この記事のアドバイザ
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ FXの負けや損失を避けたい人
- ✔ 勝率を高めて安定的に稼ぎたい人
- ✔ とにかく毎月の収支をプラスにしたい!
FX初心者の多くは同じ失敗・落とし穴にハマる傾向があります。どのような落とし穴があるのか、また、回避する方法を把握しておくことで、負けたり損失を負う可能性を軽減させることができます。そして、勝率を上げることも可能です。
FX初心者だけでなく、これからFXを始める予定の方は、しっかりと確認して同じような落とし穴にハマらないようにしましょう。
今回は、初心者が高確率でハマる3つの落とし穴と回避するための方法について紹介しています。
【1】勝率は高いが損失を負ってしまう
FX初心者のハマる落とし穴の1つに、勝率を追い求め過ぎるというものがあります。勝率を重視するあまり勝率は上がりますが、結果が伴わないというものです。
「勝率を上げたい」「負けたくない」という思いから、利確のタイミングは早くなりますが、損切りタイミングは遅くなります。そのため、勝率は非常に高くなりますが、結果的に損失を負ってしまいます。いわゆる「利小損大」となり、5回勝っても1回の負けでマイナスになるようなトレードになってしまうのです。
特に初心者の方は、最終的な利益・損失よりも、勝ち・負けにこだわってしまうため、勝率は高いですが損失を負ってしまう状態にハマってしまいます。
利確は大きく損切りは小さく、ルールを決める
勝率にこだわることも大事ですが、どれだけ稼げるか?を重視することが大切です。そのうえで、勝率にこだわるようにしましょう。
利小損大に陥るのを回避するには、「利確は大きく」「損切りは小さく」行うことが必要です。多少勝率は下がる可能性がありますが、最終的な利益の方がずっと大事です。
そして、利確・損切りを感覚で行うのではなく、「●pipsで利確(損切り)」「▲▲円で利確(損切り)」と、予め利確・損切りポイントをルール化し、その通り実行していきましょう。損小利大の実現や勝率や利益率も安定するようになります。
【2】レバレッジの設定ミス
FXでは少額資金でも最大25倍のレバレッジ取引ができるため、初心者はレバレッジ取引に手を出しがちです。勝てば少ない資金で大きな利益を得ることができますが、予想がハズレた場合は大きな損失を抱えてしまいます。
また、わずかな相場変動で証拠金維持率が大きく低下するため、ロスカットになって資産の大半を失うこともあります。
安易な考えで高いレバレッジを設定し、大きなピンチを迎えてしまいます。
高レバレッジはNG
よほど潤沢な資金がある場合は良いですが、そうでない場合はFX初心者の高レバレッジ取引はNGです。レバレッジが高くなるほど証拠金が必要ですし、ロスカットの可能性も上がります。さらに、ポジションによってはスワップポイントの支払いまで発生してしまいます。
勝って大きく稼げることだけを考えて高レバレッジ取引をする人もいますが、大抵勝つことはできませんし、プロでも高レバレッジは避ける傾向があります。
初心者の方も、一部の本やWebサイトに、FXの魅力として高レバレッジ取引が紹介してありますが、手を出すことは避けましょう。初心者はどんなに高くてもレバレッジ4倍〜5倍までに抑えておくべきです。
証券外務員|安宅太
どれぐらいの為替の動きまで耐えられるのかを把握
FX取引の魅力は何と言ってもレバレッジ取引が出来る点です。レバレッジ取引の魅力は何と言っても今持っている自分の少ない金額を倍率をかけて大きな取引が出来ることではないでしょうか。例えば100万円を持っている時、レバレッジが3倍なら300万のポジションを持つことが出来ます。
そして1ドル=100円が101円になった時には3万円の利益が出ます。逆に1ドル=100円が99円になった時には3万円の損が出ます。レバレッジをかけて何倍もの量を持つことが出来るということは利益も損失も同じだけそのままの倍率になります。これがレバレッジ取引をする際の1番の注意点になってきます。
【3】いつでもポジションを持ってしまう
FX初心者に多いのが「ポジポジ病」と言われるものです。ポジポジ病とは、FX業界でよく言われる言葉であり、常にポジションを持っていないと不安になる人のことを指します。
FXは24時間取引できますが、常にポジションを持てば良いというものではありません。ポジションを持たないことも勝つために必要なことであり、むしろ、常にポジションを持つことは負けや損失の原因となってしまいます。
どんなにすごいプロトレーダーでも、常にポジションを持ち続ける人はいません。「待つのも相場」ということを覚えておきましょう。
証券外務員|安宅太
初心者は常にポジションを持ちたがる
FX取引をする時には事前に自分なりの相場観または様々な経済指標、チャート、トレンドなどの分析の結果、投資が出来ると判断してから投資をするのではないでしょうか。そのため自分が判断して予測とは逆の相場になった場合にはなかなか判断がつかなくなる場合があります。
一生懸命調べてはいつか戻ると待つのですがさらに損失が増えてしまうことがあります。そうなってしまうと完全に今回の相場については負けたことになります。当初判断した時と事情が変わりトレンドが変化したは素早く負けを認めて潔く最小限で損切することが損失を少なくする方法になります。あまり長く引きずらないことが次の相場で勝てる策になります。
相場分析を行い勝てそうなタイミングのみポジションを持つ
ポジポジ病になるのを防ぐには、根拠なく感覚で行う取引をやめることです。
テクニカル分析やファンダメンタルズ分析でしっかりと相場分析を行い、勝てそうな相場・自分の得意とする相場のみ取引するようにしましょう。そうすることで、負けそうな相場や自分の不得意な相場展開ではポジションを持たないようになります。
結果として、ポジポジ病も防げるだけでなく勝率も上がります。根拠のない「なんとなく」で取引することは絶対にやってはいいけません。
【まとめ】
FX初心者がハマる落とし穴は大抵の場合同じです。同じような失敗が多いからこそ、事前に把握して対策を打っておく必要があります。失敗する確率が下がれば、自ずと勝率が上がるため良い結果が期待できるようになります。
FX初心者の方もこれから始める予定の方も、以下のルールを守って効率のいい取引を目指しましょう。
- 今回の記事のポイント
- 利確・損切りルールを決めて損小利大を目指す
- 高レバレッジ取引はしない
- 分析を行い根拠のあるエントリー・取引をする
選ばれているFX会社は?
FXで利益を狙うために忘れてはいけないのは「FX会社選び」です。どこを使っても同じと考えている人も多いかもしれませんが、FX会社の選び方によって勝率は大きく変わってきます。
- FX会社の選び方
- 少額で始められる所を選ぶ
- 誰もが知っている大手のFX会社を選ぶ
- 利用者が多く、評判の良い所を選ぶ
- 利用コストを安く済ませられる所を選ぶ
最後に、上記の条件を満たすFX会社を紹介します。いずれも口座開設は無料ですので、実際にさわって確かめてみてはいかがでしょうか。
ヒロセ通商 LION FX
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
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米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 54 |
証券外務員|安宅太
いわゆる「コツコツドカン」に注意
FX取引をして損失が出ると、この後どうすればいいのか迷うことがあると思います。利益が出るまで待つのか、それともある一定の水準が来たら売るのかのどちらかの選択になってくると思います。この場合さらに損失が大きくなった場合に判断が出来なくなりロスカットせざるを得ない状況になり次の取引が難しくなります。
特に最初の取引の場合には待ってしまうことが多々あります。トレンドにはどうしても勝てない時がありますので、これに逆らわずに、ある程度のところで目処をつける必要があります。そのためにも自分なりに損切ポイントを決めておいて次の機会に備えるのが得策と思います。