この記事のアドバイザ
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ 仕事をやめてFXだけで生活したい!
- ✔ トレーダーの生活ってどんな感じ?
- ✔ 安定した利益を出すために大切なことは?
トレーダーはどんな日常を送っているのでしょうか。「何台ものパソコン画面をずっと見てる」や「1日中トレードをしていて不健康そう」など、専業トレーダー=1日中トレードというイメージを持っている人は少なくないのではないでしょうか。
今回は、トレーダーの日常や専業トレーダーとしてFXを仕事にするための条件について紹介しています。トレーダーの日常が気になる方や、将来、専業トレーダーとしてやっていきたい方は参考にご覧ください。
FXトレーダーの日常
トレーダーは、決して1日中パソコンの前にいる人ばかりではありません。トレードスタイルや目標利益などにもよりますが、1日のトレード時間が1時間未満な人もいますし、1日中トレードをする人もいます。
短期売買中心のデイトレーダーでも、中〜長期保有型のトレーダーであっても、そう長い時間パソコンの前にいるわけではありません。
専業トレーダーは常に取引をしているのか?
デイトレーダーなど
スキャルピングやデイトレードを行うトレーダーは、パソコンの前にいる時間は長い傾向があります。しかし、ずっとパソコンの前にいることは稀で「市場が活発に動く時間帯」や「自分の取引ルールに合致したタイミング」以外は、トレードをしていないことが多いです。
現に、Webなどに自身のスケジュールをアップしているデイトレーダーの多くは、2〜3時間だけ集中してトレードを行い、他の時間は外食を楽しんだり、買い物や旅行に行ったりなど、自由な時間を楽しんでいます。もちろん、FXや相場の勉強・分析など行う時間もありますが、基本的にはトレードの時間は決して多くなく、自由な時間が多くなっています。
中〜長期保有型のトレーダー
中〜長期で保有して為替差益やスワップポイントで利益を得ているトレーダーは、デイトレーダーよりも毎日のトレード時間は短いことが多いです。トレーダーのなかには、相場をチェックするのは1日1回あるかないかという人もいるくらいです。
相場分析や勉強以外に他の投資をしている人もいますが、FXにかける時間は意外なほど短いものです。
保有している通貨が活発に変動する時間を中心に取引
専業トレーダーの多くは、保有している通貨が活発に動く時間帯を中心として相場チェックやトレードをしています。
上記の画像は「外為どっとコム公式サイト」で掲載されている画像です。為替市場は、ニュージーランドのウェリントン市場から始まり、アジア、中東、欧州、最後にニューヨーク市場と、24時間常に何らかの市場が開いています。そして、各市場が開いている時間や各国の経済指標発表が多い時間に、相場が大きく変動する可能性があります。例えば米ドルであれば、アメリカの経済指標の多くが日本時間の21時〜24時に発表されるため、この時間帯に相場が大きく変動する可能性が高いです。
相場があまり動かない時間帯よりも動きやすい時間帯の方が、トレンドも形成されやすく大きな利益を狙いやすい状況にあります。そのため、専業トレーダーは自身が保有している通貨が動きやすい時間帯に合わせてトレードを行う傾向があります。稼ぎやすい時間帯に集中してトレードを行うことで、効率的に稼ぐことができるのです。
FXを仕事として成立させる条件
FXを仕事として成立させるためにはどのような条件が要るのでしょうか。FXの専業トレーダーとしてやっていくからには、FXの利益だけで生計を立てなければなりません。
いきなりなれるものではなく、資金や知識、技術などを兼ね備えていないと、すぐに生計を立てることが困難になってしまいます。
余裕のある資金が必要
仕事として成立させるためには、ある程度余裕のある資金が必要です。証拠金が少なく、常に証拠金維持率が低い場合は、いつロスカットになってもおかしくありません。
また、万一ロスカットになったとしても、もう1度チャレンジできるくらいの余剰資金は貯金とは別に準備しておきましょう。
毎月給料が入ってくる会社員でも貯金が0円だった場合は、万一の際は恐いものです。専業トレーダーも、万一の際にすぐに再チャレンジできるだけの資金は準備しておくべきです。
証拠金維持率は常に高く
万一の際の再チャレンジ用の資金を準備しておくのと、証拠金維持率も常に余裕のある状態をキープするようにしましょう。
証拠金が少なすぎるとロスカットのリスクが高まり、満足のいくトレードができませんし、機会損失を起こしてしまいます。証拠金維持率の1つの目安が250〜300%以上と言われていますが、最低でも400%以上を目指すくらい証拠金維持率を高く維持し、簡単には資産を失わない状況を作りましょう。
コンスタントに稼げる必要がある
FXを仕事としてやっていくにはコンスタントに利益を稼ぐ必要があります。そのためには、勝率が安定していることが重要で、精度の高い相場分析や取引ルールの徹底が必要です。相場分析の精度が低く取引ルールの徹底もできないと、勝率に波ができてしまい収益が不安定になってしまいます。
相場分析の精度が高い
FXだけで生計を立てている専業トレーダーは、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析などの精度が高いため、収益も安定しています。100%予測することはできませんが、高い確率で相場の展開を予測できることで、大きな利益を得れます。
以下で紹介している「ヒロセ通商 LION FX」は、チャートの精度が非常に高く、分析に優れたFX業者として有名です。
ヒロセ通商 LION FX
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 54 |
取引ルールの徹底
勝率や収益を安定化させるためには、自分の取引ルールを徹底することは基本です。利確や損切りなどのルールが守られていないと安定した結果は望めません。
また、「●●な相場状況だったらトレードする」など、自分が得意とする相場状況やタイミングでしかトレードしないといったルールも重要です。
FXを仕事にしようとする際の注意点
専業トレーダーとしてFXを仕事にするのは簡単なことではありません。他にも多くの注意点がありますが、以下の点に該当する場合はすぐに決断することは避けた方がいいでしょう。
「運」の要素が強いうちは決断しない
FXで利益を出せていても「狙った通りに利益を出せている」のであればいいですが、「運良く相場が上昇して利益を得た」など、運の要素が強いうちはFXを仕事にしない方が安全です。
仕事にすると毎月、毎年、利益をあげていく必要があります。これから先も運だけで勝ち続けることは極めて困難なため、運に頼らずとも安定した収益を出せるようになって目指しましょう。
資金が少ない場合は挑戦しない
証拠金と万一の際の準備資金が少ない場合は、挑戦は避けた方が賢明です。資金に余裕がないと冷静さを失ってしまい、安定したトレードができない可能性があります。
どんなに高いレバレッジで取引する場合も、証拠金維持率が安全ラインから低下しないだけの証拠金を準備しましょう。また、貯金とは別に十分な資金を準備するのも必須です。
FXの勝ち組はどんな戦い方をしているのか
元 証券会社勤務|山下耕太郎
勝ち組はギリギリの戦いは決してしない
FXで勝ち続けるためには、リラックスしながら集中して取引することが大切です。そのためには、まず証拠金維持率は常に高くしておきましょう。いつ追証(追加証拠金)やロスカットになるかと心配していては、冷静な取引はできません。証拠金維持率の目安としては、300%以上をキープしましょう。
200%を切ると、レートが大きく動いたときにロスカットになってします可能性があります。勝ち組になるためには、取引手法の改善や、正確な相場分析が必要ですが、それ以上に資金管理が重要です。ギリギリの戦いは、決してしないようにしましょう。
【まとめ】
FXで生計を立てている専業トレーダーは、決して1日中トレードをしている人ばかりではなく、むしろ特定の時間帯に集中してトレードをしている人が多いです。
「トレードの収益だけで生活ができれば仕事をしなくてもいい」と考えることもわからなくはないですが、生活していけるだけの収益をコンスタントに出し続けていくのは簡単なことではありません。資金、知識、技術などを備えたうえで、始めて挑戦できます。少しでも早く近づくために、日々、FXの勉強をしてレベルアップを図っていきましょう。
元 証券会社勤務|山下耕太郎
プロは小さい勝ちをコツコツ積み上げている
プロは運任せで大きな勝ちを狙いにいくことはありません。「大きく儲けたい」という欲望が強くなると、FX取引は「ギャンブル」になってしまいます。小さくても確実に取れる利益を追い求め、小さい勝ちを何百回、何千回と繰り返していくのです。また、損小利大の取引を行う必要もあります。損失は最小限にして、利益はなるべく伸ばすようにするのです。初心者の方は1回の大幅な利益を目指してしまいがちですが、きちんと取引ルールを定め、資金管理を行いながら勝ちを積み重ねていきましょう。運の要素が強いうちは、FXを専業にしない方が安全です。
FX会社選びも重要
✓FX会社を変えれば勝率も変わる
どこのFX会社を使っても、取引をするのは自分だからと考えてしまう人も多いのですが、それは大きな間違いです。FX会社には、それぞれ特徴の違いがあり、使いやすさ・コストも変わってきます。以下の点に注目して、FX会社を再考してみるというのも手段の1つです。
- FX会社の選び方
- チャートや画面が見やすい所を選ぶ
- 誰もが知っている大手のFX会社を選ぶ
- 利用者が多く、評判の良い所を選ぶ
- 利用コストを安く済ませられる所を選ぶ
条件を満たすFX会社は以下!
ヒロセ通商 LION FX
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 54 |
元 証券会社勤務|山下耕太郎
専業トレーダーも常にチャートを見ているわけではない
FXは24時間取引可能です。しかし、専業トレーダーでも常に取引しているわけではありません。トレードスタイルによりますが、相場を離れてリラックスする時間も必要です。FX取引をしていると、どうしても常にレートやチャートをチェックしてしまいたくなります。
しかし、活発に動く時間帯で取引することや、自分の取引ルールを守ることが大切です。トレードは短時間に集中して行い、買い物や旅行など自由な時間も作るようにしましょう。特に健康を維持し、リラックスするためには毎日の運動が必要です。相場に張り付いて、ムキになってトレードしても望むような結果は得られないのです。