この記事のアドバイザ
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ FXの勝率を少しでも上げたい!
- ✔ 自動で利益確定や損切りをしたい!
- ✔ 指値・逆指値注文を使いこなしたい!
指値注文や逆指値注文とはどのような注文方法かご存知ですか?指値・逆指値注文を使えば、自分の思い通りの価格で注文を約定させることができ、相場をずっと見続けることができない人でも安心して取引できるようになります。
FXの世界は、多くの注文方法を使いこなせば使いこなすほど、勝率UPが見込める世界です。
今回は、指値注文と逆指値注文の内容や仕組み、逆指値注文の使い方、おすすめのFX会社などについて紹介しています。
指値注文と逆指値注文
これまで成行注文しかできなかった人は、この注文方法を覚えることで、損失を最小限に防ぐことができて、かつ利益確定がしやすくなるはずです。
指値注文とは
指値注文とは、予め指定した価格に達した時点で自動的に注文が成立する注文方法のことです。買いポジションの場合は、現在の価格よりも下がった有利な価格が買うことができ、売りポジションの場合は、現在の価格よりも上がった有利な価格で売ることができるのが指値注文です。
例えば、米ドル円1ドル=115.000円のときに、1ドル=114.500円で買いの指値注文を出した場合、相場が下がり買値が114.500円に達すると注文が約定します。
また、米ドル円1ドル115.000円のときに、116.000円で売りの指値注文を出した場合、相場が上がり売値が116円に達すると注文が約定します。
逆指値注文とは
逆指値注文は、指値注文と逆になります。買いポジションの場合は、現在の価格よりも上がった不利な価格で買うことができ、売りポジションの場合は、現在の価格よりも下がった不利な価格で売ることができます。現在の価格よりも「価格が上がれば買う」「価格が下がれば売る」方法です。
米ドル円が1ドル=115.000円のときに、1ドル=116.000円など不利な価格で買いの逆指値注文を出すことができ、相場が上昇をして買値が116円に達すると約定します。
また、売りの逆指値注文も際は、1ドル=115.000円のときに1ドル114.000円などの不利な価格で注文を出し、相場が下がることで約定します。
逆指値注文の使い方
逆指値注文の基本的な使い方としては「順張りで使う」「損失の限定で使う」方法です。言うなら、攻めでも守りでも使える方法なので、正しく理解することで勝率は飛躍的にUPするかもしれません。
順張りで使う
これから、上昇トレンドになるかもしれない、下降トレンドになるかもしれないという場合に、逆指値注文を使用する方法があります。
例えば、米ドル円の現在の価格が110円として、111円まで上昇をすれば上昇トレンドとして上がっていくと判断し、逆指値注文を出しておけます。
逆に、1ドル=109円まで下がれば下降トレンドになると判断し、売りの逆指値注文を出しておきます。そうすることで、実際にトレンドが発生した際は利益を得ることができます。
損失の限定で使う
逆指値注文は損失の限定を目的に使うこともできます。
例えば、現在の価格が1ドル=115円として相場の上昇を期待しながらも損失を限定させたい場合は「1ドル=115円買い、114.500円で売る」という逆指値注文を出せば、仮に相場が下がっても114.500円で損切りができます。
指値注文・逆指値注文の注意点
指値・逆指値注文ともに、予め指定した価格に達しない限り、注文が約定されません。そのため、注文を出したことで終わったつもりでいると、相場状況によっては約定されていない。。。となってしまいます。
注文のキャンセルもできるため、指値・逆指値注文を出したあとは随時チェックするようにしましょう。
証券外務員|安宅太
適切な利益確定・損切ができることはトレーダーの必須条件
FXの取引をしている時には決断が重要な時があります。買いの場面ではもう少し下がったところで買いたいという欲が出てなかなか決断できません。また売る場面の時でも利益が出ている時はもっと上がるかも知れないという欲が出てなかなか売却出来ず、損失が出ている時はもう少しここで我慢すればこれ以上は損が出ないのではないかと思い売却出来ません。
そのように心理的なことに左右されることが多々あるかと思います。そんな時に指値注文、逆指値注文をあらかじめしておくと注文を出したのだから一定の決断が出来た状況になります。タイミングを逃さないためにも指値注文、逆指値注文は重要です
指値や逆指値注文など多くの注文もあるおすすめのFX会社
基本的に国内FX会社の多くは、指値注文・逆指値注文ともに問題なくできる仕組みが整っています。
そこで今回は、多くの人に選ばれているFX会社を紹介しますので、口座開設を検討中の方は参考にしてみてください。
外為オンライン
「外為オンライン」では指値注文や逆指値注文の他に、自動注文であるiサイクル注文があることで人気です。Iサイクル注文は最初に設定した通りにエントリー・決済を繰り返し行なってくれるので、感情に左右されることなく売買をしていけます。
画像引用:外為オンライン公式ページ|iサイクル注文
パソコン・スマホの取引ツールも直感的な操作が可能で、主要ニュースやレポート、動画・会場セミナーなども多く情報量が充実しています。初心者でも使いやすいFX会社です。
外為どっとコム
ニュースやアナリストレポート、動画セミナーなど情報量が多いことで人気のある「外為どっとコム」。業界最狭水準のスプレッドで、ご自身のお好きなタイミングで取引ができるのが最大の特徴!最小取引単位は1,000通貨〜で1〜2万円あれば取引を開始できます。
お得なキャッシュバックキャンペーンも随時実施されているので、売買益やスワップポイント以外で利益を押し上げることも可能です。みんかぶ調べ2022年FX会社比較部門別ランキング「総合」部門で1位になっています。
※ロシアルーブル/円のみ10,000通貨
【まとめ】色々な注文方法を覚えて幅広いトレードを
指値注文・逆指値注文を使えば、予め設定した価格で約定ができるため、狙ったか価格でポジションを持つことや決済が可能です。逆指値注文を上手く使えば、損失も限定できますので、興味がある方は取り入れてみましょう。
これからFXを始める予定の方は、まずはデモトレードで指値・逆指値注文を練習してみてもいいでしょう。
証券外務員|安宅太
まずは注文方法をデモトレードで覚えてみるのがおすすめ
各FX会社には実際に取引をしたのと同じ体験をすることが出来るデモトレードというものがあります。指値注文、逆指値注文の取引を覚えるためにまずはデモトレードで覚えてみるのが良いのではないかと思います。デモトレードでは証拠金は入れないので実際に利益や損は発生することはありませんが、実際のマーケットを肌で体感することが出来るので覚えも早いと思います。指値注文は通貨を決め自分でマーケットの予測をします。その際にも様々な情報を取り入れながら出来ます。逆指値注文も自分の予測とマーケットが逆に反応してしまった時に実際にデモトレードを体験することが出来るのでいいと思います。
証券外務員|安宅太
あらかじめ注文設定をしておけば相場を常に見ていなくてもOK
FX取引をする際に常にマーケットの状況を見ておくことが出来れば良いのですが、昼間に仕事をしているサラリーマンの方や主婦の方などは常にマーケットの状況を見ることは難しいと思います。そのような方向けに、指値注文、逆指値注文というものがあります。指値注文をするメリットはある希望の値段になったら買いまたは売りを設定することが出来るため、マーケットを見れなくても予測を立てて注文をすることが出来ます。逆指値はむしろマーケットのトレンドが自分の予測と逆になった場合に使う手法で、ともに損失を大きくせずに済んだり、利益を逃さないようにするために有効な手法です。