この記事のアドバイザ
目次
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ 手元の1万円をどうにか増やしたい!
- ✔ お金を育てる方法は何かないの?
- ✔ お金持ちの人がやっている投資方法は?
【前提】節約ではなく収入を増やすことが大事
情報が溢れている現代では、さまざまな節約術が紹介され、期待に胸を躍らせながら頑張っている人がたくさんいます。でも、お金を増やすために節約をして出費を抑えたとしても、いつかは限界が訪れてしまいます。
出費を抑えるのではなく、そもそも収入を増やす
今回は1万円を元手にお金を増やす方法をご紹介していきます。先に言っておきますが、パチンコや競馬といったギャンブルの紹介ではないのであしからず。
運に任せてお金を増やす方法ではなく、リスクを抑えてコツコツとお金を育てていく方法をお話します。
方法1:安全に増やすなら預金が一番だが...
まず最初にご紹介するのは誰もが知っている銀行預金です。
「何だ、ただの貯金か…」と思う人もいるかもしれませんが、ほぼ間違いなくお金を増やせる方法の一つである事は間違いありません。ただし、どこの銀行でも良いという話ではなく、いろいろな銀行を吟味して決める必要があります。ここでは銀行を選ぶ際の基準についてお話していきます。
利益よりも安全性を取るなら普通預金
もし、大きな利益を求めず、ただ増やすことだけを目的にしているなら普通預金がおすすめです。
2017年10月現在での大手銀行の普通預金金利は、以下のようになっています。
- 大手銀行の普通預金金利
- ●三菱UFJ銀行:0.001%
- ●三井住友銀行:0.001%
- ●みずほ銀行:0.001%
- ●イオン銀行:0.001%
- ●新生銀行:0.001%
- ●auじぶん銀行:0.001%
- ●ソニー銀行:0.001%
- ●楽天銀行:0.02%
- ●ジャパンネット銀行:0.015%
お金に関するリスクと言えば『損失』が挙げられますが、普通預金ならリスクを避けてほぼ確実に増やしていくことができます。普通預金のリスクを挙げれば『銀行の破たん』が考えられますが、簡単には起こらないと思っておいても良いでしょう。
ペイオフ方式を理解しよう
ペイオフとは、預金者に対して、預金保険機構が直接保険金を支払う方式のことです。ペイオフの対象金融機関は日本国内に本店がある銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫などです。
自分がお金を預ける金融機関のサービスが、ペイオフの対象となっているかどうかを必ず確認しておきましょう。
出典: 三菱UFJ信託銀行公式ページペイオフとは、預金保険制度に加盟している金融機関が破綻した場合の、預金者保護の方法のひとつである「預金者への保険金の直接支払い(ペイオフ方式)」のことを言います。取扱金融機関が破綻し、かつペイオフ方式が適用された場合は、一定額まで払い戻しをすることになります。ー一部抜粋ー
利益も欲しいなら定期預金がおすすめ
普通預金の金利は0.001%~0.02%となっていて、お金を預けていたとしてもあまり増えることはありません。「もう少しお金を増やしていきたい」と考えているなら、定期預金がおすすめです。定期預金には一定期間の間はお金を引き出せないという縛りがある分、普通預金と比べて高い金利が付きます。
各銀行の定期預金利率をチェック
定期預金の金利には各銀行によって開きがあるため、面倒でも事前に金利をチェックしておくことが大切です。2017年10月27日時点での10~100万未満で1年定期を比べてみると、メガバンクでは0.01%、そのほかの銀行では0.25%というところもあり、ネット銀行では0.2%~0.02%くらいが主流になっています。
こうして大まかに見比べても、金利に大きな開きがあることがわかります。また、定期預金の毎月の金額や期間によっては金利が変わる銀行もあるので、どれくらいの額をどれくらいの期間預けておくのかを考えながら、銀行を決めると良いでしょう。ただし、途中で解約すると適用金利が変わる場合もあるので気を付けておく必要があります。
外貨預金という手もアリ
日本円よりも高い金利を得たいなら外貨預金という方法もあります。預ける時に日本円を海外のお金に換えて、その状態で貯めていくという方法です。
日本円を外貨に換える時と、外貨を日本円に換える時には、異なる為替レートになりますので、円の価値が上がるか下がるかによって損益は変わります。
預金ではありますが元本割れの可能性もあり、手堅く増やすという観点で言えばリスクが伴うことになります。
一方で、高い確率で利益(金利)を狙える外貨があったり、損失が出る可能性はあるけれどリターンが大きい外貨あったりと、種類が豊富なのも魅力の一つ。複数の外貨を組み合わせることでリスクを抑えることも可能です。
方法2:株式投資でお金を増やすことも検討
普通預金や定期預金でも、全然お金が増えないと感じる方は、投資にチャレンジするのも一つの手です。
投資の中でもまず考えるのが『株式投資』でしょう。あなたが応援する会社の株式を買い、その株式の価格が上昇したら株を売り差益を取るという方法です。
必要な資金も数万円単位で必要
株式投資で本格的な利益を狙うなら、まず最初に数万円単位での初期投資資金が必要になります。銘柄によっては数十万円のお金がないと、そもそも株を買えないという事もあります。
さらに、株には無数の種類があり、短期で売買してこそ利益を狙えるものもあれば、長期で保有してこそ価値の出るものもあるのです。
1万円から株を始めるには
とはいえ、1万円で株を始める方法がないわけではありません。もっとも代表的なところでいうと、「ワンタップバイ」などが有名です。
これは、国内や米国の有名な会社の株を、1,000円から買うことができるようになっています。
- 代表的な日本株
- ✔ TOYOTA
- ✔ 任天堂
- ✔ オリエンタルランド
- ✔ 楽天
- ✔ パナソニック など
- 代表的な米国株
- ✔ フェイスブック
- ✔ アップル
- ✔ ウォルトディズニー
- ✔ アマゾン
- ✔ マイクロソフト など
「株をみんなの当たり前に」をコンセプトにしていて、大学生などが投資を始める良いきっかけにもなっています。詳しくは「ワンタップバイ公式ページ」を参考にしてみてください。
自分が気になる企業の業績やサービスをチェックしたり、株の推移をみたりして、どの企業が伸びるのか予測を立てましょう。
方法3:FXによる外貨積立なら始めやすい
積立投資という言葉を聞いたことはありますか?
毎月、もしくは毎週一定額・一定数の金融商品を買い続ける投資法のことで、メリットがたくさんあると人気を集めています。FXとは通貨を両替して差益を狙う投資方法ですが、これを利用して長期で外貨を積み立てるのも1つの方法です。
外貨であれば高い金利がつくので、比較的早めにお金が増えている感覚を味わえるでしょう。
一般的な外貨預金では、1回外貨を買うために”取引手数料”がかかるのが基本です。しかしFXであれば、取引手数料はかかりません。そのため、毎月FXにて外貨を積み立てるのがお得といえるでしょう。
外貨積立をする際の注意点は?
ドルコスト平均法は投資の基本
積立投資は初心者でも始めやすく、機械が決められた日に購入するシステムなので買うタイミングを悩まずに済みます。また、感情に流されないため、その場の勢いで買ってしまうこともないのも魅力でしょう。
また、ドルコスト平均法は、長期投資の基本とも言える手法です、長期でお金を育てたい人は、ぜひ覚えておきましょう。
毎週でも毎月でも、一定の額を継続して買い付けていく投資方法のことを言います。
具体的な数字にあてはめてみると、解りやすいかと思います。平均単価だいたい100円のリンゴを、毎月10,000円分ずつ購入していく場合の例を見ていきましょう。
■毎月1万円買った場合は、6ヶ月で使った額は60,000円。
■毎月100個ずつ買った場合も、6ヶ月で使った額は60,000円。
なのに、毎月1万円を均一で買った場合の方が、10個も多くリンゴを買えたのです。
ドルコスト平均法を使うと、100円のリンゴが1つ98.3円で買えた計算になります。つまり、安い時にはたくさんのリンゴを買うことができて、高い時には買いすぎを防げるというメリットがあるのです。
外貨の積立はFXがオススメ
毎月決まった日に決まった分だけ外貨を買って積み立てるなら、「SBI FXトレード」の提供している積立FXというサービスがオススメ。米ドル・豪ドル・英ポンド・トルコリラなど、人気の通貨をコツコツ積み立てることができます。
積立FXのいい所は、何といってもスワップポイントがつくこと。これはけっこうバカになりません。日本円とアメリカドルには「金利差」があるので、低金利の日本円で高金利の米ドルを購入すること
例えばアメリカドルを、FXの一般的な取引通貨単位である「1万通貨」で買った時。SBIFXトレードでは1日56円を獲得することができます(2018年5月時点)。
主にアプリで取引を行っています。直感的に使うことが出来るアプリでとても使いやすいです。取引できる通貨ペアについても種類が豊富で良いと思います。特に悪いと思う点はありません。FXを始めて間もない方にとって使いやすいと思います。
元 銀行員|手塚大輔
FXは資金管理・リスク管理をすれば大損する可能性は低い
FXはレバレッジがあるため、少額資金でも大きな利益を出せる可能性があります。レバレッジが10倍であれば、10万円の元手で10倍の100万円の外貨を購入可能です。
100万円が110万円になれば、10万円の元手で10万円の利益になります。しかし、反対に損失も10倍になるのです。 リスク軽減のために、最初は2〜3倍程度の低いレバレッジでFXを始めることが大切です。
また、資金管理も重要です。単一通貨でなく、複数の通貨にも分散させて、投資を行えば下落リスクを軽減できます。
FXなら大きなリターンも可
FXは少額から始めることができる魅力的な商品です。1万円からはじめることもできますし、業者によっては数百円、数千円から始めることも出来ます。そしてFXの最大の魅力は、少額の元手を100倍にも200倍にもすることができるリターンの大きさです。
とはいえ、一攫千金を狙って大金を一気につぎ込むと初心者の場合には痛い目に合う可能性が高いので、そこは慎重になる必要があるでしょう。
24時間取引が可能
FXは世界のどこかしらの市場が開いていれば取引可能なので、24時間いつでもトレード可能なのです。ネット環境が整っていれば、空いた時間にいつでもオンライン取引を行うことが可能です。株式投資は時間が決められていますが、FXは時間に関係なく取引を行えるので忙しい人にもピッタリだといえるでしょう。
空き時間の10分~20分で利益が狙える
為替の相場(日本円とドルのお金の価値)は、秒単位で動いています。つまり、今買ったアメリカドルの価値が、1分後には跳ね上がっているケースも日常茶飯事です。
これを利用して、お昼休み・通勤時間・寝る前の時間などで、短時間で利益を獲得しているサラリーマンや主婦トレーダーはたくさんいます。
通勤時間の電車内、家事や育児の合間、寝る前の布団の中で15分など、利益獲得のチャンスは様々。まずはFX口座を無料で作る事から始めてみてはいかがでしょうか。
寝ている間も自動で利益も狙える
また、寝てる時間や仕事中の時間で相場を見られない時でも、自動売買ツールを使って利益を狙うことができます。サラリーマントレーダーだけでなくプロトレーダーも、この自動売買を上手に活用して利益をあげています。
代表的なところで言うと、「FXブロードネット トラッキングトレード」などが有名です。こちらで1日500円~1,000円の利益を出している人も、実はたくさんいるのです。
スプレッドが業界最強水準なので、短期売買の人にも向いています。それだけでなく、自動売買の「トラッキングトレード」があるので、寝てる時間でも忙しい時間でもルール通りに取引をしてくれます。非常に便利なシステムだと思います。
FXブロードネット
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.5銭 | 0.6銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 24 |
FXは売買がしやすい
世界最大の金融市場であるFXは、その規模の大きさから取引相手が見つかりやすく、売買が成立しやすいといえます。株式投資は自分が売りたいと思う株を持っていても、買い手が見つからなければ取引が成り立ちません。そういった心配が少ないのもメリットの一つだと言えるでしょう。
リスク管理をきちんとしていればOK
FXにはさまざまなメリットがありますが金融商品であることには変わりありません。相場の変動は避けられないので損失が出る可能性もあります。いざというときに備えてリスク管理をきちんと行っていれば、損失を最小限に抑えることも可能です。
初心者のうちはムチャな取引はせず、10,000円を11,000円にすることから始めましょう。「初心者向けの副業にオススメのFX会社」のページも参考にしてみてください。
元 銀行員|手塚大輔
少額で始めるなら1,000通貨でのFXから
FXは1万通貨からが基本的な投資単位です。1ドル100円とした場合には、100円×1万通貨=100万円になります。しかし、初心者の人にとっては、「100万円分も投資をするのは怖い」と考える人が多いのでしょう。
そのような人にオススメなのが、1,000通貨単位など小ロットから取引ができるFXです。
米ドル円が100円で1,000通貨なら10万円からドルの取引ができます。代表的なFX会社としては、『SBI FXトレード』や『マネーパートナーズ』です。元手資金が3万円~5万円あれば無理なくトレードができるでしょう。
【まとめ】1万円を元手にお金を増やす方法について
銀行にお金を預ける普通預金や定期預金は、お金が減る可能性はほぼ無いと言っても良いでしょう。しかし、逆に増えるお金はほんの微々たる量でしかないのです。
アメリカやヨーロッパなどでは「余剰資金は貯金でなく投資するもの」という考えが染み付いています。日本でも、この考え方が広がりつつあります。
投資のメリット・デメリットを理解し、ぜひ将来に向けての資産運用に活かしてください。最後に、普通預金や定期預金などの手数料は変更されている可能性があるため、各銀行のサイト等で確認してから検討してみてください。
- この記事で紹介したサービス
- ■SBIグループ「SBI FXトレード」
- ■株式会社FXブロードネット「FXブロードネット」
- ■株式会社One Tap BUY「ワンタップバイ」
元 銀行員|手塚大輔
積立投資はおこなう通貨の選定と現在の為替レートが重要
外貨預金をする際には、「通貨の選定」と「現在のレート」に着目しましょう。例えば、「1ドル110円」で100ドル分預金をした場合、日本円では11,000円です。
さらに円安となり、「1ドル120円」になった場合、この100ドル分の外貨預金の日本円での評価額は12,000円です。
現在のレートができる限り円高の時に預金をすれば、為替差益が出ます。
預金した国が経済発展して通貨の価値が上がれば、円安になり、為替差益を得ることができます。また、その反対のリスクもあるので十分に注意しましょう。