この記事のアドバイザ
目次
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ GMOクリック証券のデモ口座ってどう?
- ✔ FXデモ口座の申し込み方法や使い方を知りたい
- ✔ デモ口座とリアル口座、どっちがいいの?
FX取引業者の大手と呼べる「GMOクリック証券」では、本番とまったく同じトレードが体験できる「デモ口座」を準備しています。
デモ口座でのトレードは、使い方や注文方法を覚えるという観点では非常に有効ですが、実は多くの人が気付いていないデメリットも多く存在します。そして結論を先に言ってしまうと、デモ口座よりもリアル口座で始める方がオススメです。
GMOクリック証券のサービス内容
初心者から上級者まで安定感抜群の業者
「GMOクリック証券」は、GMOインターネットグループという東証一部上場企業の運営する国内最大レベルのFX業者です。
2012年以来、FX取引高1位(ファイナンス・マグネイト社調べ2012年1月~2018年12月)を継続しているという実績は、いかにGMOクリック証券が多くのトレーダーに選ばれているかということを証明しています。
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短期トレード派やバイナリー派にも
GMOクリック証券の最大の特徴は、取引ツールの使いやすさです。特に短期取引をする場合には、ツールが軽快に操作を受け付けてくれるかで、思い通りのトレードができるかどうかが大きく変わります。
コスト面で見ても業界最狭水準なので、米ドル円やユーロ円といったメジャーな通貨からマイナーな通貨まで、低コストで取引をする事が可能です。
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ユーロ/ドル |
---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.3pips |
GMOクリック証券では「はっちゅう君」というツールが使用できるのですが、これを使うことでタイムラグを気にすることなく、取引を行うことができます。
また、FX以外にも株式取引や投資信託、バイナリーオプションというFXの派生形の取引を行うことができるため、この1社を開設しておくことでできることは飛躍的に増えるでしょう。
GMOクリック証券のデモトレード取引
GMOクリック証券は、リアル口座のほか「デモ口座」といって仮想資金を使って実際の取引ツールを体験できるサービスを提供しています。
このデモ口座の開設に必要なのは、Eメールアドレスやニックネーム、パスワードといった最低限の入力項目のみであり、数分で取引を開始することができます。
また、GMOクリック証券のデモ口座では初期状態の仮想資金の金額を設定することもできます。
デモ口座開設の方法
画像引用:GMOクリック証券のデモ口座申し込み画面
デモ口座はリアル口座に比べて始めるのが簡単です。まずはGMOクリック証券の公式ページへ行き、上記の画面から「デモ取引申込」をクリックしましょう。
デモ取引を始めるにあたって必要なものは、個人のメールアドレスだけです。書類も資金も準備する必要はありません。
申込みフォーム
上記のページにおいて必要項目を入力して申し込むと、入力したメールアドレス宛に「FXネオデモ取引 登録完了のお知らせ」というメールが届きます。
このメールにはログインIDとパスワードが記載されていますので、ログイン画面から入力して取引画面に入ります。取引画面は、以下の画像のようになっており、リアル口座と同様です。
デモ口座での取引方法
デモ口座では、試行錯誤することによって操作方法や最低限の用語を覚えられますので、ここではデモ取引をするための基礎知識からお知らせします。
まず、FX取引では「通貨ペア」というものを選びます。上記の「USD/JPY」や「EUR/JPY」などといったものがそれです。※USDはアメリカドル、JPYは日本円、EURはユーロをそれぞれ表しています。
そして、その通貨ペアの過去の値動きの記録である「チャート」を見ることも重要です。基本的に、FXでは売り買いの注文をする画面と、チャートの画面を両方表示させておくことになります。
スピード注文で売買もカンタン
まず、売り買いの注文をするためには画像上部分にある「スピード注文」というボタンをクリックします。チャートは「プラチナチャート」のボタンから開くことができ、両方を開くと以下のようになります。
この画面にしたうえで、取引をする通貨ペアを決定して、チャートを見たうえで上がると思うならば「買」ボタンを、下がると思うならば「売」ボタンを押します。
そして、その取引の利益や損失を確定して口座残高に反映させたいと思ったタイミングで「全決済」ボタンを押します。
こうして、売ったり買ったりして決済する、という流れを繰り返して利益を積み重ねていくのが、FXトレードの標準的な形となります。
FX取引での手数料無料・取引スプレッド米ドル/円0.3銭原則固定の割合安いコストで投資できるのが魅力だと思います。また将来儲かったらの話ですが、FXのもうけを、株式投資に利用できるので、がんばっています。
GMOクリック証券
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 20 |
デモトレードのメリット・デメリット
- メリット
- ●気軽に始めることができる
- ●失敗しても現実のお金が減ることはない
デモトレードが推奨される理由としては「仮想資金を使っているのだから気軽に始めることができて、損失のリスクもない」ということがあります。
確かに、FXで利益を出していくためにはいろいろなことを学ぶ必要があり、必要なことを学ぶためには、まずデモ口座でノーリスクのトレードをして、慣れてきたらリアル口座でという考え方には、説得力があるようにも思われます。
- デメリット
- ●いい加減な取引になってしまう可能性が高い
- ●デモ口座で成功したとしてもリアル口座で成功できるかは別
リアル口座は、当たり前ですが自分の資金を投入してトレードをします。こうして、リスクをとっていくことで初めて真剣にFXに取り組むことができるというのが多くのリアルトレーダーの考えです。
実際の資金が増減しているのを見ると、いろいろな感情的な揺さぶりを感じます。この揺さぶりに耐えるメンタルを鍛えることは、FXで利益を出すためにはとても重要なことです。
ゲーム感覚になる「痛み」を知ることができない
しかし、デモ口座では中途半端にゲームのような気持ちでやってしまい、結局身につくものも身につかない、という事態になりかねません。
もちろん仮想のお金なので、どれだけ負けてもダメージを受けることはありません。
それだけに、リアルのお金を失う「痛み」を経験することができません。デモトレードでの時間が長くなれば長くなるほど、実際のお金を投資するまでのハードルが上がってしまいます。
リアル口座の方がオススメの理由
やや敷居が高いように感じられるかもしれませんが、デモ口座の取引をせずに、最初からリアル口座を開設して取引を始められることをお勧めします。
デモ取引では学べない「メンタル管理」が身につく
デモ取引では、メンタルを鍛えることはできません。実際の資金がかかっているリアルトレードで、いろいろな経験を積むことで初めて安定したメンタルを身に着けることができます。
トレードの利益を出金して自分のものにできる
デモトレードでは、いくら利益を出してもあくまで仮想資金のため、引き出すことはできません。一方で、リアルトレードのお金は自分の資金であるため、利益を上げることができればそれを引き出して、自分のものにすることができます。
FXでもっとも重要な「資金管理」ができる様になる
FXでは、自分の資金に対して適切な大きさのリスクをとる「資金管理」という技術が非常に重要です。また、どの金融商品に自分の資産をどれくらい配分するのか、ということもこれからの時代、投資で利益を上げていくためにはとても重要なことです。
これらについても、やはり自分の資金でなければ真剣に考えることはないですし、また上達することもないでしょう。
どれぐらいのタイミングでリアル口座に切り替えるか
元 銀行員|河野翔太
1日~数日で切り替えるのが理想
当たり前ですが、デモ口座でいくら利益を出したところで手元にお金は入ってきません。デモ口座は取引の仕方や相場観を理解する為のツールと割り切って、早めに本番取引に移行することをオススメします。本番口座を開設することで、デモ口座にはなかったFXニュースや高機能チャートを利用できるようになるFX業者も多いです。
何より、実際に自分の資金を投入して取引に臨むことで緊張感が生まれ、知識を吸収するスピードも高まります。1日〜数日デモ口座で取引をして使い方に慣れたら、初めは少額でもいいので実際に取引を始めてみましょう。
【まとめ】可能ならデモでなくリアル口座でスタートしよう
FX取引は、あくまでリアル口座での取引が基本です。
デモ取引は、確かに「リスクがない」という点では、初心者の方にとっては魅力的に映るかもしれませんが、一方でノーリスクのデモトレードは、常にリスクについてまじめに考えなくてはならないリアルトレードとは、全く異質のものだということも覚えておいてください。
元 銀行員|河野翔太
デモ口座より少ない証拠金で本番トレードをする際は証拠金維持率に注意
デモ口座では、おおよそ10万円〜1000万円程度の仮想の資金を元に取引を行いますが、本番口座では実際に自分の資金を証拠金として預け入れる必要があります。この際に意識していただきたいのが証拠金維持率です。証拠金維持率が高いほど強制ロスカットのリスクは小さくなります。デモ口座の様に潤沢な資金がある場合には特に意識することは無いかもしれませんが、本番取引にあたって、少ない資金でハイレバレッジの取引をする場合には少しの為替変動で強制ロスカットが発生し、思わぬ損失を被ることもあるので注意しましょう。
デモ口座では初めの資金を自分で選択できる場合もあるので、実際に取引する資金と同じ額でデモ取引を始めてみるのも良いでしょう。
新規口座開設時には最大30,000円のキャッシュバック
実際、リアル口座を開設するデメリットはありません。口座開設も10分もあれば手続きが完了しますし、また口座開設や口座の維持のための手数料等はかかりません。
GMOクリック証券は、口座を持っておくだけでもFXをはじめ、様々な金融商品をトレードすることができるので、投資についての知識も深まります。
新規口座開設時には、最大30,000円のキャッシュバック特典の適用も受けられますので、ぜひ検討してみてください。
元 銀行員|河野翔太
デモでは使い方・注文方法・色々な通貨ペアなどを試す
FX初心者の方が実際に取引を始めるにあたって、最初のハードルになり得るのが注文方法です。FXの取引には様々な注文方法があり、注文方法を誤ると思わぬ損失が発生したり、注文自体が確定されない場合もあります。最低限、「成行」「指値」「逆指値」といった基本的な注文方法は理解しておきましょう。
また、FXは通貨ペアによって為替変動の幅に大小があります。デモ口座では多くの場合、本番口座と同様の通貨ペアが用意されていますので、様々な通貨ペアを上記の様な方法で注文・決済してみて相場観を掴みつつ、ツールの使い方に慣れていくと良いでしょう。