多いと思いますが、プロトレーダーは例外なく複数の口座を使いこなしています。
ほとんどのトレーダーは口座を2つ以上持っている
使い方は人それぞれですが、ツール、情報量、取引スタイルなどによって使い分けることで、より効率の良いトレードができるという事実があります。
また、利用者数の多いFX会社はそれだけ投資家から高い評価を受けていると考える事もできますので、悩んだ時には利用者数の数で選ぶのも1つです。
利用者の多いFX会社もチェック
順位 | 社名 | 口座数 |
---|---|---|
SBIグループ | SBIグループ | 126,071 |
GMOクリック証券 | GMOクリック証券 | 748,355 |
DMM.com証券 | DMM.com証券 | 645,136 |
参考:『矢野経済研究所:有力FX企業17社の月間データランキング -2019年11月-』
国内FX会社の口座数ランキングは上記のようになっています。グループ会社単位でもっともFX口座数が多いのは、「SBI FXトレード」などを手がけるSBIグループで、証券会社単位で見た時には「DMM.com証券」となっています。
いくつか具体的なFX会社を紹介しますので、参考にしてみてください。
SBIグループのFXサービス「SBI FXトレード」
ネット銀行・投資・証券などの各種金融サービスを手がけるSBIグループという信頼感・安心感があるので、一言で言うなら「間違いのないFX会社」です。
業界最狭水準スプレッド・高水準スワップ・1通貨から取引可能な点など、選ばれる理由は数多くあります。また、チャート分析や取引データ・情報量の面でも申し分ないので、専業トレーダーからも多く選ばれています。
ドル円やユーロ円といった主に取引する通貨ペアに関して、スプレッドが他社に比べると非常に狭いので良い業者だと感じています。また、経済指標発表時のようなスプレッドが広がりやすいときでも、ここは安定しており売買しやすいと思います。
安定感抜群の「DMM FX(PR)」
初心者でも親しみやすいFX会社として知られてるのが、DMM.com証券の「DMM FX(PR)」です。こちらもネット系サービス・仮想通貨・投資・動画配信など多くのサービスを手がけているので、安心と信頼の面では申し分ないでしょう。
特にスマホツールが優秀で、外出先からでもストレスなくFXトレードができるというメリットがあります。また、コスト面でも業界最狭水準なので安心です。
- この記事で紹介したFX会社
- ■SBIグループ「SBI FXトレード」
- ■DMM.com証券「DMM FX(PR)」
証券外務員|安宅太
多くの人は複数の口座を持っている
FX口座を持つ理由は人それぞれ、目的の用途に合わせて持っています。長期の資金運用をしたい人もいますし、短期の資金運用をしたい人もいます。中には1度に大量注文をしたい人もいます。目的の用途に応じて多くの方は複数の口座を持っています。
特にリーマンショックのように相場が急変し、1日で通貨によっては10円以上動く場合には複数の口座がないと取引が成立しない場合があります。またFXにはスワップ取引やスプレッド取引のように様々な取引方法があり、またそれぞれ取引コストも各FX会社によって違います。それぞれのFX会社の特徴を生かして目的に応じて取引をされることをお勧めいたします。
証券外務員|安宅太
プロのトレーダーでも毎回勝つわけではない
FXの世界にはプロのトレーダーがいます。プロは相場を熟知しているので毎回勝っているように思われるかも知れませんが、必ずしも毎回勝っているわけではありません。何故かというと相場には絶対というものがなく、過去と似たような動きをすることはあっても全く同じ動きをすることは一度もありません。
プロのトレーダーは様々なテクニカル分析から買いのシグナルや売りのシグナルを学んで実践しています。しかしリーマンショックのような相場が急変する時はそのやり方でも上手くいかず失敗することもあります。プロと言っても将来的に何が起こるかまでは予測を立てることは難しいのです。