この記事のアドバイザ
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ これからFXを始めてみたい!
- ✔ FXはどうやって始めれば良いの?
- ✔ どこのFX会社を選べば良いの?
FXを始めるには、まず取引用の口座を開設する必要があります。口座開設方法は非常に簡単で、パソコン・スマホから申し込みが可能です。
今回は、口座開設の申し込み〜口座開設完了の手順、それぞれの項目の注意事項について紹介しています。
これからFXを始める予定の人は、申し込みの手順を事前に把握しておきスムーズに開設・取引できるようにしましょう。
手順は大きく分けて6STEP
FX業者を決めて、口座開設申込〜口座開設完了までの流れ及び注意点を見ていきましょう。次の【1】〜【6】の手順で口座開設ができ、業者や審査状況によっては最短翌営業日に取引を開始できます。
- FXを始めるまでの手順
- ✓ 【1】使用するFX業者を決める
- ✓ 【2】口座開設の申し込みをする
- ✓ 【3】必要書類の提出
- ✓ 【4】審査
- ✓ 【5】口座情報の到着
- ✓ 【6】証拠金入金・取引開始
【1】使用するFX業者を決める
まずは口座開設をするFX業者を決める必要があります。手数料などを考慮したうえでデモトレードを行い、自分に合った業者を選びましょう。
国内でFX取引可能なFX会社は50以上もあり、別の会社であれば1人でいくつものFX口座を持つことができます。ほとんどのトレーダーは、複数の口座を持っているのが当たり前です。口座開設は基本的に無料なので、気になった所へはどんどん口座開設申し込みをしましょう。
ほとんどのトレーダーは口座を2つ以上持っている
使い方は人それぞれですが、ツール、情報量、取引スタイルなどによって使い分けることで、より効率の良いトレードができるという事実があります。
手数料などを確認、デモトレードをする
業者選びの際は「スプレッドが狭いか(手数料が安いか)」「取引ツールは使いやすいか」「情報量は多いか」などを考慮したうえで、実際にデモトレードをして決めるようにしましょう。なかには、デモトレードの成績次第で賞品をもらえる業者もありお得です。
申込条件を確認する
FX業者を決める際は、申込条件も確認しましょう。基本的に20歳以上が条件ですが「SBI FXトレード」は18歳以上から申し込みが可能です。また、「GMOクリック証券」は100万円以上の金融資産を持っていることが条件となっているなど、業者によって申込条件・基準が異なります。
【2】口座開設の申し込みをする
GMOクリック証券
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 20 |
FX業者を決めたあとは、口座開設の申し込みをします。業者の公式ホームページの「口座開設」ボタンから必要事項を入力しましょう。今回は「GMOクリック証券」を例にして見ていきます。
空白を作らない・虚偽はNG
口座開設申込フォームでは、名前や住所、メールアドレスなどの他に年収や金融資産、投資可能金額、取引経験などを入力しなければなりません。入力内容を基に審査が行われますので、空白や虚偽の内容はNGです。虚偽内容だとバレてしまいますし、審査にも落ちます。
【3】必要書類の提出
入力が完了した後は必要書類の提出をします。必要なのは本人確認書類で、郵送やFAX、メール添付、アップロードで提出できます。スピーディーに審査に移れるメール添付やアップロードがおすすめです。また、業者により異なりますが、以下のいずれかの書類とマイナンバーカードが必要です。
※郵送の場合は審査結果が出るまで時間がかかります。
- 本人確認書類
- ✔ 運転免許証
- ✔ 個人番号カード
- ✔ 各種健康保険証
- ✔ 住民票の写し
- ✔ 住民基本台帳カード
- ✔ パスポート
- ✔ 在留カード
- ✔ 特別永住者証明書
撮影しメール添付やアップロード
本人確認書類を撮影し、メール添付やアップロードで提出する際は撮影方法にも気をつけましょう。免許証など裏面に記載がある場合は裏面も撮影して提出する必要があります。
- 良い例
- ✓画像が鮮明で文字や写真が読み取れる
- ✓反射せず全体がハッキリ見える
- 悪い例
- ✓不鮮明で文字や写真がボヤけている
- ✓反射やすり切れで見えない部分がある
【4】審査
口座開設申込フォームへの入力、必要書類の提出が完了すれば審査へと移ります。審査結果が出るまで数日かかる業者もあれば、当日〜翌日には結果がわかる業者もあります。
こちらに関しては申し込み者は基本的に結果を待つしかできません。もし数日を経過した段階で、FX会社から電話もメールもなく郵送物も届かないという状況であれば、こちらから問い合わせをしてみましょう。
【5】口座情報の到着
審査が完了すると、ログインIDとパスワードが記載された書類が登録住所宛に簡易書留郵便(転送不要)にて届きます。
これを受け取ってはじめて「口座開設完了」になるので、不在の場合は再配達の依頼をするなどして、早めに受け取るようにしましょう。もちろん、受け取った書類には、パスワードやIDが書かれていますので、大切に保管しておきましょう。
マイページへログイン
書類が届いたら、IDとパスワードを使ってマイページへログインし、取引ツールなどが使えるようになります。
まだ入金をする前の段階でも、いろいろと管理画面を触れるようになりますので、色々と試してみましょう。
【6】証拠金入金・取引開始
証拠金を入金すると取引を開始できます。手数料のかからないクイック入金方法などを利用しましょう。
まずは少額資金で取引を開始
最初は少額資金で取引を始めるようにしましょう。はじめから安定して収益を出すことは簡単ではありませんので、万一損しても大丈夫な資金で取引を開始した方が安心です。経験を積み勝率・収益が安定してきたら徐々に証拠金を増やし、取引量も増やしていきましょう。
感覚や感情で取引しない
取引する際は「なんとなく」や「感覚・感情」で行うのではなく、相場分析をして事前に決めた取引ルールに沿って取引をしましょう。根拠を持って取引をし、成功でも失敗でも検証を重ねていくことが重要です。
GMOクリック証券
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 20 |
元 銀行員|逆瀬川勇造
自身の銀行口座でネットバンキングの設定をしておきましょう
FX口座を開設し、トレードを始める際には、始める前でも後でも構いませんが、ご自身の銀行口座でネットバンキングの設定をしておくことをオススメします。FX口座から取引するためには、銀行口座からFX口座に入金する必要がありますが、入金の度に銀行の窓口やATMに行って手続きしなければならないのでは手間がかかります。
一方で、FX口座に入金するためのお金を入れてある銀行口座でネットバンキングを設定するだけで、自宅にいながらFX口座への入金を済ませることができます。銀行のネットバンキングはもちろん設定していなくてもFXでトレードできますが、やっておくと便利ですし、いざという時の対応もしやすくなります。
おすすめのFX会社は?
今回の記事ではGMOクリック証券に申し込みをする時の話で進めてきましたが、国内外にはそれ以外にもたくさんのFX会社があります。選ぶFX会社によって、使い勝手やコストの面で勝率も変わってきます。初心者がFX会社を選ぶ時には、主に以下の点に気をつけましょう。
- FX会社の選び方
- 少額で始められる所を選ぶ
- 誰もが知っている大手のFX会社を選ぶ
- 利用者が多く、評判の良い所を選ぶ
- 利用コストを安く済ませられる所を選ぶ
コストがとにかく安い!DMM FX
「DMM FX」は米ドル円のスプレッド(手数料)が0.2銭ととにかく安いのが特徴です。大手のDMM.com証券のFXサービスで、安心と信頼性の面では申し分ありません。もちろん、口座開設は無料です。
DMM.com証券は2018年時点での国内FX口座数1位になっているので、多くのトレーダーに選ばれている事がわかります。
シンプルでスタイルッシュなスマホアプリ、豊富で分かりやすい情報量など、中級者以上なら持っておきたいFX口座の1つです。
自動売買重視なら外為オンライン
「外為オンライン」という名前も、テレビCMなどで聞いたことがある人も多いでしょう。こちらもFX会社としては大手で、元AKB48の大島優子さんがイメージキャラクターを務めています。
iサイクル注文というツールを使うことで、寝てる間や仕事中でも自動でFXトレードをすることが可能です。忙しい主婦やサラリーマンに最適なFX会社と言えるでしょう。
今なら新しくFX口座を作ると、最大5,000円のキャッシュバックが受けられます。
元 銀行員|逆瀬川勇造
FXはくれぐれも余裕資金で始めること
FXでトレードを始める際の注意点として、くれぐれも余裕資金で始めるということをお伝えしたいと思います。FXを始めとした投資は、投下資金が大きければ大きい程リターンも大きくなりますが、リスクも大きくなります。特にFXは何倍ものレバレッジをかけた投資が可能なので、場合によってはトレードの結果借金を背負ってしまう事態もありえます。
また、トレード中はメンタル面も重要な要素となりますが、保有資金の全額をかけてしまうようなトレードでは、勝つための判断がしづらくなる可能性もあります。特に高いレバレッジをかけてトレードする際には負けた時の許容金額まで把握した上で、必ず余裕資金で行うようにしましょう。
【まとめ】
申し込み〜口座開設までは非常に簡単で、パソコン・スマホでいつでも申し込みができます。申し込みをする際には、手数料などを考慮したうえで業者を選び、申込条件も確認しておきましょう。使用したい業者が決まっている人は、早速口座開設の申し込みをしてみましょう。
- この記事で紹介したFX会社
- ■GMOインターネットグループ「GMOクリック証券」
- ■ISグループ「外為オンライン」
- ■DMM.com証券「DMM FX(PR)」
元 銀行員|逆瀬川勇造
トレードを行える判断能力・責任能力があるかを審査で確かめる
FXの口座開設時には、開設者の個人の情報を細かく記載する必要がありますが、これはトレードを行うだけの判断能力や責任能力があるかを確認するために行います。また、過去FX口座はマネーロンダリングに使われていたこともあり、マネーロンダリング防止のためという側面もあります。
このように、判断能力や責任能力があるかどうか、また犯罪に使われていないかなどを確かめるために個人の情報を伝えますが、その内容は難しいものではなく、20歳以上であることや75歳未満であること、証券会社勤務でないことなど基本的な内容を満たせば大丈夫です。後は、年収や現在の資産などをもとに審査が行われ、口座を開設できるかどうかが決まることになります。