この記事のアドバイザ
目次
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ 短時間で効率よく稼ぎたい!
- ✔ FXをする時間が1日1時間しかない!
- ✔ FXをする時間が1日1時間しかない!
FXは短時間でも稼げる投資方法です!
1日1時間という限られた時間の中で、効率よく稼ぐにはどうすればいいと思いますか?
実績・経験が豊富なトレーダーであれば短時間で稼ぐことも可能ですが、経験の浅いトレーダーやFXを始めたばかりの主婦であれば、勝負する時間帯や相場の狙い所を決めて集中的に臨むことが大切です。
今回は、効率よく稼ぐための時間帯や相場の狙い所などについて紹介しています。短時間の取引で効率よく稼ぎたいと考えている方は、参考にしてください。
- 短時間で稼ぐポイント
- ✓ 相場が活発になる時間帯を狙う
- ✓ レバレッジを有効活用する
【1】21時以降の相場が活発に動く時間帯を狙う
短時間で効率よく稼ぐため、1日で最も相場が活発に動く時間帯を主戦場にして取引する方法があります。値動きが大きく強いトレンドが発生しやすいため、1度の取引で大きな利益を狙えます。
アメリカの経済指標発表とニューヨーク市場が開く
21時以降という時間帯は、相場への影響力が大きいアメリカの経済指標が発表される時間帯であり、ニューヨーク市場が開く時間帯でもあります。多くの市場参加者がいて、かつ注目度の高い指標が多いことから値動きが大きい傾向があります。
上記は「外為どっとコム」が紹介している、世界の市場が動く時間の一覧です。
ニューヨーク市場は日本時間の23時30分〜、夏時間は22時30分〜から開き、21時〜24時の間で以下のような重要指標も発表されます。
- 主な指標発表
- ✓ GDP
- ✓ ISM製造業景況感指数
- ✓ ISM非製造業景況感指数
- ✓ 耐久財受注
- ✓ 消費者物価指数
- ✓ 失業率
- ✓ 非農業部門雇用者数
- ✓ 小売売上高
- ✓ 平均時給 など
ピンポイントで狙う場合は、重要指標発表後でトレンドが形成されているタイミングがチャンスが大きいとされています。
- ポイント
- ●ニューヨーク市場が開き重要指標発表で相場が活発
- ●トレンドが発生しやすいのでチャンスが大きい
- ●重要指標発表後の相場がおすすめ
【2】日中の相場の動きが穏やかな時間帯にレバレッジ取引
短時間で稼ぐ方法として、相場の動きが穏やかで展開が読みやすい日中の時間帯にレバレッジ取引をする方法があります。値動きが小さいからこそ効率を高めるためにレバレッジ取引をします。
日中は重要指標の発表がなくロンドン・ニューヨーク市場が開いていない
日中の時間帯は市場参加者の多いロンドン市場やニューヨーク市場がまだ開いておらず、相場に大きな影響を与える経済指標の発表もほとんどありません。
相場の値動きが穏やかで展開が読みやすく、予想がハズレたとしても大きな痛手を負う可能性は低いです。そのため、レバレッジ取引により効率よく稼ぐことが可能です。
ただし、リスクを考えレバレッジは5倍以下に抑えるようにしましょう。
- ポイント
- ●重要指標の発表がなく市場参加者も少なめで値動きが穏やか
- ●展開や読みやすくリスクも低い
- ●レバレッジ取引で効率的に稼ぐチャンス(5倍以下に抑える)
レバレッジ取引をする上で注意したほうが良いことは?
元 証券会社勤務|國村功志
ロスカットされないように証拠金維持率に注意しましょう
FXのリスク管理で証拠金維持率は非常に重要です。証拠金維持率が100%以下になるとロスカットされることがあり、執行の水準はFX会社によってさまざまですので、利用しているFX会社のロスカット水準は必ず確認するようにしましょう。この証拠金維持率は高ければ高いほど安心して取引ができます。米ドル/円が100円の状態で1万通貨をレバレッジ25倍で取引すると、必要証拠金は4万円です。このとき、口座に5万円しかなければ証拠金維持率は125%ですが、10万なら250%、30万円なら750%となるように、口座にある証拠金が多ければ多いほどロスカットされる心配はなくなります。理想は1000%以上ですが、安心して取引するためには最低でも200%以上の証拠金維持率にしておきましょう。
じっくりと勝負ができる万能な1時間足の見方
多くのトレーダーが1時間足で相場の動きをチェックしています。1分足や5分足、15分足などはスキャルピングをする人にはいいですが、それ以外の方には短すぎます。1時間足であればじっくりと相場を見れますし、短時間足よりもダマシが少ないです。
1時間足を活用し、トレンド発生時に押し目買い・戻り売り狙い、トレンド転換点狙いをすることで効率よく稼げます。短時間しか勝負できない場合は、このように勝負ポイントを1〜2点に絞り稼いでいきましょう。
レジスタンス・サポートラインを活用し押し目買い・戻り売り
上記は「外為どっとコム」のチャート画面です。
上昇トレンド・下降トレンド時にレジスタンスライン・サポートラインを引いて、押し目買い・戻り売りを狙いましょう。基本は上昇トレンド時に一時的に下がったときを狙い押し目買い、下降トレンド時に一時的に上がったときを狙い戻り売りを狙います。
多くの市場参加者がレジスタンスライン・サポートラインを意識するため、トレンドラインを引いておくとポイントがわかりやすくなります。
トレンドラインをブレークしたら転換点
また、トレンドラインをローソク足がブレークするとトレンドが転換する可能性があります。転換点を狙えば大きな利益を狙うことも可能です。
チャートに関して覚えておくべきことは?
元 証券会社勤務|國村功志
ローソク足の見方とラインの引き方を押さえましょう
チャートに関して覚えるべきことは尽きませんが、最低限としてローソク足の見方とラインの引き方はまず押さえましょう。ローソク足は日本で発明されたものだと言われており、世界中のトレーダーに使われています。ローソク足はたった1本の中に1日の値動きが凝縮されており、1本だけでも複数本でもそこから市場心理分析やテクニカル分析をすることができます。ローソク足の見方は膨大ですが、まずは基本の形を覚えましょう。そして、価格の節目などを結ぶラインも重要です。押し目や戻り目を2つ以上つなぐラインは市場で意識されやすいポイントであるため、そのライン付近では特に取引が活発になりやすいのです。ローソク足とラインを分析ツールとして利用しないトレーダーは少ないと考えられるため、最低限必ず押さえておきたいポイントです。
【まとめ】
経験の浅いトレーダーが、短時間の取引で稼ぐには、狙う時間帯と相場を決めて臨むことが重要です。時間を選べるようであれば、日中のロンドン市場が開く前か21時以降の時間帯がおすすめです。
また、狙う相場としては初心者でもわかりやすい押し目買い・戻り売り、そしてトレンド転換点を狙うといいでしょう。1時間足であれば、1分足や15分足など短時間足よりもダマシは幾分回避できますし、じっくりと相場の動きを分析できます。
ただし、短時間といえども取引ルールは絶対に守るようにしましょう。
元 証券会社勤務|國村功志
どの時間帯にどの通貨が動くのかおさえておきましょう
FXは24時間取引できるため、日中忙しいサラリーマンでもどこかの時間帯で必ずトレードできるのが特徴です。ただし、時間帯によって通貨の動き方も変わりますので、その特徴を押さえたうえで取引してください。最低限押さえるべき市場は、東京・ロンドン・ニューヨークです。
東京時間は比較的緩やかな動きが多く、短期取引をするならロンドンとニューヨークの時間帯です。特に16時〜18時や21時〜0時ごろは経済指標の発表も多く相場が動きやすいです。うまくトレンドに乗れれば利益をだせますが、経済指標の発表が多いということは投機筋の取引も多くなりますので、安易にエントリーして損切りを増やさないように注意してください。また、米ドル/円は夕方以降に大きく動くなど通貨ごとの特徴もあり、時間帯とあわせて押さえておきましょう。