この記事のアドバイザ
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ FXの利益を増やしたい!
- ✔ 勝率をあげるには何が必要?
- ✔ 「頭と尻尾はくれてやれ」の意味は?
投資の世界には、「頭と尻尾はくれてやれ」という格言がありますいろんな格言がありますが、この格言はこれからFXを始める人におすすめの言葉です。
ここでは、「頭と尻尾はくれてやれ」の格言の意味やFX取引で大事なこと、おすすめのFX会社などについて紹介していきます。
FXの勝率を少しでも上げたい人や、トレードの時についつい欲が出すぎてしまう人は必見です。
「頭と尻尾はくれてやれ」の意味
FX投資をしていると「頭と尻尾はくれてやれ」という格言を聞くことがあります。これはシンプルに言うと「欲を出しすぎるな」という意味の格言であり、FXで継続的に利益を出すためにとても重要なことを教えてくれている言葉です。
「頭」は天井、「尻尾」は底値
FXの理想形は「底で買って天井で売ること」です。これが可能であれば、利益を最大化することができます。
しかし、これは想像以上に難しく、これが完全にできるFXトレーダーはいません。
ここで言う「頭」とは相場の最高値のこと、つまり「天井」を指します。そして、「尻尾」とは最安値、「底」のことを指します。
上記画像の緑色の丸で囲んだ場所で注文~決済ができれば、いわゆる底で買って天井で売ることができるわけです。
しかし、現実的にそれはかなり難易度が高いので、黄色の丸で囲んだ部分だけの利益を確実に取れればOKという考え方です。これが「頭と尻尾はくれてやれ」という格言の意味です。
利益をきっちり全て取ることは不可能なのか?
欲を出しすぎると良いことはない
この格言は、欲は出しすぎず腹八分で取引をしていきなさいということを言っています。「もっと利益を伸ばしたい、もう少し上がってから利確しよう」など、FXをしていると、どうしても天井や底を狙って取引をしがちです。
誰でも多くの利益を稼ぎたいので当たり前の感情ではありますが、天井や底を狙いすぎることで逆に損をすることもありますし、ずっと相場を見続けていなければなりません。仮に失敗した場合は大きなストレスにもなり、冷静さを失う原因にもなります。
FXは大きく利益を狙うと失敗しやすい?
元 証券会社勤務|山下耕太郎
取れる可能性が高い部分だけ取りに行くことが大切
FX取引では、1回で大きな利益を狙うと失敗しやすくなります。ポジションも大きくなってしまうので、含み損になった場合に冷静な判断ができなくなってしまうからです。きちんとルールを決めて、ルール通りに取引することが大事です。そのためには、平常心を保てると取引サイズを守りましょう。
まずは、小さくても確実に利益を積み重ねていくべきです。いずれ自分の取引が安定してくると、自信をもてるようになり取引サイズを上げることができます。そして、取れる可能性が高い部分だけを取りに行くことが大切です。最初は無理をしないようにしましょう。
FXでは冷静な取引が大事
FXにおいては、余裕を持った取引をすることが重要です。負けが増えてくると、冷静な取引ができなくなってしまい、結果としてマイナスを増やしてしまうという例は多くあります。
常に冷静で、勝率の高い取引をするためにも、心の余裕が大切です
「天井と底はとらなくていい」という余裕が大事
「頭と尻尾はくれてやれ」という格言の意味するとおり、天井や底を狙いすぎず、「仮に利確したあとに相場が上昇してもしょうがいない」と諦めの気持ち・余裕を持って取引することがすごく大事です。
多少利益が少なくなることは最初から折り込み済みで考えておくことで、焦りも生まれず、安定した取引ができるようになります。
「名人は天井売らず、底買わず」
これは、どんな凄腕のプロトレーダーであっても天井から底まですべてをとることはできないことを意味する格言です。
利益獲得のチャンスを100%取りきる事はプロでも難しいので、「天井」や「底」を強く意識しすぎないようにしましょう。
FXで負けないポイント
FXで安定して勝つ・利益を出していくには冷静な取引が不可欠です。感情的な取引になってしまうと勝つどころか大きな損失を負ってしまう可能性があります。
その他にも、負けを少なくするためのポイントを見ていきましょう。
利確・損切りルール
冷静な取引をするために利確・損切りルールを決めることは非常に重要です。「◯◯円で利確・損切り」「△△pipsで利確・損切り」など、事前にルールを決めておきましょう。そうすることで、感情に左右されない安定した取引ができるようになります。
また、天井と底を気にせず取引をしていくことが可能になります。
相場分析を徹底する
取引をする際は、必ず相場分析をしたうえで売買するようにしましょう。テクニカル分析やファンダメンタルズ分析など、相場分析を適切におこなうことで勝てる可能性が高くなります。
自分でラインを引いたり相場分析をするのが難しいと考えている人は、FX業者の提供している分析ツールを使いましょう。過去のチャート傾向から、未来を予測してくれる便利なツールですので、参考にしてみるのも良いかもしれません。
- FX会社提供の便利な分析ツール
- ✔ ぴたんこテクニカル:「外為どっとコム」
- ✔ さきよみLIONチャート:「ヒロセ通商 LION FX」
- ✔ みらいチャート:「セントラル短資FX」
- ✔ 未来予測チャート:「JFX」
複数のFX会社を使って情報を仕入れるのも◎
基本的にFX会社で口座を作る時は、手数料や維持費などはかかりません。そして、上記で紹介したようにFX各社は便利な分析ツールの提供や、ニュース配信をおこなっています。
FXは情報をたくさん持っている人ほど有利と言われています。
複数のFX口座を使うとどうなるか
元 証券会社勤務|山下耕太郎
複数のFX会社からの情報を仕入れると分析の精度も増す
相場分析のためには、複数のFX口座を利用するようにしましょう。それぞれ、チャートの種類が豊富、ニュース量が多いなど特徴があります。情報は多ければ多いほど分析の精度はあがります。ほとんどのトレーダーは複数の口座を持っています。発注とチャート確認でFX会社を使い分けるのもオススメです。基本的にFX口座を作る時は、手数料などの費用はかかりません。また、キャッシュバックなどのキャンペーンを行っているFX会社もあります。最初はデモ口座を試してみてもいいでしょう。複数のFX会社を使いこなし、勝てるトレーダーを目指すようにしてください。
初心者におすすめのFX会社
ここでは、これからFXを始める人におすすめのFX会社を紹介します。どこのFX会社を使えばいいか分からない場合は、まずは以下の基準で選んでみてください。
おすすめ【1】DMM FX
「DMM FX(PR)」は全20通貨ペアを取り扱い、最狭水準スプレッドで提供しているため取引コストが安くすみます。
独自のポイントサービスがあり、新規取引に応じてポイントが付与され、貯まったポイントは1ポイント=1円として現金に交換ができます。ゴールド・シルバー・ブロンズの3つのポイントランクが用意されており、最大3倍のポイントを獲得できます。
バランスの取れた総合力の高いFX会社
総じて言うと、非常にバランスの取れた安定感のあるFX会社です。取引ツールも初心者でもわかりやすいシンプルデザインで、スマホアプリは直感的な操作が可能です。
また、急を要する際もすぐに入金ができるクイック入金サービスは、約380の金融機関に対応しており手数料も無料で24時間リアルタイム反映となっています。
わからないことがあればLINEでも問い合わせができるなど、非常に使い勝手の良いFX会社です。
まず使い勝手の面で、スマホがとてもいい。PCメインで利用しているが申し分ない。コスト面ですが、スプレッドが原則固定で、非常に狭く設定されてる印象。コストメリットあると判断しました。さらにキャッシュバックキャンペーンがあったことは入るハードルを下げた
おすすめ【2】FXブロードネット
FXブロードネットは、米ドル円0.2銭、豪ドル円0.6銭、ユーロ米ドル0.3pipsなど、低スプレッドで取引コストを小さく抑えることができます。
1,000通貨単位から取引ができるため、5,000円程度の資金で取引を開始することも可能です。
忙しい人向けの自動売買がおすすめ
忙しい時でも自動で売買を繰り返してくれる「トラッキングトレード」が人気で、サラリーマンや主婦トレーダーにとっては非常に有利なトレードが可能です。
こちらも新規口座開設時に「最大20,000円キャッシュバック」のキャンペーンを使うことができます。
FXブロードネット
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.5銭 | 0.6銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 24 |
スプレッドが業界最強水準なので、短期売買の人にも向いています。それだけでなく、自動売買の「トラッキングトレード」があるので、寝てる時間でも忙しい時間でもルール通りに取引をしてくれます。非常に便利なシステムだと思います。
【まとめ】欲は出しすぎずに情報収集を念入りに
「頭と尻尾はくれてやれ」という格言は覚えておきましょう。ついつい欲が出たときや狙い過ぎの際に、自分にブレーキをかけれる言葉です。
他にもたくさんの格言がありますので、自分に響くものを把握しておき、投資戦略の参考にしましょう。
- この記事で紹介したFX会社
- ■DMM.com証券「DMM FX(PR)」
- ■株式会社FXブロードネット「FXブロードネット」
元 証券会社勤務|山下耕太郎
頭から尻尾までを取り切るのは至難の業
「安値で買い、高値で売る」というのは「勝率100%」と同じぐらいほぼ不可能だといえます。「頭と尻尾はくれてやれ」というのは、そういった不可能な取引を狙うことを戒める言葉です。天井や底を狙いすぎると、相場を当てることばかりに意識がいってしまい、冷静な判断ができなくなってしまいます。
「底」だと思って買ったものが下がった場合、本来なら損切りをすべきですが、間違いを認めたくないので、さらにナンピン買いをして傷口を広げてしまうことにもなりかねません。FX取引では気持ちに余裕を持つことが大事です。事前に損切りと利食いのルールを決めて、安定的な取引をしていくようにしましょう。