この記事のアドバイザ
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ マネースクエアのスプレッドや手数料は?
- ✔ スプレッドは変動性?原則固定?
- ✔ 実際、他のFX業者と比べてどう?
「マネースクエア」は、特許を取得している自動売買サービス「トラリピ」で有名な業者です。
FX業者選びというのは、初心者の方が最初にぶつかる壁です。それぞれの業者が、いろいろな条件でサービスを提供していますから、とりわけFXの経験が少ない方にとっては比較が難しいということもあります。
そこでこの記事では、スプレッドと手数料について着目し、マネースクエアとほかのFX業者を比較・考察します。FXをこれから始める方にもわかりやすい記述を心がけますので、ご参考までにご覧ください。
マネースクエアのスプレッド
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 |
---|---|---|
GMOクリック証券 ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.4銭 |
DMM FX ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 |
ヒロセ通商 LION FX ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.4銭 |
外為オンライン |
1.0銭 | 2.0銭 |
SBI FXトレード |
0.09銭 | 0.49銭 |
外為どっとコム ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 |
セントラル短資FX |
0.1銭 | 0.4銭 |
FXブロードネット ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 |
インヴァスト証券 |
0.3銭 | 0.5銭 |
FXトレード・フィナンシャル |
0.2銭 | 0.6銭 |
マネースクエア |
0.0銭 | 0.0銭 |
上記は国内の大手FX会社の主要通貨ペアのスプレッドですが、マネースクエアだけ「0.0銭」になっています。これは、マネースクエアのスプレッドが変動性であるためです。
マネースクエアでは、スプレッド以外にも販売手数料がかかります。南アフリカランド円を除く通貨ペアでは、1万通貨以上の取引においては1,000通貨当たり30円、1万通貨未満の取引においては1,000通貨当たり50円の手数料がかかります。
多くは手数料無料だが有料の業者もある
主要なFX業者ではほとんど販売手数料が無料となっています。その背景には、取引コストを下げることで利益を出しやすくなる、という考え方があります。
しかし、マネースクエアをはじめ、一部の業者では販売手数料が有料な業者もあります。
これらの業者の特徴は、取引コスト以外において強みがあり、例えばその業者でしか利用できない独自のサービスを提供していることです。マネースクエアでは、下の項目でご説明する「トラリピ」ということになります。
また、海外の業者を中心に口座維持手数料や入出金手数料などが徴収される場合もありますので、注意が必要です。
スプレッドの意味
FX取引をするためには、販売手数料のほか「スプレッド」というものを負担する必要があります。FXの取引レートは、上記の画像のように売値と買値の間に差があります。この差の拡がりのことを、スプレッドといいます。
マネースクエアのスプレッドは非公表であり、また変動制ですが、ここでは説明を分かりやすくするためにスプレッドが4銭であるとしてご説明します。
例えば、このスプレッドの時にドル円を買った場合には、直後の売値は買値よりも4銭安くなります。つまり、買った直後では4銭の含み損になっているということです。
4銭の含み損は、1万通貨の取引ならば400円に相当します。これに、上記の手数料を合わせた金額が実質的な取引コストとなります。
証券外務員|安宅太
システムの強さや約定力が高いと評判の会社に着目する
FX取引をするのにスプレッドに注目する方法があります。確かにFXで利益を出すにはスプレッドの差が小さければ小さいほど利益を出しやすいということがあります。売買の数が多く回転売買をすればするほどスプレッドの差というものが重要になってきます。スプレッドはFX業者の手数料ですのでコストを抑えたい場合にはスプレッドが安いFX業者を選ぶもの1つの方法といえるかもしれません。
ただ他にもFX業者を選ぶ方法は様々あります。例えば、通貨取引が多いFX業者を選ぶ方法もあります。通貨取引で利益を得られる可能性がより多くなります。他にも様々なサービスを行なっているFX会社がありますのでので自分の合った会社をいろんな視点から比較してみると楽しいと思います。
マネースクエアのサービス・ツールについて
マネースクエアは、関東財務局長(金商)第2797号の金融商品取引業者です。
ほかの業者と比べて、取引コストが高めの代わりに非常に充実した独自サービスを提供しているのが特徴です。
特許を取得している自動売買の「トラリピ」
マネースクエアの最大の特徴は、なんといっても「トラリピ」です。「トラリピ」とは、トラップリピートイフダン注文というものの略称であり、為替相場を大きなレンジと捉えて自動的に売り買いの注文を設定して、着実に利益を積み重ねていく自動売買です。
初心者の方を中心に、FX取引で感情に流されて損失を出してしまう人が後を絶ちません。感情に支配されてしまうと、相場を長い目でとらえることができなくなり、近視眼的でハイリスクなトレードばかりをしてしまいます。
一方で、「トラリピ」では自分がこれからしようとしているトレード内容や、リスク量などが明示されるため、よく考えてトレードをする習慣が身につけることができます。
コンサルティングサービスやセミナーなども充実の内容
マネースクエアは、ほかにはない独自サービスを多く展開しています。
例えば、コンサルティングサービスを利用すれば、専門家のアドバイスを受けながらトレードすることができます。
※利用には条件があります。また、手数料がより高くなりますので事前にご確認ください。
その他、トラリピの設定方法をはじめ、トレードスキルの向上に役立つセミナーを多数開催しています。最新のマーケット情報の整理や、マネースクエアならではの投資戦略を知ることができますので、口座を持っている方には必見の内容となっています。
40代 / 男性
いちいち相場を追いかける必要がないのは便利かもしれません。特に最近のようなレンジ相場の場合はそうです。ただどうしても含み損を抱えてしまうのである程度資金に余裕のあるひとが年利数パーセント狙いでやるのがいいかと思います。
30代 / 男性
設定は非常に簡単で、設定したい為替レートの幅とその幅に何円おきにトラップを仕掛けるかということを決めるだけです。トラップ一本の売買通貨量を小さくして幅広いレートを設定することで、時間をかけてコツコツ確実に稼ぐスタイルと感じました。
【まとめ】スプレッドや手数料がすべてではない
マネースクエアは、スプレッドや手数料の削減競争にあえて参加せず、サービスの質や量に注力している珍しい業者です。
確かに初心者の方にとって、取引コストができるだけ安い業者で取引することは重要です。しかし、一方で独自サービスが充実した業者にも口座を持っておくことで、為替相場やトレードに対する理解がより深まり「脱初心者」を目指しやすくなることも事実です。
マネースクエアは、独自サービスの展開においては右に出るものがいないほどの業者なので、初心者の方にとって、口座を開設しておく意味は大きいでしょう。
証券外務員|安宅太
スプレッドは会社選びの基準ではあるがそれ以外の面も比較する
FX会社を選ぶ基準としてスプレッドの差が安い会社を選ぶという選択肢があります。確かにFXで利益を出すにはスプレッドの差が小さければ小さいほど利益を出しやすいということがあります。スプレッドはFX業者の手数料ですのでコストを抑えたい場合にはスプレッドが安いFX業者を選ぶもの1つの方法といえるかもしれません。しかし各FX業者を選ぶ基準は他にも様々なものがあります。
例えば、キャンペーンなどで選ぶ基準もあります。口座を開設してある決められた取引をするとある金額をキャッシュバックしてくれます。他に様々なサービスを行なっていますので各社いろんなやり方で比較してみると楽しいと思います。
証券外務員|安宅太
短期売買で取引回数が増える人はスプレッドに注意
スプレッドとは通貨の売値と買値の差のことを言うのですが、FX取引で利益を出すにはこの売値と買値の差が小さければ小さいほどメリットがあります。特に1日に何度も売ったり買ったりするデイトレーダーのようなスタイルを取って売買する人にはこのスプレッドの差というものが大きな死活問題になります。そのためスプレッドの差を1番にしてFX業者を選ぶ人もいます。
また同じ通貨だけでスプレッド取引をする人はあまり気にしないのですが、いろんな通貨でスプレッド取引をする人はFX取引業者ごとにスプレッドの差が違うので口座を使い分けている人もいます。それだけスプレッドはFX業者を選ぶポイントにもなります。