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2019/04/19

FXのロングとショートとは?最初に覚える基礎知識

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この記事のアドバイザ

櫛笥大和

証券外務員1種・FPS技能士。早くからトレーダーを志し、大学在学時より投資論を学ぶ。卒業後は、より深い知識と経験を得るため証券会社に入社し、株・外債・投資信託を販売を経験。営業成績が優秀な新人として表彰された経験を持ち、退職後はトレーダーとしての活動を本格的に開始させる。常に独自の相場観を持つことを心掛け、日々の相場の動きやニュースに目を光らせている。

目次

  1. ロングとショート
  2. 取引を始めるまでに覚えておくべき知識
  3. 初心者こそ重要な「FX会社選び」
  4. 【まとめ】
この記事はこんな人におすすめ
  • FXでお小遣いを稼ぎたい!
  • FXのロングとショートとは?
  • 勝てる方法、良いFX会社を知りたい!

FXでは専門用語が多く存在しています。取引をする人やFX会社はそれを普段当たり前のように使っているので、知識を身に付けずにトレードを始めると、最初に手痛いダメージを負ってしまうかもしれません

まずは基礎的な用語や知識を覚えて、最初は少額からFXをスタートして、少しずつ勝てるノウハウを身につけていきましょう。

ロングとショート

ロングとは外貨を「買う」こと、ショートとは外貨を「売る」ことを一般的に指しています。上のチャート画面は「SBI FXトレード」のものですが、ロングは「ASK」、ショートは「BID」とも表されます。

これから値動きが上がると予想したらロング(買い)で、下がると予想したらショート(売り)となるわけです

ロング、ショートによる値動きの単位「pips」

安い時に買い、高い時に売ることで利益を生み出すことができますが、初心者のうちはどれくらいの利益、損失が出るか想像がつきにくいでしょう。

FXでは「pips」という単位が取引で用いられ、「1pips」=「1銭」として数えます。4~5pipsで証拠金の1%程度になるのが一般的に個人で取引する人たちの相場と考えましょう。

よく言われる事として、「1度の取引で失っても問題なく取引できる損失は、証拠金の1%までが目安」という話があります。このことより、4~5pips以上の損失が出る可能性があるような取引は控えると良いかもしれません。

もしも10pips以上の損失まで許容したい場合には、「証拠金の金額を上げることでレバレッジを下げる」という手段を取ると良いでしょう。

FX取引を上達させるための要素は?

元 証券会社勤務|櫛笥大和

FXで勝つには勉強・情報収集・実戦経験


FXを上達させるためには、日々FXについて勉強することに加えて情報収集の仕方を覚えたり、戦略を立てて取引の経験を積むことが大切です。FXを上達させるためにひたすら取引を重ねることも重要ですが、ただ何となく取引を行うのではなく、目的・意図をもって取引を行うと、よりFXを上達させることができます。
目的・意図がはっきりしていれば、取引後の反省を行いやすくなり、次回の取引をより洗練されたものにすることができます。取引に目的・意図を持たせるためには事前に戦略を立てる必要がありますが、そのためにはFXの勉強や情報収集が必要不可欠になります。FXの結果は戦略によって変わりますので、有効な戦略を立てられるよう、日々FXの上達を意識しておくと良いでしょう。

取引を始めるまでに覚えておくべき知識

FX会社で取引をする際、当たり前に使われている用語がいくつか存在します。これについて知っておかないと恐らく初心者の方は痛い目に遭うと思います。最低限覚えておくべき用語、是非自分のものにしていきましょう。

レバレッジ

レバレッジとは、「取引したい金額」を「証拠金の金額」で割ったもののことを言います。

例えば、100万ドル(日本円で1億円)取引したいとき、一般的に必要である証拠金は400万円程度になります。(※法人口座、海外口座その他会社によって必要証拠金の金額は異なってきます。)
このときのレバレッジは、1億÷400万=25(倍)となります。

まとめると、レバレッジとは「自分が持っているお金の何倍かの金額を取引できる。その倍率のこと」になります。

スプレッド

「ドル円スプレッド0.3銭」などを売りにしているFX会社を見かけるかと思います。スプレッドとは、いわゆる「取引コスト」だと考えておきましょう。

厳密には取引手数料とは異なり、別項目で≪取引手数料≫が存在していますが、日本のFX会社では≪取引手数料≫を取っている所は少数です。海外のFX会社を見てみると、有名な会社でも「スプレッド」と≪取引手数料≫の両方を取っているところがあります。

会社 米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円 ポンド/円 ユーロ/ドル
GMOクリック証券
※原則固定(例外あり)
0.2銭 0.4銭 0.5銭 0.9銭 0.3pips
GMO外貨
※原則固定(例外あり)
0.2銭 0.4銭 0.5銭 0.9銭 0.3pips
DMM FX
※原則固定(例外あり)
0.2銭 0.5銭 0.6銭 0.9銭 0.4pips
ヒロセ通商 LION FX
※原則固定(例外あり)
0.2銭 0.4銭 0.5銭 0.9銭 0.3pips
外為オンライン
1.0銭 2.0銭 3.0銭 3.0銭 1.0pips
SBI FXトレード
0.09銭 0.49銭 0.69銭 0.99銭 0.38pips
外為どっとコム
※原則固定(例外あり)
0.2銭 0.5銭 0.7銭 1.0銭 0.4pips
セントラル短資FX
0.1銭 0.4銭 0.4銭 0.9銭 0.3pips
JFX MATRIX TRADER
※原則固定(例外あり)
0.3銭 0.5銭 0.7銭 1.0銭 0.4pips
FXブロードネット
※原則固定(例外あり)
0.2銭 0.5銭 0.6銭 1.5銭 0.3pips
インヴァスト証券
0.3銭 0.5銭 0.6銭 1.0銭 0.3pips
トレイダーズ証券 みんなのFX
0.2銭 0.4銭 0.6銭 0.8銭 0.3pips
情報更新日: 2024年10月09日

スワップポイント

こちらは、ロングのポジションを持っている状態で日を跨いだときに発生するポイントになり、取引している外貨の「金利差」分のお金が口座に入ってきます。

スワップポイント狙いでの取引をするトレーダーも多く存在し、トルコリラ、豪ドルなどの通貨を使うのが主流になっています。ちなみに先ほど、「金利差分のお金が入る」と書きましたが、逆にお金が減るケースもあるので注意してください。

会社 米ドル/円 豪ドル/円 NZドル/円 カナダドル/円 トルコリラ/円
GMOクリック証券 49円 18円 21円 42円 29円
GMO外貨 49円 19円 17円 40円
DMM FX 46円 18円 17円 40円
ヒロセ通商 LION FX 20円 20円 23円 10円 41円
外為オンライン 45円 10円 10円 20円 36円
SBI FXトレード 57円 18円 22円 40円 33円
外為どっとコム 49円 19円 14円 25円 33円
セントラル短資FX 20円 7円 15円 40円 10円
JFX MATRIX TRADER 20円 19円 25円 10円
FXブロードネット 40円 11円 10円 30円
インヴァスト証券 50円 18円 15円 35円 45円
トレイダーズ証券 みんなのFX 65円 19円 23円 45円 35円
情報更新日: 2021年12月16日

利確、ロスカット

ロスカットは一般的に「損切り」とも呼ばれています。

取引を始めたら、必ずどこかで取引を終了しなくてはなりません。ロングまたはショートで取引を始め、利益や損失が発生すると思います。この利損は、取引を終了するまでは確定しません。決済をし、取引を終了する事で利益を確定させることを「利確」損失を確定させることを「損切り」「ロスカット」と呼びます。

利確、損切り(ロスカット)は基本的に自分の意思で自由に実行することができますが、「証拠金が一定額以下の状態」になると損切が強制的に行われる可能性があります。このことは「強制ロスカット」と呼ばれ、各FX会社にて強制ロスカットルールが設定されています。

用語が分からないまま取引はしない方がいい?

元 証券会社勤務|櫛笥大和

難しい用語はそのままにせず調べるのが◎


FXを行っていると、時には難しい専門用語が出てくることがありますが、そういった専門用語は取引に関係することが多いのでその都度用語について調べると良いでしょう。FXの専門用語以外にも、経済についてのさまざまな用語を目にする機会があるでしょうが、ほとんどの場合用語について解説されることはありません。
用語については知っていることを前提に経済ニュースなどが配信されていますので、用語を知らなければその分遅れをとることになります。知らない用語が出てきたときにはすぐに調べる癖をつけておけば、FXを続けていくうちにFXに必要な用語の知識を蓄えることができるでしょう。

初心者こそ重要な「FX会社選び」

初めてFXをする場合、最初にまずFX口座を開設する必要があります。そこに自分のお金を預け入れて、それをもとに取引をします。

しかし、最初のうちはどのFX会社を選べば良いのかも分からないでしょう。

 FX会社の選び方 
  • 少額で始められる所を選ぶ
  • 誰もが知っている大手のFX会社を選ぶ
  • 利用者が多く、評判の良い所を選ぶ
  • 利用コストを安く済ませられる所を選ぶ

元 証券会社勤務|櫛笥大和

FX口座は無料で作れるので色々作って試してみる


FX会社は投資家に対して様々な取引条件を提示しているため、どの口座を開設すればいいか悩むことがあるかもしれません。FX口座は無料で作れるので、悩んだ時には迷っている口座をそれぞれ口座開設して、使い勝手を試してみると自分にぴったりの口座が見つかるでしょう。FX口座の使い勝手は、実際に試してみなくてはわからないことも多々あります。チャートが見やすいかや取引が発注しやすいかといった取引ツールに関する要素も取引を行う上で大切になりますので、FX口座を試す際にはスプレッドやスワップポイントといった取引条件だけでなく、実際の使い勝手にも注目して使用する口座を選びましょう。

利用者数急増中のFXブロードネット

「FXブロードネット」は、取引コストであるスプレッドが業界最狭水準であり、最小取引単位も1,000通貨なので低コスト・少額資金でFX取引をスタートできます。

初めてFXをする人からも多く選ばれていて、新規口座開設時のキャンペーンとして「20,000円キャッシュバック」をおこなっています。見やすいチャート、使いやすいツールも高評判なので、合わせて活用してみてください。

FXブロードネット

満足度
full star
full star
full star
full star
half star
4.4
スプレッド※原則固定(例外あり)
米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 豪ドル/円
0.2銭 0.5銭 1.5銭 0.6銭
取引単価 通貨ペア数
1000通貨 24

安心と信頼のSBI FXトレード

銀行や金融関連事業を多く手がけるSBIグループの「SBI FXトレード」も、業界では大手と呼べる存在です。

『SBI FXトレード』の特徴は取引コストの安さです。FXに一回あたりにかかるコストがありますが、SBIFXトレードはコストが低い設定になっています。短期取引をする人であれば、取引回数が増えるため、メリットと言えるでしょう。

またシステムの強さも人気の理由です。FX取引は、狙ったタイミングでボタンを押しても多少のズレがあります。SBI FXトレードはこのズレが少なく、このことを指して「約定力がある」と人気があるのです。

SBI FXトレード

満足度
full star
full star
full star
full star
half star
4.2
スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 豪ドル/円
0.09銭 0.49銭 0.99銭 0.69銭
取引単価 通貨ペア数
1通貨 34

【まとめ】

FXのやり方に関しては至ってシンプルで、「ロング(買い)」か「ショート(売り)」この2択しか存在していません。

「レバレッジ」「スプレッド」「スワップ」「利確、損切り」、最低限ここに上げたもののみを識として覚えておくことで取引はできるようになります。

ここまで覚えたら立派にトレーダーの仲間入りです。まだまだ沢山の専門用語が存在しますが、少しずつ覚えながらトレードをしていくことでコツコツ成果を上げていけるようになるはずです。

この記事で紹介したFXサービス
●株式会社FXブロードネット「FXブロードネット」
●SBIグループ「SBI FXトレード」

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