この記事のアドバイザ
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ 毎月の生活費がもう少し欲しい!
- ✔ 専業主婦って大変…お小遣いがあれば…
- ✔ みんなが実践してる節約術や副業は?
専業主婦の場合には、自分自身に収入がありませんので、夫の収入でやりくりをしなければいけませんね。
夫の収入によって、貯金に回せる金額はそれぞれの過程で異なってくると思いますが、何かあった時のために、月収の3~6カ月分ぐらいのお金は準備しておくのが理想です。これは、月収の15%程度を貯金していくことで、3年ほどで達成ができます。
では、月収の15%を貯金していくためには、どうしたらよいのでしょうか?
そこで今回は、専業主婦の生活費事情から、お金を貯めるための方法、節約の方法などについて解説をしていきます。
専業主婦の生活費事情について
専業主婦は、夫の収入で生活費をやりくりする必要があるのですが、家計の管理を行っているのが夫なのか、妻なのかによって、生活費事情が異なってきます。
夫が家計管理を行っている
家計の管理を夫が行っている場合には、毎月一定額の生活費を妻に渡すという形になることが多いようです。この場合、妻は決められた生活費の範囲でやりくりをする必要があります。
しかし、家計の管理は夫が行いますので、妻は家計の管理をする手間が省けるというメリットがあります。
妻が家計管理を行っている
妻が家計管理を行っている場合には、毎月の夫の収入からお金を貯めるために、家計全般を管理しやりくりをする必要があります。
自分自身で家計の采配をすることができますので、貯金もどれくらいなのかわかりますし、自分のお小遣いの捻出も可能となりますね。
- 口コミ体験談:20代女性主婦
- ✔ ウチの旦那はお金の管理をまったくできない人なので、生活費のやりくりは全て私の管理です。毎月のお小遣いを3万円だけ渡して、その中でやりくりしてもらってます。でも、特にストレスなくやってるみたいですよ。
夫から生活費をもらっている家庭の問題点
夫が家計を管理している家庭の問題点は、妻は生活費のみを受け取っており、家庭の貯金額はおろか、夫の収入がいくらなのか知らないという状況になっていることが多いことです。
このような場合、不意の大きな出費などがあると、妻は大きな不安を抱えることになってしまいますね。
家庭は2人でつくるものですから、2人で話し合って家計の状況はオープンにしておくのがルールでしょう。これは、妻が家計を管理している場合も同じ事が言えます。
貯金に回すお金はあらかじめ決めておこう
冒頭にもお伝えしたように、何かあった時のために、月収の3~6カ月分ぐらいのお金は準備しておくのが理想です。
今現在、貯金がほとんどできていない家庭の場合には、そんなにお金が貯められるのかと思われるかもしれませんが、1年で貯めなければならないというわけではありません。コツコツと毎月貯めていくことが肝心なのです。
いくら貯めるのかという目標設定をして、そこから逆算した毎月の貯金額を目指しましょう。
貯金するお金はあらかじめ強制的に差し引く
お金が貯まらないといった家庭では、余ったら貯金しようとしていることが多くあります。しかし、手元にお金があると安心してしまい、つい使い過ぎてしまうことになってしまいます。
そこで有効な方法は、貯金するお金は、あらかじめ差し引いておくことです。
自動引き落としが効果的
月収の15%を目安に、積立貯金などを利用して、お金を貯めていきましょう。
積立貯金をしていくときには、給料の振込口座から、自動的に積み立てられる仕組みを作っておくことが大切です。
意思が弱い人は強制的な方法で貯める
意思が弱い人は、強制的に給料から差し引かれる財形貯蓄などを利用するのも良いですね。財形貯蓄であれば、夫の会社で手続きしなければ、貯金を下ろすことができませんので、妻が簡単に手続きをすることができません。
使える制度を探してみる
また、財形貯蓄の制度がない場合には、個人年金保険や、子供がいる場合には学資保険などを利用するのもひとつの方法です。
ただし、保険を利用する場合には、途中解約をすると、元本割れをする可能性もありますので、注意も必要です。
今すぐできるお金を貯める方法5選
あらかじめ給料から貯金をしていくことで、余ったお金で家計をやりくりしなければなりませんね。これまで貯金をしてこなかった家庭にとっては、なかなか厳しいことでしょう。
そこで、効果的で今すぐできる節約術・貯金術をご紹介していきます。
お金の貯め方【1】固定費を見直す
固定費は、毎月必ず支出される費用のことです。家賃や住宅ローンなどの住居費・携帯電話代・インターネットなどの通信費・生命保険料、また新聞代や美容院代なども固定費に含まれます。
食費や光熱費などの節約はもちろん行っていくことが肝心ですが、こうした固定費を見直すことで、大きな節約が可能となります。
とにかく削減できるものを探す!
たとえば、生命保険などを安い掛け捨てのものにすることで、保険料を安くすることもできますし、新聞などはインターネットで情報を得ることもできますね。
美容院代などは、地域の一番安いところに変えるということもできるでしょう。携帯電話などは、格安スマホに変更することで、かなりの節約ができるようにもなります。
こうした固定費は、今までの概念にとらわれずにひとつずつ見直していくと、大きな節約ができますので、ぜひ実行してみましょう。
支出を節約するなら、まず何に着目するべきですか?
お金の貯め方【2】クレジットカードは1枚に絞る
クレジットカードでの買い物は、金銭感覚を鈍らせてしまいますので、できるだけ利用は避けるのが良いのですが、クレジットカードのポイントを貯めることで、節約をしているという方もいるでしょう。
ポイントを効果的に貯めるのであれば、クレジットカードは1枚に絞るのがおすすめです。
複数枚のクレジットカードでは、それぞれにポイントが貯まるので、使えないままポイント失効といった可能性もあります。しかし、1枚に絞ることで、ポイントを有効に貯めていくことが可能ですね。
お金の貯め方【3】ふるさと納税で節税をする
専業主婦にとって、節税は無縁に感じるかもしれませんが、夫の所得税を減らすことは可能です。そこでおすすめなのは、ふるさと納税です。
ふるさと納税とは、地方自治体へ寄付金を送り、そのお礼として特産物を受け取れるもので、寄付した金額は、その年の所得税から還付されることになります。その上、住民税の控除も受けられますので、とてもお得な減税方法です。
気になる方は、ふるさと納税サイトなどをよく調べて、利用してみると良いでしょう。
お金の貯め方【4】ポイントサイトでお小遣い稼ぎ
ここ最近になって主婦の間で流行っているのが「ポイントサイトでのお小遣い稼ぎ」です。PCを立ち上げずともスマホ1つで空き時間にできるので、非常に効率よくお小遣いを稼ぐ事ができます。
例えば業界大手の「げん玉」には1,000万人を超える会員がいて、ゲームやアンケートへの参加することでポイントをどんどん貯めることができます。貯まったポイントは現金や電子マネーに交換
することができるので、利用しやすいサービスへ交換して使いましょう。
クレジットカードの新規発行でポイント獲得、友達を招待することでポイント獲得、今日すぐ稼ぎたいという人のニーズも満たせる、非常に便利なサービスです。お小遣いを増やしたい主婦の人は、活用してみてはいかがでしょうか。
お金の貯め方【5】短時間でできる副業(FXなど)をする
お金を増やすための方法は、支出を減らす以外にも、収入を増やすという方法を検討しましょう。多くのサラリーマンや主婦は、副業をして月に数万円のお小遣いを稼いでいます。
いわゆる労働に分類される副業は、時間と体力が必要で、本業や日常生活に支障が出るケースも多いので、あまりオススメはしません。多くの人がやっているのが、クラウドソーシングやFXなど、時間場所を問わずにスマホでできる副業です。
- FX投資のメリット
- ✔ 初心者でも少額で始められる
- ✔ 平日24時間いつでもできる
- ✔ 仕事中や睡眠中でも自動で動かせる
- ✔ 自分で投資金額をコントロールできる
FXのメリットは、5,000円前後の少額で始められて、24時間いつでもできる点です。初心者向けFX副業について、以下の記事でも紹介していますので参考にしてみてください。
FXは主婦と両立できますか?
ファイナンシャルプランナー|鼻崎敏文
FXで夫より稼ぐ専業主婦の方もいる
FXの黎明期に専業主婦の方が億単位の利益を達成したことが話題になりました。当時とはレバレッジなどの環境が変化していますので、少額のお金から億単位の利益を上げることは今となっては難しくはなっています。しかし、自己管理ができ、計画的で、日中の時間を有効的に利用できるのであればトータル利益を得ることは十分に可能です。
また、書籍等において専業主婦トレーダーが多く実績をあげている例も紹介されています。利益を得て忘れてはいけないのが税金の問題です。FXの利益は雑所得に該当します。専業主婦の場合、多くの人は夫の扶養に入っているので注意が必要となります。
【まとめ】専業主婦だからこそ家計の管理を徹底しよう
いかがでしたか?まず、家計の管理については、夫婦それぞれが分かるようにオープンな状態にしておきましょう。こうすることで、お互いに協力し合う体制が整います。
また、貯金をしていくためには、ある程度の節約も必要となります。効果的な節約をするには、さまざまな方法がありますので、ぜひ参考にして実践してみてください。
そして、毎月最低でも収入の15%程度の貯金をしていき、まずは、何かあった時の資金を確保しておきましょう。安心して暮らせる家計づくりを目指して、頑張っていってくださいね。
投資は始めた方がよいでしょうか?
ファイナンシャルプランナー|鼻崎敏文
無理のない範囲で投資を検討するのもひとつの手
人生90年から100年へ移行しつつある日本社会においては、ライフプラン設計の必要性が益々上昇しています。一つの会社に永く勤め、年齢とともに賃金は上昇し、退職金をもらい、定年後は手厚い年金生活をおくるといったライフプランは過去のものとなりつつあり、パラダイムシフトは加速的に進んでいます。
一部の会社以外は、賃金の上昇に移行してないのが現状です。そこで無理のない範囲で投資を検討するのも一つの案かもしれません。投資といって色々なものがあります。とくに若年層には時間を味方にできますので時間をかけて行うものや短時間でも結果が出るものなど選択肢は広がります。検討の結果、実行しなくてもその知識は自分のものになります。実は最大のリスクはなにも考えないことなのです。
ファイナンシャルプランナー|鼻崎敏文
固定費は一度見直すと効果が継続する
固定費とは利用頻度などの増減にかかわらず一定の金額を支出する費用のことをいいます。具体的には、家賃や定額のスマホ料金などが該当します。家計簿診断などにおいて、定額のお小遣いであったり生命保険契約など見直すことが改善策であると指摘されているのを見たことがある人も多いと思います。
従来であれば家賃に関しては、減額したりまた転居したりすることはなかなか難しいことでしたが、人口減少等の影響で、住んでる場所によっては家賃交渉したり引っ越しをしてもその効果はあり、減額できるのであれば非常に有効的な項目になります。これら固定費の見直し効果は時間の経過とともにさらに実感することができます。