この記事のアドバイザ
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ 給料は少ないけれどもっと貯金をしたい!
- ✔ 効率よく貯金をする方法が知りたい!
- ✔ みんなどうやってお金貯めてるの?
給料が少ないという悩みは、格差が広がっている現代の日本では深刻な問題です。しかし、実際に貯金を増やそうと思っても短期的に実行する場合の対策として収入額を上げる・収入源を増やす・生活水準を下げるといった場合によって生活に負担が来る方法では、実行しにくいですし何より楽しくないですよね。それに、先に挙げた方法は人を選ぶ内容で、継続しにくかったり貯金のハードルを更に上げることにもなります。
貯金のコツや工夫の仕方が分からず悩んでいる方は、この記事をお読みになって貯金を上手に楽しくする方法を見て実行してみましょう。
そして負担がかかる方法や、生活をムリに切り詰めていく貯金から卒業して、楽しく継続する方法に切り替えてみることが大切です!
■貯金を増やすための4つのステップ
当サイトでは貯金や副業といったお金に関する情報を動画でも発信しております。こちらもご参考ください。
【1】固定費を減らす
まず一番取り掛かりやすいのが「固定費を減らす」ということです。固定費は毎月支払う公共料金や通信費、保険料、住宅ローン、何かしら毎月支払っているものといったこれらの
ことを指しています。
毎月支払う料金を削減出来れば、節約効果が長く続くということに繋がるということは貯金を安定的に行うことが出来ます。家賃や公共料金は特に金額も大きいのでこの支出の一部を貯蓄に回せれば大きな成果といえるでしょう。
ちなみに、固定費の反対である変動費とは、光熱費や水道料金などの毎月の支払いであることは共通している一方、その金額が一定ではない支出のことを指します。
- 固定費の一例
- 公共料金
- 通信費
- 家賃
- 保険
- 各種ローンなど
各固定費の見直しをする
普段生活していると固定費を見直すという機会は少ないでしょう。それよりも趣味や外出などで出ていくお金を節約しようという方向に考えがちになります。
しかし、固定費で見直しができる部分があれば、それだけで大きな節約になるはずです。まずは自分の固定費を洗い出して、削減できる部分がないかどうかをチェックしましょう。
簡単に手を付けられそうなところといえば、スマホの通信料金を見直すことです。スマホの通信料金が家計に負担をかけていると思われれば、最近話題の格安スマホに切り替えることを検討してみたり、オプション料金を解除してみるのも身近な固定費の削減といえます。
自身の支出でまず見直すべきポイントは?
家賃の見直しも視野に入れる
住宅ローン、家賃といった支出は固定費のなかでも特に金額の大きい項目です。家賃が生活費を圧迫しているなと思うくらいの支出であれば、思い切って現在住んでいるところより安い家賃の物件へ引っ越すことも検討しましょう。特に、今住んでいる物件が職場から遠い、部屋を上手く使い切れていないなどといった改善点が見受けられるのであれば引っ越すひとつの指標として考えましょう。
家賃が安く職場に近い物件に住むことが出来れば、場合によって車を手放すことも出来て、車の維持費を減らすもしくはなくすことも出来ます。
もうひとつは、契約更新時に家賃の交渉をしてみることもありです。ただし、入居してあまり年数がたっていないのにそのような交渉をするのはあまり良い印象を受けないので、交渉するには年数やタイミングをよく考えてするように気をつけることが大切です。
【2】貯金がうまくいく人の特徴から考える
世の中には少ない給料でも無理せず貯金をしている人がいらっしゃいます。それも継続的に貯金を進めているので、そういったコツや特徴から参考にするのもありです。
貯金が出来ない原因といえば、短期的な支出に注目しがちです。他には、仕事に追われて生活費を支払うことにだけ意識を向けてしまい、貯金を増やすという方向に考えないことが多くなる、衝動買いや趣味にかけるお金が多いといったこともあります。
これらの原因を取り除くためにも貯金のコツやうまくいく方法を参考にすることです。
長期的なプランを作る
日々の生活で将来について考える時間というのは、意外と少ないものです。それがお金関連のこととなると、なおさらです。
ですが、将来設計をすることが、結果的に貯金額を増やすことへと繋がります。きちんと計画を立てて、長期的な資産設計や収入、支出、貯蓄額の計算をしてその結果から今の生活設計を考えることが大切です。
ファイナンシャルプランナー|菊原浩司
貯金成功の秘訣は目標設定と強制力
目標設定をせずに漫然と貯金を行うのは、貯金を趣味としている方以外には難しい相談です。何に使うためのお金で、いつまでにいくら用意するのか。これを目標として設定し、貯金額を決めることになります。しかしいくら支出を切り詰めても目標額に届かないという場合もあるかもしれません。
そこで財形貯蓄による給与からの天引きや貯蓄性のある保険などの強制性のある制度を利用して、収入から貯金分を先取りしてしまうことも考慮にいれる必要があります。しかしこの方法は生活に激しい影響を与えてしまいます。年数を定めるなどし一時的な貯金方法として選択されると良いでしょう。
一ヶ月の支出をパターン化することで貯金がうまくいきやすい
貯金が上手な人の特徴として、毎月の支出額がほぼ同じということがあります。なぜそのようなパターンになるかといいますと、毎月の食費や遊ぶお金はあまり変化しないことも多いです。もしくは、そのような生活パターンに切り替えます。
そしてそこから趣味や遊びに使う額が分かります。そうして導き出される金額内で遊びや買い物に使うようにしていけば、衝動買いも少なくなり貯金額も減りません。
- ポイント
- 一ヶ月の支出をあまり変えない、もしくはそのような生活に変える
- 支出が変わらないということは、遊びに使うお金も一定になる
- 遊びに使える金額内で遊ぶようになる
- 生活や貯蓄に必要なお金には手を出さないようになる
【3】貯金を失敗する理由を考え、そこから改善点を探る
貯金がうまくいく方法だけを見ていても、失敗の原因になる生活を続けていては、底の抜けたバケツに水を入れているのと同じです。今までの生活習慣を見直すことで、貯金がうまくいく方法が加速度的に進むきっかけになります。
いくつか原因となる習慣を紹介していくので、そのような項目に当てはまる人は、それらを改善していくと良いでしょう。
外食の頻度が多い
食費に対してあまり感心がない人は注意が必要です。やはり、あれが食べたいという気持ちになることは多いですが、それを頻繁に繰り返していくと食費がかさみ大きな支出となってしまいます。
更に、自炊ををしないというのも食費が増える一つの原因です。自炊をしないということは外食中心の生活になります。場合にもよりますが、基本的には外食の方が食費が高くなります。ですので、食費にも関心をもって最初はスーパーなどの惣菜を購入して自炊のきっかけとして食費の節約を始めるということも出来ます。
収入が低いことを言い訳にして無駄遣いを改善しない
日々の仕事のストレスや生活に追われていくうちに、自分自身の生活に対する向上心というのが薄れていくことはよくあります。
収入が低いというのはそれだけでストレスとなり、不満が増えるのも仕方がありません。ですが、そこから自分の貯金を増やすことを可能にするかどうかはやる気次第です。
たとえ収入が低くとも、少しの金額にも目を向けて貯金に対するアイデアを一つでも考えていく心構えが一番貯金を増やすための力になります。
クレジットカードをあまり使わないようにする
クレジットカードは、金銭感覚が鈍りやすくなるものです。最初は少し緊張感もあるので、ちょっとした買い物にクレジットカードを使うときも金額を気にして、購入を検討することも多いです。
しかし、慣れてくると大きい金額の商品でない限りはクレジットカードを使うことにためらいがなくなり、無駄遣いが増えていく可能性もあります。
遊びや趣味に使う時は現金払いにしておくと、自分が自由に使えるお金を把握出来ますし、貯金に回すお金に手を出すことを減らすことが出来ます。
少ない給料から貯金をうまく増やすためには
少ない給料から貯金を継続して増やすというのは、とても大変ですし無理をしすぎるとかえって反動で大きい買い物をしてしまいます。固定費や変動費の見直しをし、できる範囲で少しづつ支出を減らしていくことが最初の一歩となります。
ある程度、コツを掴んできたら支出を減らすことだけではなく収入を増やす方法について、アイデアを考えるのも一つの方法です。
節約だけが貯金の方法ではないということ、負担をかけすぎない生活を心がけること、これらこそ少ない給料から貯金を増やす大切なポイントです。
ファイナンシャルプランナー|菊原浩司
貯金を成功させる事ができたら投資・副業も視野に
貯金が増えてくると経済的にも心理的にも余裕が生まれてきます。しかしここで手綱を緩めてしまうと支出が野放図に増えてしまう恐れがあります。貯金を成功させた場合、今度はその貯金に働いてもらう資産運用が選択肢となってきます。
資産運用は株式や投資信託などの金融商品を購入して配当収入を狙う方法もありますが、自分自身に投資して副業で収入を増やすといったこともできる様になります。貯金が増えてくると収入を複線化する方法を視野にいれることが出来るようになってきます。収入を増加させ支出を増やさなければお金はどんどん手元に残るようになり、これをさらに投資に回せば複利効果でさらに増やす…といった良好なお金の循環を築くことが大切です。
投資で資産を増やすことも検討しましょう
少ない給料で上手に貯金と考えていても、現実はなかなか貯まらないという場合もあります。そもそもお給料が低いため、どうしてもというケースが多く見られます。
そのような場合は、自身の収入を増やすことを検討してみてはいかがでしょうか。世の中には、数千円から始められる投資もあるので挑戦してみてください。
初心者が挑戦しやすいのはFXや投資
FX投資とは、2つ通貨をトレードして利益を得る投資手法です。例えば、「1ドル=100円」の時に円を米ドルに交換して、「1ドル=110円」の時に戻せば、10円の利益になります。
トレードはだいたい1万円あればスタートできるので、サラリーマンや主婦の方で多くの人が始めています。
選ばれている国内FX会社を紹介
無料で作れる国内FX会社を中心に、多くのFXプレイヤーに選ばれている証券会社・FX会社をランキング形式で紹介しています。
銀行口座と同じように無料で作れて、WEB上での手続き(PCでもスマホでもOK)のみ。FX未経験の方は、まずは少額から始めてみてはいかがでしょうか。
ファイナンシャルプランナー|菊原浩司
固定費と変動費を洗い出して無駄な支出がないかチェック
名経営者と言われる人の中には、経営不振の会社を徹底的なコストカットで蘇らせるという手法を得意としている人もいます。変動費と固定費を洗い出し、他の割安なサービスで代替できたり、無くても我慢できそうな変動費は恰好の削減対象です。
また固定費は削減に手間を要することもあるので、金額の大きい分野から始める以外にも、少額でも簡単な手続きで削減できる支出から取りかかるのも選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。またコストカットには、このサービスや消耗品にはいくらお金がかかっているのかを意識して、支出に見合う効果が得られるのかを考えてから購入の要否を判断することが大切です。