この記事のアドバイザ
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ FXでもっと勝てるようになりたい!
- ✔ 金曜日のFX取引はどうすればいい?
- ✔ 勝ち組は週末をどう過ごしている?
FXにおける、金曜日の戦い方は非常に重要です。FXでは金曜日のことを「魔の金曜日」と呼ぶこともあり、普段の平日とは違った動き・違った対策が必要です。
上手くすれば大きな利益を狙うこともできますが、人によっては金曜日はFXをしないとルール化している人もいるほどです。
今回はFXにおける金曜日の特徴や、取引のルール、手仕舞いのタイミングなどについて見ていきます。
FXの金曜日の値動きの特徴
まず覚えておきたいのは、金曜日はそれまでの平日とは違う動きをする場合が多いという事です。
上記は米ドル円の60分足チャートです(DMM FXより)
それまでのトレンドとは逆の動きをしたり、急に激しい動きをするなど、予測が難しい複雑な動きをします。値動きが大きく複雑なことから、プロトレーダーでも金曜日のトレードを戦略的に避ける人はいます。
なぜ、金曜日の相場は特徴的なのか?複雑な動きをするのか?それは、相場を形成している投資家心理が深く関係しています。
投資家の「ポジションを週末に持ち越したくない」という心理
投資家の多くは「ポジションを週末に持ち越したくない」という気持ちを持っています。なぜなら、土日は注文や決済ができないため、リアルタイムでリスク管理ができないからです。
週明けに損失が生まれている可能性を考える
例えば、土日に大規模なテロが発生したり、各国の大統領が重要な発言をしたり、地政学的リスクが高まったり、偶発的な衝突から有事が起きてしまったり。など、大きな出来事が起きると、週明けの相場は暴騰・暴落で大混乱してしまい大損してしまいます。
ポジションを持ったままだと、土日に何かあった場合は大損してしまう可能性があることから、多くの投資家はリスクを考え週末に持ち越さないように行動をします。
それまでのトレンドとは逆の動きをしたり激しい動きも
金曜日には多くの投資家がポジション調整を行います。ポジション調整とは、保有しているポジションを決済していくことです。
そのため、相場がそれまでのトレンドとは逆の動きをすることも多いです。また、儲けている投資家ほどポジション調整する傾向が大きくなることや、ポジション調整の動きを狙ってスキャルピングを行うトレーダーも増えることもあり相場の動きが激しくかつ複雑になります。
- ポイント
- ●週末は注文・決済ができない
- ●週末に何か大きな出来事があれば相場が暴騰・暴落の可能性
- ●リスク回避のために金曜日にポジション調整する
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金曜日のFXトレード手仕舞い時間
結論から言って、土曜日の早朝6時にはFX取引ができなくなってしまいますので、その前には持っているポジションを決済する方が良いでしょう。
とはいえ、多くの人は土曜日の朝6時は寝ている時間かと思いますので、金曜日の夜寝る前には決済した方が良いですね。
「金曜日の夜は値動きが激しいからもったいない」と思う人もいるかもしれませんが、リスクとリターンは表裏一体です。
経験豊富なトレーダーであれば問題なし
値動きが複雑な金曜日の相場ですが、値動きが大きくスキャルピングなどの短期トレードで利益を得れるチャンスでもあります。そのため、経験豊富なトレーダーであれば無理に手仕舞いせず勝負してまったく問題ありません。
プロトレーダーの中には、敢えて金曜日の相場を狙う人もいるほどです。クセの強い相場だからこそ攻略すれば大きく稼げます。
初心者は必要以上に手を出さない方が良い
プロトレーダーにとっては金曜日の相場はチャンスでもありますが、初心者にとっては違います。初心者は金曜日の相場に必要以上に手を出さないことをおすすめします。
値動きが複雑なため、これまで通用した定石が通用しないことも多く、損失を抱えてしまう可能性があるためです。できれば木曜日の時点でポジションを解消した状態で金曜日を迎えましょう。
元 銀行員|逆瀬川勇造
月曜~木曜に比べると少し難易度は上がる
金曜日のトレードは他の曜日に比べると難易度が高くなるのが一般的です。金曜日にポジションを持っていると、週末に重要な会議が開かれたり、事件が起こったりした時に対応することができず、週が明けると自分の持っているポジションと別の動きをしてしまい、大きく損してしまうリスクがあります。
そのため、ポジション調整する投資家が多く、金曜日は純粋な市場の動きとは違う動きを見せることが多いのです。このため、金曜日は他の曜日と比べると難易度が相場を読む難易度が高く、金曜日には一切トレードしないというルールを持つ投資家もいます。
ポジションを持っている人は時間を決めて決済する
既にポジションを保有している人は「金曜日の●時までには決済する」とルールを決めて対応しましょう。
ルールが決まっていない人は、ロンドン市場が開く時間(日本時間17時〜/夏時間は16時〜)、もしくはニューヨーク市場が開く時間(日本時間23時30分〜/夏時間は22時30分〜)までには決済しましょう。市場が開くことで市場参加者が多くなり、値動きが大きくなってしまいます。
土日に何らかの大きな出来事が起きれば、週明けには大きな損失を負う可能性があります。多少の痛手はやむなしと考え、強制的にポジションを持ち越さないようにしましょう。習慣が身に付けば月〜木の間で十分に稼げます。
月曜には状況が大きく変わっている可能性もある
上記は「GMOクリック証券」の30分足チャートです。ちょうど金曜日の夜~月曜日の朝の時間を表しています。
FXは土曜日の朝6時にNY市場が閉まると、次にトレードがスタートできるのは月曜の朝方です。つまり、その時間をポジションを持っている状態で迎えたら、月曜日の朝に市場が開くまでは何もできないのです。
この間に、為替相場はまったく動かないわけではありません。上記の画像のように、週末の間に大きな動きがあって、ローソク足が大きく動いていることも少なくありません。これを俗に言う「窓が開いている状態」と呼びます。
多くの人に選ばれているFX会社は?
FXで安定的な収入を得るには、FX会社選びも重要です。自分の想い通りのトレードができる環境であればあるほど、勝率も自然とついてきます。
初心者がFX会社を選ぶ際のポイントを見たうえで、多くの人に選ばれているFX会社を紹介します。
- FX会社の選び方
- ●誰もが知っている大手のFX会社を選ぶ
- ●利用者が多く、評判の良い所を選ぶ
- ●取引コストを安く済ませられる所を選ぶ
低コストで運用するなら「DMM FX」
国内ナンバーワンのFX口座数を誇るDMM.com証券の「DMM FX(PR)」。ネット系の各種サービスを提供しているDMMグループなので、通信環境・取引環境が非常に安定して
いて、スマホツール、PCツールともに使いやすさの面では右に出る者はありません。
金曜日には重要指標が発表されることも多いFXの世界ですが、そんな時でもスプレッドが広がることが少なく、「米ドル円=0.2銭」の業界最狭水準を維持しています。
バランスの取れた間違いないFX会社
コスト面、スワップポイント、利用者数、口コミ評判など、どれをとっても弱点となりうる場所があまり見当たりません。プロトレーダーでも「迷ったらDMMにしとけば間違いない」という意見も多く聞かれます。
今なら新しくFX口座を作ると、最大2万円のキャッシュバックを貰えるので、この機会にチャレンジしてみましょう。
私の場合、基本的にトレードはスマートフォンのアプリケーションで行なっていますが、とても使いやすくて見やすいプラットフォームだと思います。時間の反映も遅くない印象です。
少額取引可能で安定感抜群「SBI FXトレード」
SBIグループの運営するFX会社「SBI FXトレード」も、DMM FXと並んで非常に多くの人から選ばれているFX会社です。他社にはない多くの強みを持っている、安心と信頼のFX会社です。
- SBI FXトレードのメリット
- ✔ 業界最狭水準スプレッド「米ドル円=0.17銭」
- ✔ 1通貨取引可能なので最小資金は「4円」から
- ✔ 業界最良水準のスワップポイントで中長期投資も強い
- ✔ 積立FXを活用した資産形成も可能
強靭なシステムとサーバーで安定
投資や各種ネットサービスに長けたSBIグループは、スマホもPCのも快適な取引環境を整えており、2020年オリコン顧客満足度調査FX取引初心者部門1位にもなっています。
口座を作ると無条件で残高500円の状態からスタートできます。それを元手にFXの世界を体験することもできますので、初心者の方にも中級者~上級者の方にもオススメです。
【まとめ】金曜日~週末の取引は慎重に
金曜日の相場はそれまでの値動きとは異なることが多いです。ポジション調整とスキャルピングトレーダーにより、大きく複雑な動きをする傾向があります。
敢えて金曜日の相場を狙って勝負することもできますが、初心者の方は勝負を避けた方が無難です。月〜木までの相場で勝てるよう戦略を練りましょう。
勝てない時はFX会社を変えてみるのも◎
また、どうしても勝率が上がらない時には、FX会社を変えてみるのもオススメです。
基本的に新しい口座を作るのは無料ですし、頻繁に取引をする人でしたら、キャッシュバックキャンペーンの恩恵を受ける事もできます。
気分が変わると勝率も変わるかもしれません。ぜひ検討してみてください。
- この記事で紹介したFX会社
- ✔DMM.com証券「DMM FX(PR)」
- ✔SBIグループ「SBI FXトレード」
元 銀行員|逆瀬川勇造
FX会社は複数持った方がいい
FXを始めたばかりの方は1つしかFX会社を持っていない方が多いかと思いますが、経験を積んだトレーダーはメインのFX会社を持ちつつも複数のFX会社を持っているのが一般的です。その主な理由としてはFX会社ごとに提供しているサービス(ツール)が違うということが挙げられるでしょう。
複数のFX会社のチャート分析ツールや、為替ニュースを閲覧したり、システムトレードを利用したりすることができます。他にも、短期運用と長期運用で会社を分けたり、FX会社のサーバーダウンに備えたりすることも複数のFX会社を持つメリットとなります。
元 銀行員|逆瀬川勇造
金曜日は指標発表などが多く荒れる傾向にある
金曜日の為替相場は荒れる傾向にあります。その理由としては、週末にポジションを持ち越したくないといった投資家心理などがありますが、アメリカの雇用統計が毎月第一金曜日に発表されることも理由の一つです。アメリカの雇用統計は様々な指標の中でもっとも注目されている指標で発表の直後は大きく相場が荒れます。
また、雇用統計以外の指標の中でも、毎年日付が決められているものについては、年によっては金曜日に指標の発表がなされるものがあります。指標の発表と、金曜日の投資家心理が重なると、大きく荒れることもあるので、指標発表の日付は事前にチェックしておくことが大切です。