この記事のアドバイザ
目次
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ 勝ち組FXトレーダーの手法を知りたい!
- ✔ 勝てている人は何を心がけているの?
- ✔ 使いやすいFX会社と着目するポイントは?
FXで勝つために大切なことは、そのたくさんの情報を精査して、何がじぶんに合っている方法を探し出すことです。しかし、それは膨大な時間がかかります。
ここでひとつ、おすすめなのが勝ち組トレーダーから”生の声”を聞くことをおすすめします。これをすることで勝ちへと一歩近づきます。
今回は、フリーランスをしつつFXで稼いでいるバリバリの現役トレーダーに、手法や考え方を伺いました。役に立つ情報が盛りだくさんのため、ぜひ参考にしてみてください。
FXの稼ぎが給与所得を超えた凄腕トレーダー
こんにちは、フリーランスの児山です。一応、ここ数年間は投資収益が給料所得を上回っているので、専業投資家とも言えるかもしれません。
現在は、株式と仮想通貨への投資を中心に投資を行いながら、Webコンサルティングとしてサイト運営や記事執筆を行う日々を送っています。
様々な投資を行っていますが、FX歴は10年と一番長く知識がありますので、私のFXトレードに関して紹介したいと思います。
- 児山さんのプロフィール
■名前:児山 将
■性別:男性
■年齢:31歳
■都道府県:東京都
■職業:フリーランス
■年収:600万円(投資以外)
■家族構成:独身
■FX歴:10年
■投資総額:10万円程度
■TOTAL損益:300万円程度
利用しているFX会社は機能や情報量で選ぶ
ここで私が利用しているFX会社を紹介します。私がFXの会社選びで重視しているのが機能面や情報の多さです。
トレードをするとなると、チャート分析をすると思います。分析をする際にあらゆる情報をすぐ取得できるかが重要なのです。単にひとつの情報ではなく、複数の情報をもって自身で判断する。この手助けとなるFX会社を選びましょう。
利用口座1:GMOクリック証券
私は『GMOクリック証券FXネオ』をメイン口座としています。理由は、主要通貨のスプレッドが狭いこと、株式やCFDなどの他の口座間の資金移動ができることの2つです。
私の場合、午前中はほぼ株式取引を行い、夕方からFXや仮想通貨やCFDの取引を行います。通常、それぞれの口座で資金を移動できませんが、GMOクリック証券は1社で多数の金融商品を提供しており、口座間の資金移動がほぼ24時間いつでも可能なのです。
これは資金効率という意味で非常に便利です。また、ブラウザに為替や日経平均などのレートを表示することができる「FX TOOLBER」が便利なツールとして利用しています。
GMOクリック証券FXネオを評価している点
FXネオはスマホアプリが使いやすくなっています。2018年秋にリリースされた新しいアプリ「GMOクリックFXneo」は、これまでのFX取引アプリになかった機能「分割チャート」を導入。
これまで4画面4通貨ペアの表示しかできなかったチャートをスライド表示することにより、最大16種類のチャートをサクサクと閲覧することが可能となりました。
これにより、相場の急変時に通貨ペアの切り替えを行う手間が大幅に減少し、よりスピーディーな取引ができるようになりました。
GMOクリック証券
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 20 |
※スプレッドは原則固定(例外あり)です
利用口座2:外為どっとコム
外為どっとコムは国内でも老舗のFX会社です。基本的にスプレッド、スワップポイント、情報、取引ツール、顧客サポートなど全てにおいて基準が高く、大きな不満がありません。
なかでも情報力は群を抜いており、他社にある情報のほとんどが外為どっとコムでも得られるのではないでしょうか。ニュース配信は3ベンダーあり、毎日5本以上のレポートに10人もの解説者がいる動画番組や、雇用統計などのイベントごとに特集も組まれています。
これから為替相場がどうなるのか情報収集をしようと思ったら、外為どっとコムを使うようにしています。
外為どっとコムを評価している点
情報量が豊富な同社で、他社にはない情報として、個人投資家のポジション及び注文状況の閲覧機能が挙げられます。
【個人投資家の投資状況】
・外為注文情報:価格帯ごとの注文量を掲載(売り、買い、指値、逆指値)
・売買比率情報:1時間ごとに売り買い別新規・決済注文の比率を掲載
・ポジション比率情報:日々のポジションの売り買い比率を掲載
※これらの情報はほぼ全ての通貨ペアの閲覧が可能
これらの情報から、相場の節目を見つけて、取引の参考としています。
※ロシアルーブル/円のみ10,000通貨
FXと出会った経緯は就職活動がきっかけ
私がFXを始めたきっかけは、大学3年生が終わる就職活動を行っている時期でした。証券会社に興味を持っていた私は、実際に投資を行ってみようと思い、まずは雑誌を買い情報収集を行いました。
様々な投資があるなか、最初はやはり株式投資だと思い口座開設をし、銘柄を選んでいました。しかし、株式投資を行うには資金力が必要です。当時、良いなと思った銘柄はユニクロを運営するファーストリテイリング(当時はなんと9,000円台)でしたが、学生には手が出る値段ではありませんでした。
そこで、投資資金が数万円で平日は24時間取引を行うことができるFXに興味を持ち、口座開設を行いました。
ビギナーズラックの後に大損を経験
早速口座に入金した私は、米ドル円を買ってみました。そして一晩寝て起きると、2,000円の利益が出ていました。
クリック一つでお金を稼げたことに驚いた私は、いろいろな通貨をたくさん保有しました。すると、瞬く間に何万円もの利益となりました。
勢いづいた私はさらに買いを増やしたところ、わずかな価格変動で損失となりみるみるうちに拡大。投資を始めたばかりの私に損切りを行うことはできず、あっという間に口座資金の半分を失ってしまいました。
FXの投資資金はお小遣い程度にする
FXを始めるための投資資金は、初心者であれば、月のお小遣い程度の最低限にしておくことが良いと思います。
自身の月収を一つの目安として、安定して利益を出せるようになってから、それ以上の額で投資を行うと良いと思います。
初心者時代は10万円~50万円でした
私がFXを始めたころは、10万円から50万円程度で取引を行っていました。
しかし、今になって思うと、まず最初はデモトレードを経験し、投資を始めて半年間くらいは、5万円程度の最低限の資金で行うことが良いかと思います。
相場に応じて資金を変動させる
現在は50万円から500万円程度の範囲で、柔軟に投資資金を変動させています。株式市場、為替市場、仮想通貨、商品など、その時々に応じて利益を得やすいと思う市場に資金を投じるようにしています。
利益目標は相場次第となるため、決めておりません。無理をしないことが大切だと思います。
そして、利益が出たら定期的に引き出すようにしております。よほど自信がない限り、月末には利益分を引き出し、月初には口座資金をリセットしてスタートするようにしています。
現在の取引スタイルは裁量トレード
FXのトレードは、裁量トレードで行っています。フリーランスであり、専業トレーダーということもあり、平日のほぼ全ての時間がトレード時間となります。
ただし、24時間相場を見ていると、最後には疲れてしまい利益を減らすことが多いため、メリハリをつけるようにしています。
- 生活サイクル
8時:起床 録画のモーニングサテライトを見ながら昨夜の振り返りと個別銘柄の予想
9時:主に日本株の売買。相場が動けば、FXや仮想通貨も取引
15時:日本株式市場が終了
16時:FX取引を開始、相場が動かなければフリーランスの仕事
19時:晩ご飯や投資家との交流会
22時:NY市場の開始で、日経225や原油、FX、仮想通貨の取引
翌2時:就寝
情報収集を複数用意する
主に、ファンダメンタルズの情報収集を中心に時間とお金を掛けるようにしています。
有料情報や投資家との交流会に、月に4万円以上は費やしています。ただし、これは確定申告の際に経費として計上できるため、領収書は必ず取っておくようにします。
- 情報収集先
テレビ番組:モーニングサテライト、ワールドビジネスサテライト※WODに登録
FX会社の情報:ニュース速報、識者のレポートやイベント特集など
有料情報:メールマガジンや投資家との交流会
LINE:投資家グループでの情報交換
取引する通貨ペアはそのとき旬なもの
米ドル円、ユーロ米ドルを中心に、その時々の旬の通貨を取引するようにしています。
FXでは、一番売られている通貨と買われている通貨を取引することが利益になります。そのため、時には英ポンドNZドルというようなマイナー通貨の取引も行います。
ちなみに、マイナー通貨の取引することがあり、そのときは『ヒロセ通商LION FX』を利用してます。ヒロセ通商は豊富な50種類の通貨ペアを用意しており、開設していて損はありません。
勝てるようになるまで3年かかった
FXを始めて安定的に勝てるようになるまでは約3年掛かりました。これは他の人よりも長いと思います。きっかけは「自身の取引をきちんと見直す」ことでした。
毎月大して負けていないのに口座資金は増えない。あまり見たくない自身の取引履歴を見直したところ、損失を出した理由が明確に判明しました。
- 損失となっていた理由
- ✔ ポジションを保有したまま損切りを入れない
- ✔ 取引回数が多過ぎる
ひとつは、ポジションを保有したまま放置したり寝てしまったりで、気が付いたときには大損。私に限らず、このパターンは非常に多いのではないでしょうか。
もうひとつは、取引回数が多すぎたために、取引コストで負けていたことでした。口座には20~30万円しか入っていないのに、月間取引高は2000万通貨を越えており、取引コストで40万円以上支払っていたことが分かりました。
次の月に取引を厳選したところ、直ぐに利益となりました。そして、以降8ヵ月連続プラスの収支となり、FXで勝てるキッカケとなったのです。FXで負けている原因は、トレード手法や分析以外にもこういった意外な原因があるのです。
FXの勉強方法は投資家とのコミュニケーション
日々、様残なところから多くの情報収集をしていますが、一番重要な点はトレード仲間をつくることだと思います。投資はお金の増減があり、気づかずに精神的に負担が掛かっているかと思います。
ひとりで黙々と取引を行うことは辛いと思いますが、同じ相場の話や悩みを共有できる仲間がいれば全く違ったものになります。
実際に、私がFXで利益を上げられるようになった時期の少し前に、投資仲間が増えました。家族に投資の話をしづらい人は多いと思いますので、ツイッターでもオフ会でもなんでも良いので、仲間を見つけると良いと思います。
6ヶ月くらいから勝てるように
今まで何百人もの投資家を見てきましたが、3つの期間があると思います。
- 投資における3つの期間
- 【~3カ月】 投資に関する知識やテクニックが不足している時期。なぜかビギナーズラックで稼げる人が多い。
- 【~6ヶ月】なんとなく自分が投資に向いているか、好きかどうか分かる時期。
- 【6ヶ月~】大体投資を始めて半年で、まじめに勉強を行う人、自動売買をする人、投資をやめる人に分かれる
私の場合は、まずビギナーズラックを経験した後に大損。そこからまじめに勉強をし、何となくFXというものが分かってきました。3ヶ月も経つと自分なりの売買手法がいくつかできあがり、成功体験ができます。
私の場合は、FXを始めて半年後にドバイショックという暴落が発生し、米ドル円は90円台半ばから84円台まで暴落しました。この時は、ニュースの見方やトレードの方法が身についていたために、当時としては大きな利益を上げることができました。
勝つための手法は相場のシナリオ構築
FXで利益を出すには様々な方法があると思いますが、私の場合はきちんと情報分析を行い、納得してから取引を行うようにしていることです。
ファンダメンタルズの分析に注力
ファンダメンタルズは一見難しそうですが、テクニカル分析よりも確実性が高く息の長い手法だと考えています。例えば、アベノミクスにより、円安政策が行われれば、米ドル円は上昇します。
いくらトランプ大統領が当選すると経済が崩壊すると言われていても、大規模な減税やインフラ投資が行われれば、米国経済は良くなり米ドルの価値は上がります。
これらは、投資を行っていない人でも回答できるような難しくない問題だと思います。
主にそういった「確実性の高い時期と方向へ投資」を行うことが、無理なく勝てる方法ではないでしょうか。
- 参考にしている指標など
- ・各国の金融政策と方針
- ・インフレ率
- ・住宅関連指標
- ・GDPや消費者動向
特に金融政策は急激に変更する可能性は極めて低いため、各国が通貨安・通貨高どちらの政策を取るのかを知ることが大切です。
ファイナンシャルプランナー|村上敬
どのような経済指標に注目すればよいか
自分の取引している通貨の国で行われる指標発表などは、確実に押さえておきたいところです。具体的に言うと、中央銀行の発表や、GDP・雇用に関しての発表などです。
これらの結果が相場にどう影響するかは、実際には蓋を開けてみないことには分かりません。最初のうちは「●時に重要イベントがある」くらいで構いません。上がるか下がるか解らない場合には、指標発表の前にポジションを整理しておくのも良いでしょう。各FX会社のニュース情報などを参考にして、無理のないトレードをしましょう。
収益目標は経済の状況による
現在は、株式取引がメインであるものの、経済政策の転換点に資金を投じると、1ヶ月で投資資金が50%以上増やせる可能性もあります。
毎月5~10万円程度の損失は許容しており、こういった時期に50~100万円程度の利益を上げることを目標としています。ただ、あくまで相場次第なので「いくらの利益」など明確には決めないようにしています。
逆指標を見つけることが重要
ストラテジストと呼ばれる人の中には、必ずといってよいほど、予想の逆に相場が動く人がいます。そういった人は逆指標と言われるのですが、その逆のトレードをすることで利益を出す手法です。
私は株式取引とFX、日経平均、NYダウそれぞれに逆指標の人を見つけ、その人のレポートにはわざざわお金を支払っているほどです。月々数千円ほどですが、驚くほど逆に動くために、十分に利益を出すことができすのです。
「当たり屋につけ」という上手な人に便乗する方法がありますが、その逆もまた有効な手法となるのです。
FXと出会ってからの生活は意識が変わった
学生の時にFXを始めたため、政治経済に関するニュースの知識と理解力は劇的に上がりました。テレビで放送されている難しそうな金融政策などは全て理解できたために、就職活動時に非常に有利に働いたと思われます。
また、日々膨大なニュースを追って取引の判断をしていることは、仕事において大きなプラスになりました。迅速な判断や正確な答えを見出す力が付いたに違いないと思っています。
時間を買うという意識
利益が出せるようになるまでは給料が減っていく一方で大変でしたが、収支が安定すると、経済的な余裕が出るようになりました。時間と費用を考えるようになり、タクシーでの移動なども、相場分析やトレードを落ち着いてできると考えて利用するようにしました。
住宅も、郊外に住むよりも職場や日々の移動を考え、都心に住むことにしました。ちなみに、偶然にも引っ越しに掛かる費用は、不動産屋さんで物件を決めるまでの3時間程度で稼ぐことができました。
これからFXを始めたい人に向けてのアドバイス
ここで実際に利益を出せるようになった私が、これからFXを始めたい人にアドバイスをさせていただきます。私がFXをするにあたり大切だと思うことは、「余裕を持つ」ということです。
もちろん、FXについて常日頃から試行錯誤することは良いだと思います。
しかし、毎日24時間チャートに張り付いていたり、常にポジションを持っていたりするのは避けましょう。
ときには振り返ることも大事であり、メリハリをつけることが大切です。
そのほか他の投資家とのコミュニケーションを大切にしたり、切羽詰まるような資金と投じないように注意しましょう。
アドバイス【1】余裕資金で行う
FXはお金が増えることも減ることもあります。投資経験のない人が損失を抱えると、精神的に辛くなるでしょう。取引ツールも様々な操作方法があり、慣れるのに時間が掛かります。最初はデモトレードから行うことをおすすめします。
もし実際のお金で始める場合は、必ずお小遣い程度の少額資金から始めてください。
数年掛けて貯めた貯金や退職金で始める人がいますが、絶対と言っていいほど上手くいきません。なぜなら、そのようなお金をリスク資産にすることは、資金管理ができないことを示すからです。
相場を見ると「今が絶好のチャンス」に見えることが多々あります。しかし、絶好のチャンスが意外にも年に何度も訪れます。まずは損をしないように少額からFXを始めてみましょう。
アドバイス【2】投資仲間をつくる
前述しましたが、投資仲間をつくり、日々話し合うことは大切です。私は毎日投資をしながら、銘柄や自身のトレードアイディアについてLINEで話し、考えを共有します。すると、自分よりも詳しい人がさらに良い銘柄を教えてくれたり、間違っていた場合は指摘してもらえたりします。
また、月に3,4回は投資家との交流の場を持つようにしています。
無料のセミナーに出かけたり、LINEの仲間と食事に行ったり気軽なものから、お金を払ってセミナーに参加し、新しい投資家仲間を探します。
投資家界隈は狭いので、意外とTwitterで有名な投資家さんやテレビに出ているような著名人に会って話をする機会が得られます。
ファイナンシャルプランナー|村上敬
いろいろな人の手法を試してみましょう
投資に関しての情報発信をしている人はたくさんいます。また、各FX会社や投資などでセミナー開催をしている所も多く、そうした情報交換の場に足を運ぶことで、非常に有益な情報を得ることができます。
投資家は孤独だと言われていたのはずっと前の話で、今は誰でも投資を始められる環境が整い、ネットを通じての情報交換も可能です。勝っている人の手法を取り入れてみると、新たな発見があるかもしれません。本を読んだり動画を見たりと合わせて、多くのテクニックを学びましょう。
アドバイス【3】メリハリをつける
FXトレーダーに多いのが、常に収益チャンスがあると思い、トレードを行ってしまう人がいます。常にポジションを保有していることから、ポジポジ病と呼ばれています。
こうなると、兼業トレーダーの人は大変です。仕事中も相場が気になり、頻繁にトイレに駆け込んで取引を行うトイレトレーダーとなります。結果的に、仕事も取引も疎かになり良いことは何もなくなります。取引頻度が多いと、取引コストもかさんでしまい、頑張って取引しているにもかかわらず利益が伸びづらいのです。
また、専業トレーダーでも、24時間ずっと相場を追い続けていると消耗してしまいます。相場は明日も明後日もありますので、メリハリを持ってトレードしましょう。
まとめ
今回は、FXで給与所得を上回る成果を出している児山さんにお話を伺いました。目的ごとに特化したFX会社を選び、情報の取得先も複数用意する。このような、抜け目のない環境構築をしているのですね。
また利益をあげられるようになったのは、自身のトレードを振り返ったとのことですが、意外にこれができていない人も多くいます。自身のトレードで何が悪いのか。「コストが多いのか、ポジションを放置してしまうのか」など、原因を洗い出してみましょう。
FXに取り組む際はメリハリをつけてください。具体的には、取り組む時間・利用する資金を明確化してトレードすることが重要です。余裕を持ち、自身が作った取引ルールを徹底しましょう。
今回紹介していただいたFX会社のその他の口コミ評判
今回紹介していただいた、『GMOクリック証券FXネオ』と、『外為どっとコム』は、FX会社の中では大手と呼べるほど利用者数の多い業者です。
今回の記事内で紹介したレビューだけでなく、多くの人の口コミ評判を参考にして、もしも「良さそう」と感じたら無料の口座開設を検討してみてください。
※スプレッドは原則固定(例外あり)です
『GMOクリック証券FXネオ』の特徴と口コミ評判
GMOクリック証券は、FX取引高世界トップクラスです。世の中には口座開設されているFX会社がたくさんありますが、このGMOクリック証券は取引高と、実際に利用されていることが実証されています。
トレードをする際に分析をすると思いますが、GMOクリック証券は全部で38種類のテクニカル指標を用意。画面は最大16画面で、分析の手助けになります。
私は本業があるため、トレードは基本的に外出中が多くなります。朝パソコンでチャートをチェックしてその日のトレード戦略を固めてしまいます。なので朝、素早くチャートを見られること、そして、スマートフォンの画面操作がしやすいことが大前提となります。過去3社と比べて、使い勝手、さらには通貨ペアの手数料の低さも加味して決めました。
人的なサポートはほとんどありませんが、その分ツールや機能は優れていると思いますので、サポートを必要としない方であれば、その他の面では最も優れている思います。またサポートが必要であれば、資金を分けて、他の会社さんとも取引をすればいいと思います。
とても操作がしやすいという印象でした。瞬時に注文、決済ができるのでとても便利だと思いました。また、クイック入金と呼ばれるインターネットバンキングを使えば、手数料がかからず無料で入金できるのも魅力的でした。
GMOクリック証券
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 20 |
『外為どっとコム』の特徴と口コミ評判
外為どっとコムはスワップ金利も高くスプレッドにも強い、総合力で評価の高いFX会社です。独自の分析ツールが豊富でトレードの役に立ちます。
そのほかFXの勉強ができるオンラインセミナーや、数多くのニュース配信・経済レポートがあるなど、コンテンツが充実しているのです。
正確な為替に関する情報をどれだけ提供してくれるかを重要視しました。他社の為替情報の量と見比べたり、インターネット検索で評判を調べると外為どっとコムが最も情報の質と量が高いと思ったので選びました。どれだけ、スプレッドの幅が狭くても正しい情報を提供してくれない会社は信頼できないと思いました。
外為どっとコムを使ってなにより良かったのは、情報の多さです。取引ツールからは見られませんが、ホームページ上にためになる情報が数多くあり、とても勉強になりました。セミナーなども常に実施していて、雇用統計時のリアルタイムセミナーは今でもかかさず見ています。
外為どっとコムさん独自の情報や分析はとても良いと思います。特に売買ポジション割合などを見れるのは外為どっとコムさんの特徴、長所だと思います。非常に重宝しております!!
ファイナンシャルプランナー|村上敬
初心者はまず損切りを覚えることから
新規の注文を入れることは誰にでもできますが、初心者のうちは負けを受け入れることがなかなかできないものです。「時間が経てば戻るはず」という思考は、FXにおいては愚の骨頂です。
FXの世界では、100戦して100勝できる人はいません。負けを受け入れる強さと、その負けをできるだけ最小限のダメージに抑える力を身に着けて、コツコツと利益を伸ばしていきましょう。