この記事のアドバイザ
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ 月曜日朝のFXトレードはどうすればいい
- ✔ FXのチャートにできる窓とは?
- ✔ 安定して利益を出せるようになりたい!
土日はFXトレードができないので、FXトレーダーにとって月曜日の朝の動き方は非常に重要です。よく聞くチャートの「窓」が開くのも月曜日の朝です。
この窓をきちんと理解してトレード戦略に組み込めば、勝率UPも見込めるかもしれません。
✓月曜日はどうやって取引すればいい?
✓勝てる人は週明けはどうしてるの?
そんな人に向けて、今回は窓開け・窓埋めの基本的内容や窓埋めトレードについて紹介します。
週明け月曜日は1つの狙い目
FXトレードの1つの狙い目として週明け月曜日があります。必ず狙えるわけではありませんが、特に土日に大きな出来事が起きた場合などは、月曜日のトレードで大きな利益を得られる可能性があります。
「窓」が発生するかどうかで変わってきますので、窓の特徴やトレードの仕方を見ていきましょう。
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- ココに注目!
FXにおける「窓」とは
画像引用:GMOクリック証券
上記は「GMOクリック証券」のチャート画面です。
窓とはローソク足の間にできた大きな空間のことを言います。上方向へ開いた窓を上窓、下方向へ開いた窓を下窓と言うこともあり、窓が開いたことを「窓開け」、窓が閉まることを「窓埋め」とも言います。
窓が開く理由【1】土日に開いている市場の影響
日本国内をはじめ世界中の多くの市場は、土日に閉まっています。もっとも遅くクローズするニューヨーク市場が、日本時間土曜日の朝方6時頃に閉まり、もっとも早く開くニュージーランドのウェリントン市場が、日本時間月曜日の朝方5時頃に開きます。
しかし、中東バーレーン市場は土日に開いていますので、世界情勢に影響のある出来事などが起きると土日でも売買が活性化されて、相場が大きく動く可能性があります。このときの値動きにより、月曜日に窓が出現します。
窓が開く理由【2】ヘッジファンドや大口投資家による売買
2つ目の理由が、ヘッジファンドや大口投資家などにより大量の売買です。非常に大きな取引量で仕掛けることで、価格が一気に動き窓が出現する可能性があります。
このように、土日に大きな値動きがあった場合や何らかの理由で相場が一方向に強く動いた場合に窓が出現する可能性があります。
土日の値動きに関しては、基本的に各FX会社のチャートにはリアルタイムで反映されないため、月曜日のチャートに窓として現れます。
窓が開いたら埋まる事が多い
窓が出現したら利益を狙うチャンスです。
なぜなら、「窓が開いた後は埋まる」ことが多いためです。もちろんすべてのケースではありませんが、結構頻繁に窓開け→窓埋めの動きは見られます。
画像引用:FXを始めるなら外為どっとコム|FX
今度は、「外為どっとコム」のチャート画像です。上記のように価格が上昇をして窓が開いたら、いずれ価格が下落して窓が埋まります。
これは、世界中で多くのトレーダーが窓埋めを狙ってポジションを作るため、次第に窓が埋まっていきます。他にも、ポジションを持ち越したトレーダーによる利確や損切りも窓埋めが起きる理由です。
「窓開けが発生したら窓埋めを狙う」というシンプルなトレードで利益を稼ぐことが可能です。
窓を狙う際の心得は?
窓埋めした後を狙う
窓開け→窓埋めのタイミングを狙うだけでなく、窓埋め後を狙うのも1つの手です。
「窓が開いた後は埋まる」という市場心理があるのと同じように、「窓が埋まったら反発する」という心理もあります。
画像引用:FXを始めるなら外為どっとコム|FX
上記のように、窓埋め後に大きく反発することは決して少なくはありません。場合によっては非常に大きな反発を見せるため、一気に利益を稼ぐことも可能です。
損切りできなかった多くのトレーダーが窓が埋まったことで損切りを行うこともあり、反発するとも言われています。
FXにの窓について動画で解説
本サイトでは、FXに関する専門知識をYou Tubeチャンネルで公開!「窓」についても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
土日の出来事や月曜の朝一の相場をチェックする
窓が開くかどうかをできる限り早いタイミングで予測・把握できれば、チャンスを得やすいです。
まず、土日に相場に大きな影響を与える出来事がないか確認するようにしましょう。選挙や大統領発言、地政学リスクなど、国内・海外のニュースを見ればある程度把握できます。
また、月曜日の朝一に相場をチェックするというやり方もあります。
商品名 | 夏時間 | 冬時間 |
---|---|---|
DMM FX | 月曜7時~土曜朝5時50分 | 月曜7時~土曜朝6時50分 |
外為どっとコム | 月曜7時~土曜朝5時50分 | 月曜7時~土曜朝6時50分 |
GMO外貨 | 月曜7時~土曜朝5時50分 | 月曜7時~土曜朝6時50分 |
GMOクリック証券 | 月曜7時~土曜朝6時00分 | 月曜7時~土曜朝7時00分 |
ヒロセ通商 | 月曜7時~土曜朝5時00分 | 月曜7時~土曜朝6時00分 |
JFX | 月曜7時~土曜朝6時00分 | 月曜7時~土曜朝6時00分 |
FXブロードネット | 月曜7時~土曜朝5時55分 | 月曜7時~土曜朝6時55分 |
外為オンライン | 月曜7時~土曜朝5時55分 | 月曜7時~土曜朝6時55分 |
SBI FXトレード | 月曜7時~土曜朝5時30分 | 月曜7時~土曜朝6時30分 |
元 銀行員|逆瀬川勇造
早朝はスプレッドが広がりやすいので注意
FXの取引コストであるスプレッドはできる限り狭い(安い)ほうがよいですが、早朝はスプレッドが拡がりやすいので注意が必要です。最近ではFX業者の多くはスプレッドを原則固定させていますが、スプレッドが広くなることもあります。具体的には、アメリカの雇用統計発表など重要な経済指標が発表される時や自然災害時などありますが、それに加えて日本時間の6時~7時頃は広がりやすいです。これらのタイミングでスプレッドが広がる要因は流動性が低かったり、レートが急激に動いているからだと言えます。スプレッドが広いタイミングでの取引はそれだけ無駄な経費がかかってしまうため注意が必要です。
ニュースに強いFX会社を使おう
FX口座の開設は、基本的にどこも無料でできます。つまり、いくつ口座を持ったところで、トレーダーにとって不利益になることはありません。
勝ち組のトレーダーになると、情報収集用の口座をいくつも持っているのは当たり前です。主要取引用の口座とは別に情報収集用の口座を持つことで、新鮮な情報をいち早くキャッチして、自分のトレードに活かすことができます。
情報量が豊富なFX会社「外為どっとコム」
FX会社のなかでも、ニュース配信が多いのは外為どっとコムです。GI24、ロイター、フィスコなど、たくさんのニュース配信をしています。
外為どっとコムの会員になると、外為為替の番組や20種類のレポートも閲覧できます。経済指標をリアルタイムに近いスピードで配信しているので、情報収集の際に役立ちます。
画像引用:FXを始めるなら外為どっとコム|FX
さらに外為どっとコムは、ニュースだけでなく相場分析の情報ツールなども非常に充実しています。上記の図は、どのくらいの人が何円で注文・決済を設定しているのかが分かるものです。
視覚的にキャッチできたり、チャート分析を元にした予測ツールなども提供しています。外為どっとコムで取引をしていない人でも、情報収集用の口座として外為どっとコムを使う人も少なくありません。
※ロシアルーブル/円のみ10,000通貨
銀行・証券としても有名なSBIグループ
画像引用:FX(外国為替)ならSBI FXトレード | SBI FXトレード
こちらも知名度の面では申し分ない「SBI FXトレード」。情報量は豊富かつスピーディーで、チャートの分析カスタマイズにも優れています。情報量以外にも以下のような強みを持っています
- SBI FXトレードの強み
- ✔ 業界最狭水準スプレッド「米ドル円=0.17銭」
- ✔ 取引通貨単位が「1通貨」
- ✔ 積立FXに対応
新しく口座を作ると、残高500円の状態でスタートできるので、少しだけお得になっています。プロからも初心者からも選ばれている間違いのないFX会社と言えます。
【まとめ】
月曜日ならではの狙い目として窓埋めトレードがあります。「窓開け→窓埋め」「窓埋め→反発」を狙うことができ、大きな利益を得られる可能性もあります。
ただし、窓が出現したとしても必ず埋まる保証があるわけではありませんし、埋まるまでにかなりの時間差が生じる場合もあります。
そのため、ファンダメンタルズ分析などもしたうえで、精度を高めてトレードするようにしましょう。安易に狙ってしまうと逆に損失を負う可能性もあります。1つの狙い所として把握をし、投資戦略を練ってみましょう。
元 銀行員|逆瀬川勇造
短期売買なら週末にポジションを整理しておきましょう
FXで短期売買をするのであれば週末にポジションを整理しておくことが大切です。ポジションを持ったまま週末を迎えると、週末に何か為替市場に影響のあることが起こっても対応できないからです。週末のニュースが原因で自分のポジションとは逆方向のギャップアップやギャップダウンにあうと大きな損失に見舞われてしまいます。敢えて週末にポジションを持ち越すのであれば相場を予想できるときや、窓開けが起こった時の窓埋めを狙うなど明確な理由があるときだけに限るとよいでしょう。週末にポジションを持ち越すことは運の要素も強くなってしまいますが勝てれば利益も大きくとれる可能性が高いです。
- この記事で紹介したFX会社
- ■ヒロセ通商「LION FX」
- ■株式会社外為どっとコム「外為どっとコム」
- ■SBIグループ「SBI FXトレード」
元 銀行員|逆瀬川勇造
窓を狙うなら週末に起こったことやニュースに着目
窓を狙った取引をするのであれば週末に起こったことやニュースに着目しましょう。窓開けは連続するローソク足が大きく離れ、ぽっかりと穴が開くことで穴埋めはその窓が閉じることですが、これら窓開けと窓埋めはFXのトレーダーに取って狙い目となるチャートパターンです。窓開けは週末に為替市場が終わった後の終値と翌週に為替市場が始まった時の始値に価格差があることで起こります。つまり、為替市場が動いていない週末に相場が大きく動くような事件や事故が起こると窓が生じることになるため、ニュースをチェックしておくことが大切なのです。なお、一度窓開けすると窓が開けたことが節目となりその後の相場にも影響を与えることが多い点にも注意が必要です。