この記事のアドバイザ
目次
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ FXでもっともっと利益をあげたい!
- ✔ 専業のデイトレーダーとしてゴリゴリ稼ぎたい!
- ✔ 今より自由な時間とお金を手に入れたい!
今は仕事や家事の合間にコツコツとFXをやっている人で、こうした意識を持っている人もたくさんいる事でしょう。
ネット環境やスマホの普及もあり、FXを始める人はここ数年で急激に増えています。そして、FXでの稼ぎをメインの収入とする「専業デイトレーダー」も確実にその数を増やしています。
今回はプロのFXデイトレーダーとして生活している鈴木さんにお話を伺いました。専業のデイトレーダーとして生活するうえで、もっとも大切にしていることも含め、記事後半で紹介します。
実はデイトレーダーとして稼いでいる人は多い
- あなたの周りにも実はいる
- ✓サラリーマンをやめてデイトレーダーになった
- ✓家事の合間にFXをしていた主婦が、旦那さんの年収を超えた
- ✓学生デイトレーダーが月収100万円を超えて独立した
世の中にはこうした人達が想像以上にたくさんいます。もちろん、デイトレーダーの道に挑戦して失敗してしまう人もいますが、それはそれでまた別の仕事や生き方を探せば良いだけの話です。
自分の許容範囲を超えなければ、FXは怖くも何ともありません。そして、きちんと情報収集をして、ルールに則って取引をすれば、ギャンブルでもありません。パチンコや競馬や宝くじとは、フィールドそのものが違うのです。
デイトレーダー(day trading)の意味
株やFXで生活している人のことをデイトレーダーと呼ぶと勘違いしている人もいるようですが、本来は「DAY」なので、1日で取引を完結させるスタイルのことを指します。
FXの世界では、取引を数秒~数時間の短期でおこなう人もいれば、数日~数年ずっと保有する人もいます。一般的な認知では「FXを専業としている人」をデイトレーダーと呼ぶのが浸透しています。
FXの利益をあげることは難しくない
「自分もFXだけで生活できるかもしれない」
すでに日常生活の中でFXをやっている人の中には、そんな風に感じている人も多いことでしょう。そして、それは決して難しい話ではありません。理由としては、以下のようなものが考えられます。
- 誰でも専業トレーダーを目指せる理由
- ●チャートは人の意思により動いている
- ●手に入れた情報の数だけ勝率もあがる
- ●FXには何種類もの勝つ手法がある
- ●素人がやっても約50%の確率で勝てる
FXをギャンブルとして考えてしまっている人は、極論いつまで経っても勝ち組にはなれません。きちんとチャートを分析して、日常的に経済ニュースへのアンテナを張り、自分なりのルールを構築すれば、勝率はどんどん上がるのです。それがFXの世界です。
ただし勝ち続ける事が難しい
FXは、まったく相場を知らない素人がやったとしても、一定の確率で勝つ事ができます。しかし、それは1回の取引での話です。
取引回数や取引金額が増えてくると、素人が勝ち続けていくのは非常に難しいのです。それもそのはず、FXの世界で戦っているのは、世界中の投資家やバンカーなどです。
FXデイトレーダーの資金
FXのデイトレーダーになるための資金は、結論10万円でも構いません。利益を出すならば100万円や1,000万円が必要になります。しかしまずは、10万円でも利益を確実に出せるようになることが大切なのです。
始めのうちからデイトレーダーになろうと、大金を注ぎ込んでしまうと、すべて失ってしまう可能性があります。まずは少額でも良いので、安定して利益を出せるようになりましょう。
プロのFXデイトレーダー鈴木さんに話を聞きました
ここからは、本サイトの独自取材です。現役のプロトレーダーとして活躍する、東京都在住の鈴木さん(仮名)に話を伺いました。プロフィールは以下の通りです。
- 【鈴木さんプロフィール】
- 年齢:27歳(独身1人暮らし)
住まい:東京都内の1Rマンション
FX歴:5年
前職:システムエンジニア
- Q.デイトレーダーになる前の経歴は?
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A.ごく普通のIT系サラリーマンです
学生時代には、コンビニや飲食店や塾講師のアルバイトを経験しました。大学を卒業して、都内のIT系企業に就職しました。仕事にやりがいは感じていましたが、どうしても給与面での不満が大きかったというのが正直なところですね。
- Q.FXを始めたきっかけは?
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A.大学時代の友人に勧められました
大学在学中に、仲間内でパチンコや競馬が流行った時期があり、その時にFXも教えてもらいました。当時はお金がなかったので、あまりのめり込みませんでしたが、本気でやれば稼げるようになるのかな?という、ボンヤリとしたイメージはありました。
- Q.仕事を辞めるという決断をしたのは?
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A.本業の収入を超えたタイミングで決断しました
本やネットで勉強をしていたら、気づいた時には本業の給料を超える利益をあげられるようになっていました。元々あまり社交的な方ではないので、アフター5の時間はずっとFXをしてましたね。
安定した収益をあげられることが重要
FXは、まったくの未経験者でも、ウッカリ勝ててしまう世界です。しかし、専業のデイトレーダーとして生活するには、安定した収益をあげられるかどうかが非常に重要です。
1ヶ月だけという期間で見たら、給料を上回ることはあるかもしれません。鈴木さんの場合は、半年間ずっと本業と変わらない収支をあげられたことが自信となり、デイトレーダーという道に進むことができたと言って良いでしょう。
証券アナリスト|山崎隆平
FXを副業でやるなら無理なく本業と両立できるのが理想
確実に得られる収入があるということは、心に余裕を持つことが出来ます。この心の余裕は投資においてもプラスに働きます。仮に専業に移行した場合、これまで以上の心理的負荷から売買の判断を誤る可能性もあります。また、必ず利益を上げないといけないとの思いから無理な投資をし、大きな損害を出す可能性も否定できません。ほんの少しの判断ミスや心理的変化で損益すら変わってしまうのが投資です。またなにより、FXで得た経済の知識や為替の知識は本業でも必ず役に立つと思います。FXと本業の相乗効果で、人生の価値を上昇させるのがよいのではないでしょうか。
具体的なトレードについて
続いては鈴木さんの日常生活や、トレードについてです。デイトレーダーを生業とするからには、自己管理が大事なのは言うまでもありません。
頭では解っていても、実際に行動に移すのは難しいかもしれません。逆に言うと、その部分だけきちんと管理できるなら、デイトレーダーとして生活するのはそこまで難しくないとも取ることができます。
- Q.1日の生活リズムを教えてください
-
A.365日、7時起床の25時就寝です
基本的に365日変わりません。夜はどんなに遅くても1時には寝て、朝は7時に起きて相場をチェックした後にウォーキングとストレッチをします。健康な身体と精神状態は、FXの勝率に直結すると思ってるので。トレードの時間は、平均したら1日2時間くらいだと思いますよ。基本的には自動売買システムを回していますので。
- Q.どのような環境でFXをしていますか?
-
A.ノートパソコン1台かスマホのどちらかです
東京都内のワンルームマンションに住んでるので、基本的にはノートパソコン1台か、ベッドの上でスマホで取引するくらいです。PCでモニターは以前使ってましたが、必要ないので捨ててしまいました。最近は外出先からスマホでの確認・取引もしています。今は「DMM FX(PR)」と「外為オンライン」の口座をメインで使っていますが、スマホでもサクサク取引ができるので便利ですね。
- Q.現在の年収はどれぐらいですか?
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A.一般的な同世代より少し多いくらいだと思います
FX以外にも株式投資などをやっているので、諸々含めて同年代の年収より少し多いくらいだと思います。でも、安定しているわけではないので一概には言えないですね。でも、最初の頃に比べると月の収支も落ち着いてきています。
プロのトレーダーとして大切にしていること
仕事を辞めてデイトレーダーになること自体は、言ってしまえば誰でもできます。しかし、誰でも継続的に利益をあげられるほど、FXの世界は甘くありません。
鈴木さんがFXのプロトレーダーとして大切にしていることは、どんな点なのでしょうか。それは、ごく普通の当たり前のことでした。
- Q.デイトレーダーとして大切にしていることは?
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A.健康・勉強・安定の3つです
資金管理やリスク管理が大切なのは言うまでもありませんが、何より精神的な安定と健康を大切にしています。FXの世界は熱くなったら勝てないので、常に平常心でトレードできるようにしています。それに加えて、新鮮なニュースと最新のトレード情報を仕入れて勉強すること。これをサボると、時代に置いていかれて負け組になっちゃいますから(笑)
- Q.利益を出す方法を一言で言うとしたら?
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A.できるだけ勝負をしないことです
FXはギャンブルじゃないので、勝負という言葉はあまり好きじゃないんです。それと、僕はトレーダーの中でも、取引回数は圧倒的に少ない方だと思ってます。短期売買は苦手ですし、基本的には自動売買なので。つまり、チャートを見てるだけの時間が圧倒的に多くて、カチカチ取引はあまりしません。もともと勝負事には向いていないので、ゆるくのんびりFXをするスタイルで利益を出しています。
- Q.今から専業トレーダーを目指す人にアドバイスを
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A.まずお金の流れと価値を勉強することから
若い人にはもっとお金について勉強をして、どんどん投資家になって欲しいと思ってます。銀行にお金を眠らせている人を見ると、残念だなぁって思っちゃいます。貯蓄から投資の時代になってきていて、仮想通貨なんかも流行ってるので、金融の知識を持っている人が勝つ時代なのかなと。資産運用のノウハウは一生使えるので、始めるなら早い方が良いですね。今は少額で始められるので、多くの人にどんどんFXの世界に入ってきて欲しいです。
鈴木さんオススメのFX会社は?
もう1つ忘れてはいけないのは、きちんとしたFX会社を選ぶことです。プロトレーダーとして、自分の資金を預けるFX会社選びには、絶対に妥協してはいけません。プロが選ぶFX会社選びの基準と、その条件を満たすFX会社を紹介します。
- プロのFX会社の選び方
- 情報量が多い所を選ぶ
- 約定力・約定スピードに優れたFX会社を選ぶ
- 利用者の立場に立った運営をしている所を選ぶ
- コストを安く済ませられる所を選ぶ
デイトレードをするなら「DMM FX」
利用者の数、コストの安さ、サーバー安定度、見やすさ、使いやすさなど、どれをとっても非常に優れているFX会社が「DMM FX(PR)」です。ネット系のグループ会社としても安定しているので、信頼と安心は申し分ありません。
口座数は50万を超え、業界最大級の利用者数を誇ります。短期売買にも長期売買にも向いているFX会社です。
自動売買ツールなら「外為オンライン」
「外為オンライン」が提供している自動売買ツール「iサイクル注文」は、プロトレーダーからも注目されています。最初の設定も難しくないので、初心者でもプロと同じ条件での取引ができます。
こちらも口座開設数で言うと、50万口座を超えています。ニュース配信なども積極的におこなっているので、FXスキルを上達させたいトレーダーとは相性の良いFX会社です。
情報収集用の口座「外為どっとコム」
鈴木さんが情報収集用に使っているというのが「外為どっとコム」です。こちらもFXトレーダーなら誰もが知っている、業界大手のFX会社です。
オンラインセミナー、SNSでの情報配信、専門家によるレポート、市場の売買注文状況、指標発表時のLIVE生放送など、とにかく情報量が豊富です。外為どっとコムでの取引をしなくても、充分に口座を持つ意味のあるFX会社です。
鈴木さんは「1人で口座を3つ4つ持つのは当たり前」と言います。口座開設は基本的に無料なので、デメリットは基本的にありません。FXの世界は情報が命なので、より勝率を上げたい人には必須かもしれません。
※ロシアルーブル/円のみ10,000通貨
ほとんどのトレーダーは口座を2つ以上持っている
使い方は人それぞれですが、ツール、情報量、取引スタイルなどによって使い分けることで、より効率の良いトレードができるという事実があります。
証券アナリスト|山崎隆平
トレーダーの多くは複数のFX口座を持っている
例えば、短期のトレードと長期のトレードを同時に行う際、複数の口座を使い分けることで、資産管理が容易になります。特に同一通貨ペアを取引する場合には効果を発揮すると思います。また、先進国の通貨と新興国の通貨で分けたり、地域別により通貨を分けることも有効だと思います。
発行国の地域や属性で分けることで、自身の口座の損益すら相場動向の手掛かりになりえます。各FX業者は、注文の出し方からチャートやテクニカル指標の見方や種類に至るまでサービスが異なります。自身がもっとも使いやすいものを組み合わせることで、よりスムーズな取引も可能になります。
【まとめ】焦らずスキルとノウハウを蓄積しよう
デイトレーダーとして生きていくのは、想像しているより難しくないとお伝えしましたが、それでも現状の仕事に踏ん切りをつけるのは勇気がいるものです。やはり最初は、仕事や家事の合間に、コツコツと副業感覚で利益を積み重ねることを目指しましょう。
FXはまだまだこれから発展していくものです。そして、FXで稼ぐ手法は無限にあるといっても過言ではありません。自分なりのルールを確立して、資金管理とリスク管理をきちんとして、負けないデイトレーダーを目指してみてはいかがでしょうか。
- この記事で紹介したFXサービス
- ●DMM.com証券「DMM FX(PR)」
- ●株式会社外為オンライン「外為オンライン」
- ●株式会社外為どっとコム「外為どっとコム」
証券アナリスト|山崎隆平
株やFXなど色々手がけているトレーダーも多い
デイトレーダーの中には、FXだけではなく株式市場や商品市場など、様々な金融商品の取引を行っている方もいます。それは、培った投資や経済の知識は基本的にはどの分野の投資にも通ずるものがあり、またそれぞれの動きが他の商品にも影響を与えるからです。
例えば為替が円安に進めば輸出企業は業績期待から株価の上昇圧力につながりますし、ドルインデックスが下落したら金価格の上昇圧力につながります。さらに、為替の中でも買われる通貨と売られる通貨があるように、大きなカテゴリーの中でも買われるものと売られるものが出てきます。様々な商品を取引することで、より投資に幅を持たせることが可能になります。