初心者の為のやさしいFX総合情報サイト

2023/06/12

FXにおける底と天井の意味とエントリーポイント

本コンテンツには広告を含む場合があり、記事内には企業のホームページへの広告リンクを一部掲載しています。 これらの広告を経由して読者が企業ホームページを訪れ、成約が発生すると弊社に対して企業から紹介報酬が支払われるという収益モデルです。
>提携企業一覧

この記事のアドバイザ

國村功志

大学卒業後、大手証券会社で株式・債券・投資信託などの金融商品販売に携わる。その後、ファイナンシャルプランナーの養成団体やFP事務所を経て、現在は資産形成専門FPとしてセミナーや個別相談のほか、マネー系記事の執筆も行っている。個人でも投資信託やFXでの資産運用を行い、実践に即したわかりやすいアドバイスを心がけている。

目次

  1. 「天井」や「底」を利用したトレード方法
  2. 「天井」や「底」の分析にお勧めのFX業者
  3. 「天井」や「底」を意識して、トレンドをつかもう
この記事はこんな人におすすめ
  • FXでよく聞く「天井」や「底」って何?
  • 底で買って天井で売れるようになりたい!
  • プロは勝率をあげるために何をしてるの?

為替相場でトレードしていると、よく高いところで買ってしまったり(天井掴み)や、低いところで売ってしまったり(底売り)ということがありますが、反対に良いポイントでポジションを持つというのは、なかなか難しいものです。

しかし、上手にトレードしている人はうまいポイントで売ったり買ったりできていますよね。

この記事では、そもそも「天井」や「底」とは何なのかという基礎的な部分から、具体的なトレード方法までわかりやすく説明します

「天井」や「底」を利用したトレード方法

為替相場だけでなく、調子全般で言われる「天井」や「底」とはそもそも何なのか?
また「天井」や「底」を活用したトレード方法をご紹介します。

「天井」や「底」の見方・考え方

少し言葉の意味からはそれますが、FXにおいては「天井」とは「上昇トレンドが終了したポイント(上がりきったところ)」を意味し、また「底」とは「下落トレンドが終了したポイント(下がりきったところ)」を指します。

為替相場でより多くの利益を出すためには、できる限り安く買って、できる限り高く売ることが重要ですので、「どの部分が天井(底)なのか」ということは誰しもが知りたいところではあります。

底と天井を見極めるのは難しい

ただ、一方で「天井」や「底」を狙ったトレードは失敗する可能性もあるということを頭に入れておいてください。

つまり、「どの部分が天井(底)だったのか」ということは、上がっている(下がっている)時点では確実には言えず、後になってから「そうか、あそこが天井(底)だったのか」という風に確定できるものなのです。

ですから、「天井(底)」を予想する方法を学ぶとともに、予想が外れた場合には損切ができるように、適切なリスク量でトレードをし、損切ができないほどの大きすぎるトレードはしないことが重要です。

元 証券会社勤務|國村功志

「頭と尻尾はくれてやれ」という言葉があります


天井と底を狙うのは非常に難しいトレードでもあります。もちろん天井と底でトレードできるならそれに越したことはありませんが、現在が天井か底なのかは、あとになってみないと判断できません。よほど明確なシグナルが出ていれば別ですが、基本的にはリスクの高いトレードになりやすいことを覚えておきましょう。利益を出すFXトレーダーはチャートが動き出すタイミングを意識しており、トレンド転換を確認したあとなどの利益が取りやすいタイミングでエントリーしています。FXでは負けないことがなにより重要ですので、予想の難しいエントリーは避け、天井や底をつけたあとの動きをいくつか予想してエントリータイミングを図りましょう。

トレンドラインを利用した「天井」や「底」の判断方法とトレード

「天井」や「底」をとらえるためには、その前提となる「トレンド」をとらえなくてはいけません。

トレンドをとらえる方法はいろいろありますが、第一にはトレンドラインを用いるのが簡単です。

実際に、トレンドラインを使ってユーロドルの天井がどこかを見てみましょう。

上記はユーロドルの日足にトレンドラインを引いたもの「GMOクリック証券」です。

このように、トレンドラインを引くと上昇と下落の境目がはっきりとわかります。トレンドラインを割り込んだり、上回ったポイントがトレンド転換のポイントです。

そして、トレンドが転換した手前の高値や安値が「天井」や「底」になります。

天井や底を確認したら、新しいトレンドの方向にエントリーします。

上昇トレンドラインを割り込んだ場合には、割り込んだポイントや割り込まれた上昇トレンドラインに再度接近したポイントで売りエントリーをします。

下落トレンドラインの場合には反対に、下落トレンドラインを基準に買いエントリーをします。

ちなみに、トレンドラインは下のようにさらに細かく引くこともでき、そうするとさらに「天井」や「底」に近いポイントでエントリーすることも可能ですが、細かい損切りも同時に必要になり、難易度も上がりますので気を付けましょう。

元 証券会社勤務|國村功志

まずはトレンドの向きを把握できるようになりましょう


FXで利益を出し続けている人たちが必ず行っているのは、為替相場の「環境認識」です。環境認識とは、現在の為替相場の強気・弱気やトレンドが出ているのかいないのかなど、相場環境の大局的に分析することです。初心者の方が陥ってしまいがちな点として、エントリーポイントを見極めようとテクニカル指標に注目しすぎてしまうことが挙げられます。しかし、そもそも現在の為替状況が分析できなければ、買いか売りか見送りかの判断もできませんので、初心者の方は必ずトレンドラインを引くことに加え、移動平均線の向きや乖離幅の確認、チャート形の把握といった基本を押さえて、相場環境の認識がスムーズにできるようにチャート分析を繰り返しやっていきましょう。

「天井」や「底」の分析にお勧めのFX業者

「天井」や「底」を分析するのにお勧めの業者をご紹介します。チャート分析に優れたFX業者を使うことで、勝率UPが見込めます。

GMOクリック証券は高機能&初心者向け

GMOクリック証券FXネオ

GMOクリック証券は、取引コスト(スプレッド)が安いことや、約定力が高いなど、取引環境が優れていることに加えて、チャートなどの取引を補助するツールも充実しています。

以下は、筆者がよく表示させる画面です。

トレンドラインも引きますが、同時に一目均衡表とRSIを表示させ、より細かい分析ができるようにしています。また、ワンクリックで注文できる「スピード注文」画面も表示させています。

GMOクリック証券

満足度
full star
full star
full star
half star
non star
3.7
スプレッド※原則固定(例外あり)
米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 豪ドル/円
0.2銭 0.4銭 0.9銭 0.5銭
取引単価 通貨ペア数
1000通貨 20

元 証券会社勤務|國村功志

チャートの形やラインの引き方を押さえておきましょう


FXには意識されやすいラインやチャートの形があります。基本としてまず知っておきたいのは、サポートラインとレジスタンスラインです。このラインは過去の安値や高値から引くことのできる水平ラインですが、過去の高値や安値は他のトレーダーにも意識されやすく、トレードタイミングにもなりやすいです。また、トレンド終了時に現れやすいチャート形もあります。代表的なものとして、ダブルボトム(トップ)やヘッドアンドショルダーがあります。これらのチャートはトレンド転換を示す材料として注目されており、チャートをよく観察してエントリーポイントを逃さないようにしてください。こうした基本となるラインやチャートは絶対ではありませんが、トレーダーたちに意識されやすいポイントですので、必ず押さえられるよう分析練習していきましょう。

「天井」や「底」を意識して、トレンドをつかもう

「天井」や「底」でぴったりつかむことはなかなか難しいのですが、トレンドラインなどのテクニカル分析を駆使することで、よいポイントでエントリーをすることができます。

また、この記事ではトレンドラインを利用する方法についてご説明しましたが、ほかにもテクニカル分析を使って「天井」や「底」を見極める方法はたくさんあり、興味のある方はより深めていくことをお勧めします。

短期で利益を狙いやすいFX会社を使う

ところで、この記事ではGMOクリック証券をご紹介しましたが、GMOクリック証券のように、取引環境が優れていて、しかもチャート分析などトレードの準備がしやすい業者でトレードすることはとても重要です。

さらに、短期売買に特化しているFX会社としては、「JFX」なども有名です。

初心者の方は、使いやすい業者でトレードをしてテクニカル分析の経験を積んでいく必要があります。

GMOクリック証券

満足度
full star
full star
full star
half star
non star
3.7
スプレッド※原則固定(例外あり)
米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 豪ドル/円
0.2銭 0.4銭 0.9銭 0.5銭
取引単価 通貨ペア数
1000通貨 20

JFX MATRIX TRADER

満足度
full star
full star
full star
full star
half star
4.2
スプレッド※原則固定(例外あり)
米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 豪ドル/円
0.3銭 0.5銭 1.0銭 0.7銭
取引単価 通貨ペア数
1000通貨 24

記事についてのお問い合わせ・ご相談

やさしいFX相談室では、正確性に細心の注意を払って正しい情報の発信を追求し続けています。

万が一、内容に誤りがある場合、真摯に向き合って修正にあたっております。

また、ファイナンシャルプランナーへの相談も無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。(詳細は注意事項をご確認ください。)

> 記事についてのお問い合わせ

特徴からFX会社を探す

  • 副業にオススメ
  • 初心者向け
  • 通貨ペアが多い
  • スワップポイント
  • スプレッドが安い
  • スマホで簡単取引
  • お小遣いを増やしたい
  • 少額で始められる