この記事のアドバイザ
目次
- この記事はこんな人向け
- ✔ FXでもっと効率よく利益を出したい!
- ✔ スキャルピングで勝てるコツを覚えたい!
- ✔ チャートから勝ちパターンを見つけたい!
FXで短時間でのお利益を狙いたい人は、まずは「1分足」か「5分足」のチャートを見ながらの取引に慣れましょう。
超短期売買と呼ばれるスキャルピングでは「1分後~5分後にどうなっているか」を想定することが重要です。慣れてくれば短時間で大きな利益を狙うことも可能になります。
チャートの見方・スキャルピング向けのFX会社・具体的な勝ち方やメンタル含め紹介していきます。
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ローソク足とチャートの基本的な見方
まずは基本的なローソク足について覚えておきましょう。すでにチャートを見る事に慣れている人は読み飛ばしてください。
まだチャートに慣れていない人は、ローソク足は難しいと感じるかもしれませんが、至ってシンプルなので最初だけです。
ローソク足を見ることができるようになれば、「過去の推移」と「今後の流れ」が見えてくるようになります。
ローソク足の見方
ローソク足には、陽線と陰線の2つがあります。チャート上には、この2本の線が波を打つように配置されています。
- ローソク足は2種類
- ✔ 陰線:始値よりも終値の方が高い → 値動きが上がっている
- ✔ 陽線:始値よりも終値の方が安い → 値動きが下がっている
これを実際の時間の流れと値動きに照らし合わせてみると、以下のようになります。
スタート(始値)は110円で、125円の高値を記録、100円の安値を記録し、終値が120円となった。
つまり、始値と終値を比べた時に、結果として値が上がっているので、ローソク足は陽線になります。
そして、高値を記録した125円の位置まで上ヒゲが伸び、逆に安値を記録した100円のところまで下ヒゲが伸びています。そして最終的な終値は110円だったという事です。
1分足?5分足?日足?
上記の図で、始値から終値までの期間がどれくらいなのかにより、1つのローソク足の時間ごとの呼び方が変わってきます。
- ローソク足は時間により呼び方が変わる
- ✔ 5分足:始値から終値までの時間が5分
- ✔ 1時間足:始値から終値までの時間が60分
- ✔ 日足(ひあし):始値から終値までの期間が1日
- ✔ 週足(しゅうあし):始値から終値までの期間が1週間
- ✔ 月足(つきあし):始値から終値までの期間が1ヶ月
5分足チャート
1分足チャート
こちらは「GMOクリック証券」のスマホから見たチャート画面です。上が5分足のチャートで、下のチャートが1分足です。
ほぼ同時刻に取得した2つのチャートですが、このチャートから実に様々な情報を読み取ることができます。
- チャートから読み取れること
- 1分足で見ると横ばいだがトレンドは下降気味
- ここ20分くらいは上昇と下降を繰り返している
- 113円を割り込んだが、戻せるかどうかの瀬戸際にある
また、単純に上がっているか下がっているかだけでなく、どのくらいの値がついているのかも把握する必要があります。チャート右側のメモリの数値の違いにも注目してみてください。
チャートを見る時には、1つの足だけで見るのではなく、5分足、60分足、日足と、時系列を長く取って、どのような経緯を辿ってきているのかを把握して、その後に直近の細かい動きを把握するのが王道と言えるのです。
元 証券会社勤務|當眞嗣也
日足・60分足・5分足など複数のチャートを見比べて総合的に判断する
基本的には、日足・60分足・5分足など複数のチャートを見比べて総合的に判断することをおすすめします。理由としては、1つの足だけを確認すると、一時的な相場の上昇などに惑わされるためです。また、トレードスタイルによって使い分けることも重要です。例えば、「スキャルピング」なら比較的短期間に売買を繰り返すため1分足や5分足、「スイングトレード」なら中長期にわたって売買するため、長い時間足を中心に、日足や週足、月足を見ると良いでしょう。したがって、トレードスタイルに合わせて、複数の時間足を分析することがFXの取引では勝てる要素にもなるため、おすすめです。
1分足×スキャルピングで勝つには
1分足を駆使するトレーダーは、メインとしてスキャルピング手法を使っているトレーダーが多いと言われています。スキャルピングで勝つには、1分足のチャートから様々な動きを読み取り、分単位や秒単位でトレードを繰り返し、勝ちを着実に積み重ねていく必要があります。
MAとボリンジャーバンド
FXの基本的な指標の1つとして、MA(移動平均線)というものがあります。カンタンに言うと、値動きの平均値を可視化した線のことで、これを見ると今の時点までにどのような数字の範囲内で値が動いてきたかを知ることができます。
移動平均線を細かく分類すると、もう幾つかに分けられるのですが、ここでは移動平均線の代表的なものの1つであるEMA(指数移動平均線)で見ていきます。それを表しているのが、下のチャートの黄緑色の線です。
それともう1つ、FXにはボリンジャーバンドを使った指標というものがあります。ボリンジャーバンドは、相場の振れ幅をデータから統計学的に算出したものです。最近はFX各社がチャートで自動的に算出して可視化してくれる仕組みが整えられています。上記のチャートで言うと、ピンク色の線がボリンジャーバンドです。
スキャルピングで勝ちやすいタイミング
スキャルピングで勝ちやすいのは、何よりもチャートの値動きが激しいなっている時間帯です。それはつまり、ボリンジャーバンドの振れ幅が大きくなっている時と言い換えることもできます。
レンジ相場では大きな利益は狙いにくい
黄色の矢印の幅が狭い時は、いわゆる「レンジ」の状態と言われ、値動きが安定しているタイミングです。この時は、今後のチャートの動きが上がるか下がるか予想しにくいため、スキャルピングでトレードをするには適していません。
逆に黄色の矢印の幅が大きくなっている時間は、相場の波が激しくなっている時間帯です。この時、ローソク足のヒゲが、ボリンジャーバンドを超えた時、相場が大きく動く可能性が高いと言えます。
短期トレーダーは荒波を好む
このタイミングは秒単位で激しい値動きが出て来るので、短時間で利益をあげる事も充分に可能です。短時間で稼ぐトレーダーは、このタイミングで売買をおこなうのです。
ただし、自分の予想とは逆方向に値が動いてしまった場合には、早々に撤退(損切り)することが重要です。タイミングを逃すと、損失があっという間に膨らんでしまいます。
元 証券会社勤務|當眞嗣也
勝算が高いと踏んだ時だけポジションを持つ
短時間で利益を狙うならトレード方法も重要です。短期間なら「スキャルピング 」トレードがおすすめです。短時間で小さな利益を積み重ねていく短期売買の方法ですが、利益幅が少ない分、利益になる確率が高いため、短期間で利益を狙う人におすすめです。ポイントとしては、勝てると思った時にだけ、ポジションを持つようにしましょう。逆に、予想と逆をいった場合は、素早い損切りが必要となりますので、躊躇しないことが重要です。スキャルピングは、ポジションを大きくもつことが多いため、損切りが的確にできないと大きく損をするケースもありますので、注意しましょう。
スキャルピングで勝ちやすい時間とルール
スキャルピングは超短期のFXトレードです。短期であるがゆえに、「集中力」と「取引する時間帯」が大切になってきます。
スキャルピングで勝っている人は、ほとんどが自分だけの取引ルールを定めていると言っても良いでしょう。一般的なスキャルピングトレーダーの決めているルールや手法を紹介します。
基本的には順張りが主流
スキャルピングで利益を上げる方法は、いわゆる「底から天井まで」を取りに行くスタイルではなく、トレンドの波に乗じて着実に利益を狙う方法が主流です。
つまり、逆張りで大きく利益を狙うのではなく、順張りで可能性の高い所をコツコツと獲っていく法がベターです。
「そろそろ流れが変わるかもしれない」というのは、スキャルピングではなくデイトレードやスイングトレードの人の思考です。あくまでもトレンドの流れに乗って勝っていくスタイルを目指しましょう。
1分足の順張りスキャルピングについて動画で紹介!
こちらの動画では、1分足のチャートを使った順張りのスキャルピングの方法を紹介しています。チャートの画像を使って詳しく解説しているので、スキャルピングにチャレンジしたい人は参考にしてみてください。
本サイトのYou Tubeチャンネルでは、スキャルピングの他にも、FXに関するノウハウやテクニックも紹介していきます。よろしければチャンネル登録もしてみてください!
取引をする時間帯が重要
FXは平日24時間いつでも取引をすることができますが、相場が動きやすい時間と、そうでない時間があります。それは上記で紹介している、世界の市場の開いている時間により変わってきます。
一般的には、東京市場のオープンする9時前後、ロンドン市場のオープンする16時前後(冬は17時前後)、ニューヨーク市場のオープンする22時半前後(冬は23時半前後)は、特に市場の動きが活発になります。
初心者は荒波に突っ込まない方がいい
その時間はいわゆる「波が激しくなる時間」です。激しい波の中でスキャルピング利益を狙うか、波が落ち着いて方向性が見えてきた時にスキャルピング利益を狙うかは、トレーダー次第です。
とはいえ、初心者のうちは波の激しい時間は避けて、落ち着いて方向感が見えてきた頃に参入するのがオススメです。
低スプレッドで約定スピードの早いFX会社を選ぶ
スキャルピングで勝つためにもう1つ重要なのが、FX会社選びです。これによるり、得られる利益が大きく変わってくると言ってもいいでしょう。
スキャルピングは超短期売買なので、自分の狙ったタイミングでエントリー/決済できるかが重要です。この条件を満たせるかどうかは、約定力(約定スピード)によって変わります。
業界最狭水準スプレッドのFX会社を使う
そして言うまでもなく、スプレッド(コスト面)も重要です。
短時間で何度も売買をするスキャルピングですから、回数が増えるほどコストも増えます。米ドル円=0.2銭のような、いわゆる「業界最狭水準」のスプレッドを提示しているFX会社を使いましょう。
多くの人に選ばれているFX会社
FXの勝率を上げるためには、FX会社選びも重要です。FX会社をきちんと厳選すべき理由は、以下になります。
- FX会社をきちんと選ぶと
- コストを安く済ませることができる
- ツールが使いやすく優れている
- チャート機能が見やすく指標が多い
- 新鮮な情報を早くキャッチできる
- キャンペーンの恩恵を受けられる
利用者が多いということは、それだけ信頼が厚く、ツールや情報が充実しているということです。優秀なFX会社を使えば、勝率にも数字が表れてくるはずです。
最後に、スキャルピングに向いているFX会社を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
業界ナンバーワンの利用者数を誇る「DMM.com証券」
DMM.com証券の提供しているFXサービスが、「DMM FX(PR)」です。DMM.com証券は、国内ナンバーワンの口座数を誇る、まさにFX会社の大手です。
業界最狭水準のスプレッド、視覚的に見やすいツール、充実した情報量など、どれをとっても申し分ありません。非常にバランスの取れたFX会社を言えます。
「DMM FX(PR)」では、上記のように1つの画面に異なる時間軸のチャートを表示させることもできます。
左上が1分足、右上が5分足、右下が1時間足、左下が日足といったように、自分の出したいチャートを自由に出せるので、短期売買をしたい人には適しています。
相場が動く時間でもコストが一定
FX会社によっては、相場が動きやすい金曜日の夜や、取引する人が少ない早朝の時間は、スプレッドが広がることがあります。しかし、DMM FXのスプレッドは原則固定なので、比較的いつも安定した業界最狭水準での取引が可能です。
今なら新規口座開設時には「20,000円のキャッシュバック」を使えますので、合わせて検討してみてください。
有名どころのFXだけあって、サポート面から使用感覚から見てもとても使いやすかったです。一番は、取引をするとしても分かりやすい気遣いが出来てると感じました。何となくという感覚でサイト内を触ってみてコツが掴めるという感じです。
中長期の人にもおすすめ「GMO外貨」
GMOインターネットグループの提供しているFXサービス「GMO外貨」は、知名度・利用者数は申し分無し、コスト面やスワップと言ったスペックも優秀で、多くのトレーダーから選ばれているFX会社です。
スマホからでもPCからでも優れた取引ツールを提供しています。取引通貨単位も1,000通貨からなので、5,000円~10,000円の資金でスタートするには丁度いいでしょう。
スプレッドだけでなくスワップも満足度が高い
こちらも業界最狭水準スプレッドで、コスト面では申し分ありません。それだけでなく、中長期トレーダー向けにスワップポイントも高めの設定になっているので、併用もオススメ。
会社 | 米ドル/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 | 南アランド/円 | ポンド/円 |
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買 | 買 | 買 | 買 | 買 | |
GMO外貨 | 49円 | 19円 | 17円 | 10円 | 27円 |
「豪ドル円を長期で育てつつ、米ドル円で短期で稼ぐ」といった使い方をしているトレーダーも多くいらっしゃいます。
新規口座開設&お取引で最大300,000円キャッシュバック。悩んだ時はGMO外貨にしておくくらいの気持ちで良いかもしれません。
アプリとPCサイトの両方からアクセスすることができ、取引をする場所や時間を選ばないため、とても便利でした。また表示する通貨ペアを自分で設定できたり、ポジションの表示方法、順を変更できるため、作業も閲覧もしやすいです。
スキャルピングOKの「JFX」
スキャルピングが主流の短期トレーダーであれば、JFXの口座は持っておいて損はないでしょう。大体的にスキャルピングOKと宣伝していて、約定スピードにも圧倒的な自信を持っています。
情報配信も強くキャンペーンも豊富
代表の小林芳彦さんは、リアルタイムでの為替取引情報を、Twitterやfacebookなどで配信してくれています。また、月に1度の米雇用統計の日には生中継ライブも開催されています。
言うまでもなく業界最狭水準スプレッドで、豊富な食品キャンペーンなども魅力の1つです。こちらも新しく口座を作った人には、取引額に応じたキャッシュバックキャンペーンをおこなっています。
JFX MATRIX TRADER
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.3銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 24 |
【まとめ】1分足を利用したスキャルピング
FXのスキャルピングトレードを覚えてしまえば、通勤中の移動時間や、寝る前の5分の時間で利益を狙うことができるようになります。
そして、ローソク足やチャートを上手に活用できれば、その勝率はどんどん上がっていくことでしょう。
FXで勝つには、色々な方法があり、人によって重視している手法やデータは変わります。1分足だけでなく、5分足、60分足、日足、月足など、指標となるデータはさまざまです。どんなトレードスタイルが自分に向いているのかを確かめながら、効率よく利益をあげていきましょう。
- この記事で紹介したFX会社
- ■DMM.com証券「DMM FX(PR)」
- ■GMOインターネットグループ「GMO外貨」
- ■JFX株式会社「JFX MATRIX TRADER」
元 証券会社勤務|當眞嗣也
ヒゲの長さは戻りの強さを示している
ヒゲは、高値と実体、安値と実体の価格差を見ることができます。ヒゲには、上ひげと下ひげがあり、長さによって戻りの強さを示しています。例えば、上ひげが長ければ、日中に高値をつけたが、終値は高値よりひげの長さ分下がったことになります。
ひげの長さによって相場の持つ勢いがわかり、長い上ひげが出ていれば、上りの勢いが落ち着くことが予想でき、下ひげが出ていれば圧力は出し切ったと判断でき、後は上がるだけとの予想もできます。FXで勝つには、チャートを見て今後の動きを予想することが大事です。そのため、ローソクやひげの長さは常にチェックして、今後動くであろう方向を見極めるようにしましょう。