この記事のアドバイザ
目次
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ 副業FXでお小遣いを稼ぎたい!
- ✔ サラリーマンの本業以外の副収入が欲しい!
- ✔ FXで稼いでる人はどういう手法を使ってる?
当サイトの勝ち組トレーダーインタビュー。今回は外回りサラリーマンとして活躍している、神奈川県のWENXIAOさんにお話を伺いました。
本業の仕事を完璧にこなしつつも、副業FXで安定的に利益を獲得するトレード方法は、どのようなスタイルなのでしょうか。FXを始めた経緯から稼げるようになるまでの道のりについて語っていただきました。
会社員トレーダーのWENXIAOさんに手法をインタビュー
- プロフィール
- ✔ 名前:WENXIAO
- ✔ 性別:男性
- ✔ 年齢:39歳
- ✔ 住まい:神奈川県
- ✔ 職業:会社員
- ✔ 年収:400万円
- ✔ 家族構成:両親と犬と同居
- ✔ FX歴:8年
- ✔ TOTAL損益:+280万
最初のご挨拶
こんにちは、FXトレーダーのWENXIAOと申します。現在の職業はいわゆる出張サービスマンというものになります。
FXは2010年の10月からやっています。しかし、年間通して利益が出るようになったのは2015年からです。
それまでは大きな災害や世界的な経済事件の発生により、大きな含み損を抱え、何年も苦難の時間を過ごしても来ました。FXの世界は、損失が膨らんで資金が尽き、結果的に退場になってしまう人が多くいます。そんな環境下で私が長く続けられてきた手法と理由を紹介したいと思います。
利用しているFX会社
トレード自体は、豪ドル専門の裁量トレードではありますが、システムトレードの手動版のような取引を行っています。メインで使っているのは以下の2社になります。
①外為どっとコム
私がFXを始めた当時から使っているFX会社です。当時はFX会社の数も今ほど多くなく、その中で口座数や預かり残高が非常に多いという事で「外為どっとコム」を選びました。
今はスマホアプリ、当時はガラケーの取引画面が非常に充実していて、外回りサラリーマンの私にとっては快適なトレード環境が準備されていました。手数料は無料、スプレッドも業界最狭水準、さらにニュース情報も充実しているので、今も重宝しています。
②外為オンライン
自動取引システムを利用して、どこまで稼ぐことが出来るのかというのを試してみたかったという理由で、「外為オンライン」のFX口座も作成しました。こちらも業界大手という信頼感があったので、安心して口座を作ることができました。
自動売買注文である「iサイクル注文」は、仕事をしながら24時間ずっと利益獲得のチャンスを逃さないので、サラリーマンの私にはうってつけです。
リーマンショック後の円高に乗じてFXを始めた
2010年中ごろ、サラリーマンであった私は「正直、もう少し自由になるお金が欲しいな」と思っていました。当時はリーマンショック後で株安、超円高時代でした。
- FXを始めたきっかけ
■ 株はただの紙切れになるかもしれない
■ でも、貨幣は紙切れになる可能性は低いだろう
■ ならば、企業より通貨に投資すべきではないか
この考えの元に「米ドルとかをFXで保有しておけば、何年かして景気が回復し、円安になれば、大儲けじゃないだろうか、これ以上大きく下がることもないだろう」という安直な考えの元、長期的に資産を持つことを念頭にFXを始めることにしました。
少し勉強して豪ドルから始めることに
最初は米ドルではなく豪ドルで始めました。豪ドルのスワップは当時1日100円を超えており、かつ保有に必要な資金も米ドルよりかなり低かったですね。
さらにまだ上昇の可能性が大きい通貨であったので「これを買い増ししてスワップ利息だけでいずれは数十万稼げるのでは」という軽い気持ちでした。
200万円の資金で始めたが…
最初の入金額は、それまで車を買うために貯めていた200万円でした。当時は円高時代なので、大きく負ける事はないだろうと思い込んでいました。この資金で着実にお金を増やし、ポジションを少しずつ買い増ししていけば、ロスカットも無いだろうと考えていました。
今となっては大胆すぎる戦略でしたね。改めて計算してみると、すぐにロスカットになる可能性を秘めているくらいにポジション所持していました。
現在は700万円ほどを運用
現在のFX口座の証拠金は自ら貯金を積み増していった分の720万とFXで増やした分の240万ほど、生活資金には一切手をつけておらず、貯金の積み増しは現在も継続しています。
FXだけで資金を増やすのではなく、本業で稼いだ余裕資金で確実に資産を増やし、取引・保有する1ポジションのLot数を上げていくのが最大の目的です。
何よりも安全と堅実を求めるため、1000通貨ずつの取引のために50万というルールを設けています。取引方法に大きく関わってくるので詳細は後述します。
テクニック:両建ての手動システム
ポジション保有の段階で始めに同通貨の(私の場合は豪ドル/円)買いポジションと売りポジションを同時に同量建てる(両建て)。そして、指値で決めてあるルールまで上がる、もしくは下がった時に決済と同時にまた、買いと売りのポジションを建てる。
あとは延々とその繰り返しだけなのです。ご存知の人も多いかもしれませんが、外為オンラインのiサイクル注文の両建て取引を手動でやっているようなものです。
両建ては推奨しないという意見も聞かれますが、私にとっては両建ては勝率を高めるためのテクニックの1つです。
一回の操作は5分だけ
1日に全く取引がないこともあれば、1日に5回以上取引をすることもあります。そして、一回の操作時間はだいたい5分程度です。
- 両建てシステム・取引の流れ
- ✔ 約定メール着信
- ✔ 内容確認
- ✔ 新規約定したポジションの決済条件を指値で入力
- ✔ 決済されたポジションと同内容のポジションの再注文
これだけなので慣れれば本当にすぐ終わりますし、何より、一日に数十回とかの操作が必要なことはまずないです。
この操作は「外為オンライン」や「FXブロードネット」といったFX会社で提供しているツールであれば自動でできます。コストは少しかかりますが、これなら最初の設定だけで後はやる事は何もありません。
利益が出るようになるまで
最初はビギナーズラックで勝てた
FXを始めてから、数か月はとても順調でした。ビギナーズラック+円高状況から円安に基本的にシフトする方向性しか見えなかったので、豪ドルをメインにスワップ狙いの長期保有投資をしつつ、米ドル、ユーロでの短期取引を繰り返すといったことを特に何も考えずにやっていても勝てる状況だったというのが大きかったです。
収益としても評価残高でプラス100万くらいは行っていました。そこで2011年3月11日がやってきて、相場は前面円高へ急激にシフト。災害が起きた国の通貨が上がるという異常事態に、当時ロスカットラインを30%にしていた為、ギリギリロスカットされずに済み。先進国による為替への協調介入により、なんとか元本まで戻したという事がありました。
この後に現在の手動システムトレード方式にシフトしたのですが一度の取引量が割と多めの状態でポジションを建てていたので、この年の半ばに発生したアメリカのデフォルト問題により、米ドル円は史上最高値をつけます。豪ドルも円高が進み戻る気配はなくこの時はもう資産を塩漬けにするしかありませんでした。
荒波を経験してからは安定志向に
第二次安倍政権の発足により、日銀の量的緩和がスタート、塩漬けにしていた資産はプラス40万くらいになった所で、いったん全決済し、新たなスタートを切りました。
ここに来て、運用方法の本格的な検討に入りました。基本的には以下の通りです。
- 定めた運用ルール
- ✔ 仕事の関係で、超短期トレードは出来ない→中長期保有を視野に入れる
- ✔ 多数の通貨を同時に運用するには、知識も必要→取引通貨を絞る事により、集める情報も絞れる
- ✔ ロスカットはさけたい→取引・保有ポジションを低く抑える
- ✔ 最終的に年間に数%でも勝てばいい
そして、下記のポジション保有の際の試算表を作成し、ローリスク・ローリターンでのシステムトレード運用をスタートしました。
それからは肩の荷が下りたようでした。急激な円安、円高であろうとロスカットの不安は極端に低くなったので、利益は本当に少なかったですが。
そこから、さらに貯金による原資の積み増しと取引ポジション量の増加により現在では、月に8~15万の利益を上げています。但し12月に最終的に損切をするので、そこまでは確定益ではないという状態ではあります。
勉強をすれば勝率は上がる
FXは現在、最初の一歩へのハードルがものすごく低くなっています。しかし、お金を稼ぐという手段である以上、勉強は絶対に必要不可欠です。その勉強は世の中の見え方を多少なりとも変えてくれると思っています。それは、政治であったり、世界情勢であったり、税金の事と多岐に渡ります。
また、大きな利益を得るためにはリスクを大きくとるか、資産を大きく投入するしかありません。残念ながら、メンタル的にも収入や資産的にも自分にはそれが難しかったので身の丈に合った増やし方を現在は選びました。この事は最終的に自分というものを良く知る事が出来たという結果を与えてもくれました。
勝ちは自信に繋がり良い結果を生む
それでも必ず勝てるわけではありませんが、仕事以外の収入の手段があるという事、そしてそれで稼いでいるという事は多少の自信になりました。
FXを始めたことによって、毎日の生活で大きく変わったことはありませんが、そもそもFXを続ける負担も大きくないので、最終的に勝った年は年末に多少なりとも贅沢が出来るというささやかな楽しみを持って過ごしています。
これからFXを始める人へ
自己分析をしっかりしよう
FXは、利益を取る方法は通貨の上下差益とスワップ益くらいしかありませんが、様々な手法があります。どの方法が自分に合っているかは、実戦してはじめて分かるものです。
リスクの低いもの高いもの、時間を大きくとられるもの、時間を取られることがほぼないもの勉強や覚えることがたくさん必要なもの、最低限の事を覚えれば出来てしまうものまで本当に色々なトレード方法があります。
どんな手法であれ、それで勝ち続けられるのがその方にとっての正解のはずです。自らの資金、メンタル、時間、勉強意欲とよく相談して、継続が出来ることが大事であると思っています。
デモではなく実戦スタートがおすすめ
まず、最初はデモトレードからという方もいらっしゃるでしょうが、私は実戦をする事をお勧めします。なぜなら、デモトレードだけでは儲かっても損してもデータの流れだけなのでいずれ興味を失ってしまいます。
しかし、実戦であれば、多少の金額だったとしても気になるものです。そして、実戦トレードの条件を変えた場合の結果を知ることが出来るという点で非常にデモトレードは有効です。
通貨であったり、決済をする際の幅、取引ポジションの量、これらを変えたものの結果を知ることが出来れば、その後の取引を進化させることもできます。デモトレードであったとしても、もしかしての結果を知ることが出来ると興味は失わないものです。
取引は小額から、計画的にコツコツ積み増ししよう
とにかくまずは、余裕資金から小額で運用を開始し、しっかりと利益が取れるスタイルを確率しましょう。
副業であれば、初期からの運用の間もしっかり貯蓄をして、運用資金を積み増しできれば、「初期費用+運用益+貯蓄による運用資金の積み増し」で数年後の運用資金と利益を上げていくことが可能です。
例え、運用益がなかなかでない状態であっても運用資金の積み増しは、ロスカット対策にもなるので非常に効率的です。
【まとめ】実戦と反復あるのみ
今回の記事で紹介したWENXIAOさんの両建て手法は、慣れるまでは難しいと感じるかもしれません。
しかし、最初は少額でも良いので恐れることなく実戦してみれば、少しずつ感覚をつかめてくるはずです。
FXにおいて重要なのは「経験値」と「検証改善の積み重ね」です。また、負けて止めずに続けることで、勝率も上がってきます。
焦らず急がず、少しずる安定して勝てるFXトレーダーを目指しましょう。
この記事で紹介したFX会社
最後にもう1度だけ、WENXIAOさんの利用しているFX会社を紹介します。FX口座は無料で作る事ができて、基本的には無料です。新しい口座を作ると、思わぬ活路が開ける可能性もありま。
①外為どっとコム
初心者向けのFX会社としても有名なFX会社です。情報量に大きな強みを持っていて、メイン口座としてはもちろん、情報収集用のサブ口座として持っている人も少なくありません。
コスト面でも業界最狭水準スプレッドなので、スキャルピングトレーダー(短期トレーダー)にもおすすめ。非常にバランスの取れた優良なFX会社です。
※ロシアルーブル/円のみ10,000通貨
②外為オンライン
大島優子さんのイメージキャラクターでお馴染み、自動売買に強みを持つ大手FX会社です。プロも注目する自動売買ツール「iサイクル注文」は、多くの人から支持されています。
忙しいサラリーマンや主婦向けのFX会社として知られており、自動売買ツールを回している間は24時間ずっと利益獲得のチャンスを逃しません。
外為どっとコムと外為オンライン利用者のその他の口コミ評判
『外為どっとコム』と『外為オンライン』は、FX会社の中では大手と呼べるほど利用者数の多い業者です。
今回の記事内で紹介したレビューだけでなく、多くの人の口コミ評判を参考にして、もしも「良さそう」と感じたら無料の口座開設を検討してみてください。
外為どっとコムの口コミ評判
正確な為替に関する情報をどれだけ提供してくれるかを重要視しました。他社の為替情報の量と見比べたり、インターネット検索で評判を調べると外為どっとコムが最も情報の質と量が高いと思ったので選びました。どれだけ、スプレッドの幅が狭くても正しい情報を提供してくれない会社は信頼できないと思いました。
取引スタイルがスキャルピングであったため、まずなによりもスプレッドを重要視しました。ただ、日本のFX業者はスプレッドが狭いところが多く、同等のスプレッドのところが複数あったので、そこからは独自サービスやキャンペーンを理由に選びました。
初心者にも始めやすく、安心できる点を重視しました。外為どっとコムでは、1万通貨より小さい、1千通貨から取引することが出来ます。私がFX業者を探していた頃は、1万通貨以上の取引しか出来ない業者が一般的だったため、初心者にも始めやすい業者ということで決めました。
外為オンラインの口コミ評判
とても使いやすかったです。初心者なのでルールや操作方法を覚えるのが大変だと思っていましたが、外為オンラインはFXを体験することができるデモ口座があり、本番と同じシステムで利用できるのですごく便利でした。
外為オンラインを使ってみた印象はとにかくよい環境で取引できるということです。取引画面やチャートはとても見やすい印象を受けました。また、ニュースや専門家のコラムなど情報量が多いので取引のスキル向上にもつながりました。
FX口座は5つ以上持っていますが、メインで使っているのが外為オンラインです。取引画面がシンプルで使いやすい、スプレッドも狭く、スキャルピングやデイトレードに向いていると思いました。