この記事のアドバイザ
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ FXはいくらあれば始められる?
- ✔ 最初に必要な額は?1万円?10万円?
- ✔ みんな最初はいくらからFX始めてるの?
副業、お小遣い稼ぎ、資産運用で、FXを始める人が増えています。PCのやスマホの普及により、FXは誰でも手軽に始められるようになり、サラリーマンや主婦の間で人気となっています。
FXで利益を狙うには、最初にいくらかの資金を準備する必要があります。そして、いくらの利益を狙うかによって、準備する資金も変わってきます。
結論を先に言うと【3万円~5万円】くらいが最適と言われていますが、その理由と周りの人の資金状況を見ていきましょう。
少額から始められるFX会社【第1位】
FXブロードネット
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.5銭 | 0.6銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 24 |
FXを始めるのには資金が必要
FXの口座開設をしただけでは、取引はできません。実際に自分のお金を入金する必要があります。この取引に必要なお金を『証拠金』と呼び、この証拠金の金額によって、取引できる量も決まるのです。
証拠金を簡単に言うと「FX会社に預ける担保金」のようなものです。FXで利益が出ているうちは、この証拠金が減ることはありません。しかし、損失が発生してしまったら、この証拠金からお金が引かれるのです。
初心者なら最初は少額で
FXをまだ実際にやったことがない人は、どれぐらいの資金を投資するべきなのかも、どれぐらいの利益を狙うことができるのかも、正直ピンと来ないかと思います。
冒頭で「3万円~5万円が最適」と言いましたが、まずは少額で始めた方がいい理由を見ていきます。
- FXの世界の常識
- ✔ 最初はほとんどの人が負ける
- ✔ 勝つ回数を増やすより、負ける回数を減らす方が大事
- ✔ FXの世界は感覚ではなく経験値がものをいう
5000円や1万円で感覚を掴む
✓結局は上がるか下がるかを当てるだけでしょ?
FXを知らない人は、そんな発言をします。しかし、FXの世界はそんなに単純ではありません。相場の値動きには、世界中の経済状況が関係しています。それを元に、世界中の投資家や金融関係者が取引をしています。
FXの世界は、誰かが勝てば誰かが損をする仕組みです。つまり、FXで利益を出すということは、世界中の投資家相手に勝たなければならないということです。
それを考えると、初心者が最初から勝つことは至難の業なので、まずは少額で始めましょうという流れです。今は5,000円や1万円の資金で始められるFX会社が増えているので、そうしたところでの口座開設から始めましょう。
慣れてきたら少しずつ資金追加
実戦で感覚を掴むことができて、利益を少しずつ上げられるようになってきたら、そこで初めて資金を追加しましょう。早く大きな勝ちを手にしたい気持ちは解りますが、ここで焦ってはいけません。
FXの世界は、いつ大きな経済問題が発生するか解りません。世界を揺るがすような災害やテロが起きた場合は、一瞬で自分の資産を失ってしまう可能性だってあるのです。そうした可能性も考えて、あくまでも余裕資金でおこなうようにしましょう。
資金管理の徹底を忘れずに
FXに慣れてきたとしても、資金管理の意識は忘れずにしましょう。例え、トレードでプラスが出せた経験があったとしても、自身の資金に対して、余裕のないポジションを保有するのだけは避けてください。
自身の資金に対して多くのポジションを持つと、少し為替が動くだけで、損益も多くなります。それが自身の予測した方向と反対に動いた場合は、大きな損失を生み出してしまいます。
損失が大きくなりすぎると、自動で決済をする「ロスカット」が発生してしまうのです。こうならないためにも、資金に対して余裕のあるトレードをしてください。
狙う利益により資金は変わる
FXは少額から始められるのが魅力の1つですが、大きな利益を狙うなら、それなりに多くの資金を準備しなければいけません。例えば、1万円を100万円にしようと思ったら、何度も何度も取引をして、勝ち続けなければいけないのです。
取引通貨を理解する
FXの世界には、取引通貨単位というものがあります。多くのFX会社は「10,000通貨」での取引が最低基準になっていましたが、最近は「1,000通貨」での取引が可能なFX会社も増えています。
1,000通貨というのは、いわゆる「1,000倍」という意味です。米ドルと日本円で取引をする時、最低でも1,000ドル単位での取引からになります。つまり、1ドルが100円だとしたら、日本円で10万円からということです。
10,000通貨からの取引の場合は、日本円で100万円が必要になる計算です。しかし、FXの世界ではレバレッジを25倍まで効かせることができるので、実質4万円があれば10,000通貨の取引ができるという仕組みです。
大きく儲けたいならそれなりの資金が必要
FXに限らず投資の世界は、手持ちのお金を倍にするのは簡単ではありません。リスクを取らないと利益を得られないのは、株でも投資信託でも一緒です。そうでなければ、時間をかけるしかありません。
FX取引は、短い時間で利益が出るのが魅力です。仮に「月に5万円の利益を出したい」と考えるならば、最低でも最初の資金として10万円くらいは準備した方が良いでしょう。
証拠金ギリギリでの取引をすると何が起きるか
証券アナリスト|山崎隆平
最小資金の取引は高レバレッジでロスカットの可能性大
最小の資金で取引する場合、レバレッジが最大限にかかります。最大限のレバレッジ取引では、一時的に自身の思惑と反対に動くだけで、追証やロスカットの危険性が生じます。仮にロスカットの後、思惑通りの動きになっても利益を得られません。流動性の低い通貨ペアを取引する場合は特に注意が必要です。特に材料がなくても、大口顧客からの注文ひとつで価格が大きく変動する場合もあります。
さらには、マーケットが予測していなかった大きな材料が唐突に発表されれば、価格も想像以上に変動することもあります。
みんなどれぐらいの資金を投じている?
FX未経験者の人からすると、周りの人がどれぐらいの資金でFXを始めたのかは、やはり気になるところでしょう。
冒頭でも紹介した通りですが、FXを始める人のほとんどが「3万円~5万円」くらいの資金でスタートしています。もう少し資金に余裕のある人は「10万円~20万円」で始める人もいます。最初は本当に少額からスタートしたい人は「5000円~1万円」で始めています。
日本国内のFX会社はレバレッジが25倍までであるため、4万円あれば100万円のお金を動かすことが可能なのです。
デモトレードも活用しよう
参考までに紹介しますが、FX会社によっては「デモトレード」を導入しているところもあります。メールアドレスの登録が必要になりますが、お金をかけずにFXのトレードを体験できるというシステムです。
多くの場合は30万円くらいの資金がある状態からスタートして、実際のFXトレードとまったく変わらない状態で体験することができます。デモトレードなので、資金を失ってもダメージは受けません。
ただし、実際に自分のお金を投じているわけではないので、どうしてもゲーム感覚になりがちです。最初は少額でも良いので「自分のお金」を投資する方が、スキルが身につく速度は早いでしょう。
少額から始められるFX会社は?
では、実際に少額から始められるFX会社を紹介します。最小取引単位が1,000通貨に設定されているところであれば、最初の資金は10,000円もあれば充分です。空き時間にお小遣い稼ぎをしたい人は、ぜひ検討してみてください。
それに加えて、初めての人がFX会社を選ぶ時には、以下の基準を参考にしてみてください。
- FX会社の選び方
- 少額で始められる所を選ぶ
- キャッシュバックキャンペーンのあるFX会社を選ぶ
- 利用者が多く、評判の良い所を選ぶ
- 利用コストを安く済ませられる所を選ぶ
全ての条件を満たす「FXブロードネット」
ここ数年で急激に利用者数(口座数)を伸ばしているのが、「FXブロードネット」です。
スプレッドは業界最狭水準なので、とにかく取引コストを安く済ませることができます。それに加えて、サクサク動く取引ツールは快適そのものと言えるでしょう。
また、自動売買ツール「トラッキングトレード」はプロトレーダーからも愛用されている、利益チャンスを逃さない優秀なツールです。寝てる時間や仕事中の時間でも、最初に決めたルール通りの取引を繰り返してくれます。
新規口座開設時には「最大20,000円のキャッシュバック」が使えます。初めての口座開設に向いているFX会社と言えるでしょう。
FXブロードネット
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.5銭 | 0.6銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 24 |
とにかく初心者向けで情報量が豊富な外為どっとコム
初めての人におすすめできるFX会社と言えば、「外為どっとコム」というのは業界の常識でもあります。
スマホでもPCでも分かりやすい取引ツールを出していて、何より情報量が多いのが特徴です。もちろんコスト面でも業界最狭水準で、長期派の人も短期派の人も満足のいくサービス内容となっています。
※ロシアルーブル/円のみ10,000通貨
証券アナリスト|山崎隆平
まずはデモトレードor1,000通貨でスタートして慣れる
少ない資金で始める方は、自身で避けることのできるリスクは、極力排除するように努めましょう。「意思決定から発注するまでの価格変動リスク」「売買過誤による発注ミス」等が当てはまります。
まずはデモトレードで使い方や発注方法を覚え、意思決定から発注までをスムーズに行えるよう練習することも有効です。
また、デモトレードでは得られない心理的な要因にも慣れておきましょう。心理的要素は勝敗にも大きく影響します。こればかりは実戦で身に着けるしかありません。まずは1,000通貨で取引を行い徐々に慣れて行きましょう。
【まとめ】FXは慣れるまでは少額で
FXの資金を最初にどれぐらい準備するかは、人それぞれです。大きく利益を狙いたい人は、最初から数十万円の資金を準備する人もいますが、初心者はやはり3万円~5万円くらいで始めるのがオススメです。
まだFX取引に慣れていないのに、たくさんの資金を投入してしまうと、想像以上のダメージを受けてしまうかもしれません。投資はあくまでも余剰資金でおこないましょう。
- この記事で紹介したFX会社
- ■株式会社FXブロードネット「FXブロードネット」
- ■株式会社外為どっとコム「外為どっとコム」
証券アナリスト|山崎隆平
1,000通貨なら3万円~5万円。1万通貨なら10万円が目安
取引する通貨単位によって必要資金額も変動します。最低でも自身が取引する通貨単位で2ポジション建てられる資金を準備しましょう。
証拠金が少ない状況では、おのずとレバレッジを高まります。1,000通貨の取引でも3万円~5万円を用意しておいた方が安心です。
資金に余裕があれば心理的な負荷も軽減され、取引に好影響を与えると思いますし、選択肢を増やせます。