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「順張り」と「逆張り」はどちらが勝ちやすいか？
これは、FX初心者だけでなく、少し経験を積んだトレーダーの間でもたびたび議論が交わされています。FXにはマニュアルのようなものは存在せず、勝ちパターンは自分で作り上げるものだと言われています。
- FXで安定的に勝てるのは？
- ・初心者はトレンドに沿った順張りをすべき？
・大きく勝ちたいなら逆張りの手法を覚えるべき？
今回はテクニカル分析をおこなうことを前提にして、FXのスキャルピングトレードにおける順張りと逆張りについて見ていきましょう。
まずは「トレンド」の意味を理解しよう
FXの世界には、トレンドというものが存在します。まずはこのトレンドの動きを理解しなければ、順張りも逆張りもありません。多くのFXトレーダーは、チャートの動きを見ながら、自分の取引している通過のトレンドを見極めて、売り買いを繰り返しています。
当然の話ですが、チャートの動きを理解して、それに合った注文方法をしなければ、FXで勝つ事はできません。もう少し詳しく見ていきましょう。
テクニカル分析をしてトレンドを見極める
テクニカル分析とは、その通貨の動きや、売り買いされている量、あるいは時間帯などを加味しながら、相場の値動きを予測する分析方法を言います。少しFX経験を積んでくると、チャートにさまざまな線を引きながら、自分なりのルールを定めていくことになります。
逆の言い方をすると、いつまでも自分の取引手法や、取引ルールを決められないままでいる人は、いつまでもFXで勝てないとも言えます。
上昇トレンド・下降トレンド・レンジを理解する
FXの値動きは、一定期間は同じ動きを繰り返すという傾向があります。上昇を始めたら、しばらくは上昇する期間が続き、下降を始めたらしばらくは下降が続くというイメージです。
上昇トレンドにある期間は、その通貨は買われやすい状態にあり、逆に下降トレンドにある期間は、その通貨は売られやすいということです。
上記の図で言うと、赤い矢印の期間が「上昇トレンド」で、青い矢印の期間が「下降トレンド」ということです。そして、緑色の矢印の部分は、上昇も下降もしていない横ばいの状態で、これを「レンジ」と呼びます。
これを頭の中に入れた状態で、順張りと逆張りについて見ていきましょう。
FXにおける「順張り」と「逆張り」とは
上記は「DMM FX(PR)」の、ユーロ円の30分足チャートです。見ての通り、キレイな上昇トレンドを描いている相場になります。
FXで短時間(数秒～数分)に取引を繰り返すスキャルピング手法をメインに取り入れている人ならば、確実に順張りと逆張りについて理解しておく必要があります。
トレンドに沿うのが「順張り」
上昇トレンドの場合でも、下降トレンドの場合でも、トレンドの波に沿った買い方や売り方をするのが、いわゆる順張りです。
特に初心者のうちは、トレンドの波に逆らわずに買って、もしトレンドが変わった場合には早めに損切りをするという方法が推奨されています。これを確実にできれば、大損するリスクを回避することができるからです。
トレンドに逆らうのが「逆張り」
対して逆張りは、トレンドの動きと反対の売買をすることを言います。
日本人は商人気質が強いので、値段が下がったらついつい買っておきたくなる傾向があります。例えば、普段は200円する野菜が100円で売られていたら、安いうちに買っておこうという心理がはたらくのと一緒です。
こうした人達が集中するからこそ、チャートは波を打つように上げ下げを繰り返す曲線を描くのです。そして、逆張りをすることで、相場の波に変化が起きた時に、大きな恩恵を受けることができるのです。
証券外務員｜安宅太
逆張りの方が難易度は高い
FXの取引での購入の手法の仕方として順張りと逆張りというものがあります。 順張りはトレンドに合わせて買う手法で、逆張りはトレンドに逆らって買って行く手法です。それぞれタイプがありますのでどちらが自分にとってやりやすいかを見ていくといいと思います。
順張りは例えば円と米ドルの関係で金利差が米ドルの方が円よりも今まで以上に開いた場合、ドルが買われてそれに追随して買っていくタイプのことをいい、逆張りはドルが評価よりも買われ過ぎた場合に空売りをしていくことをいいます。順張りはファンダメンタルズに基づいて買っていきますが、逆張りはファンダメンタルズとは逆のことをしていきます。どちらの手法を選ぶかは皆様のお好みで選ぶといいと思います。
順張りで利益をあげるためのコツ
では続いて、順張りで勝つためのコツについて紹介します。順張りはFXの手法の中では、比較的「手堅い手法」だと言われています。大きく負けたくない人や、手堅く勝ちたい人に向いていると言われています。
小さい勝ちを積み重ねたいなら順張り
スキャルピングは短時間の取引で小さな勝ちを重ねていくFX手法です。そして、トレンドは一定期間の間上昇もしくは下降が続く傾向にあります。つまり、細かい利益を高い確率で獲得することができるのです。
スキャルピングは、回数を重ねて細かい利益を積み重ねていく方法ですので、この順張りで確実に利益をあげる仕組みを築くことができれば、それはFXで勝つための大きな武器になるでしょう。
逆張りで利益をあげるためのコツ
それに対して逆張りは、どちらかというと上級者向けで、難易度の高い手法だと言われています。
逆張りで勝つには、「トレンドの転換点」を見つけなければいけません。そして、波が変わるタイミングを見て注文をする決断力も必要となります。
底で買って天井で売る
逆張りの大きなメリットとしては、波が変わるポイントを見極めることができれば、利益の幅を最大化して得ることができるという点です。
FXの理想形と言われるのが、上記の図のように、もっとも安値をつけた時に買い、もっとも高値の時に売るというものです。逆張りを得意とするトレーダーは、このポイントで売り買いをおこない、1度の勝ちで得る額を大きくするのです。
短期で利益を狙いやすいFX会社
短期間のスキャルピングで利益を狙うためには、決済のポイントを掴むことも重要ですが、「FX会社選び」が重要です。理由は大きく2つあります。
✓自分の狙った所で決済できるか
✓コスト面をどれだけ抑えられるか
秒単位で取引を繰り返すスキャルピングは、自分の決済したいタイミングで注文が通らないと、それが勝率に直結してしまいます。また、必然的に取引の回数が増えるので、低コストで済むFX会社を使わないと、どんどん手数料が積み重なってしまいます。
スキャルピングで利益を狙うなら、この2つを満たすことができるFX会社を使ってトレードをしましょう。
利用者数と総合力で選ぶなら「DMM FX」
2019年ファイナンスマグネイト社の調べで、FX口座数が1位になったのが、DMM.com証券の「DMM FX(PR)」です。各種インターネットサービスなどを手がけている、サーバーや約定力の非常に安定しているFX会社です。
スプレッドは業界最狭水準で「米ドル円＝0.2銭」です。もちろん、それ以外の通貨ペアのスプレッドもかなり低くなっています。
総合力の高さで選ぶ人が多い
| 会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ポンド/円 | ユーロ/ドル |
|---|---|---|---|---|---|
|
DMM FX ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 0.9銭 | 0.4pips |
| 会社 | 米ドル/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 | ポンド/円 |
|---|---|---|---|---|
| 買 | 買 | 買 | 買 | |
| DMM FX | 46円 | 18円 | 17円 | 27円 |
DMM FXは、スキャルピングをメインとする短期トレーダーだけでなく、中長期で利益を狙うトレーダーからも多く選ばれています。一言で言うなら「総合力の高いFX会社」と言えます。
クイック入金サービスがあり、即時お金を証券口座へ移動できます。手数料はかからず、土日祝日でも対応しているため、非常に利便性は高いと言えます。
コストの安さで選ぶなら「GMOクリック証券」
株式や仮想通貨などでも有名なGMOインターネットグループのFXサービスが「GMOクリック証券」です。とにかくコストを安く取引したい人にはオススメです。
米ドル円のスプレッド「0.2銭原則固定」は、業界最狭水準。使いやすく見やすい取引ツールは、プロトレーダーからも高い評価を受けています。
新規口座開設時に「最大30,000円キャッシュバック」の特典もあります。この機会にぜひ検討してみてください。
GMOクリック証券
| スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
|---|---|---|---|
| 米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
| 0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
| 取引単価 | 通貨ペア数 | ||
| 1000通貨 | 20 | ||
【まとめ】自分に合うのは順張りか逆張りか
今回の記事の内容をまとめると、スキャルピングにおける順張りと逆張りについては、どちらが勝てるという法則は存在しません。順張りが得意な人もいれば、逆張りが得意な人もいるのです。
FXのトレードを重ねていくうちに、どちらの手法が自分に向いているかが、見えてくるようになります。
FXのトレーダーが100人いたら、100通りの手法があると言っても良いほどです。あれこれ色々な手法を試すのは悪いことではありませんが、自分なりの勝てるトレード方法を早めに構築できるようにしましょう。
証券外務員｜安宅太
約定力が高いほど狙ったタイミングで注文・決済ができる
FX取引ではスキャルピングと言われる数秒から数十秒で決まる取引があります。まさに一瞬の速さの中で押しと売りのスタイルで数銭の差益を取りにいく決済方法です。スキャルピングはどのFX業社も出来るトレードスタイルではなく、約定力といわれる決定力が問われています。この約定力とは約定率と約定スピードの2つからなっています。取引コストにかかるスプレッドも約定力と考えることが出来ます。スキャルピング取引をする際には約定力が優れたFX会社を選択する必要があります。また優れたシステムがあるFX会社を選択する必要がございます。スキャルピングの際の約定力に優れたFX取引会社を選択する必要があります。
- この記事で紹介したFX会社
- ■DMM.com証券「DMM FX(PR)」
- ■GMOインターネットグループ「GMOクリック証券」
選ばれている最新のFX会社ランキングを公開中！
証券外務員｜安宅太
感情のままに取引するほどギャンブルに近づいてしまう
FX取引の1番の魅力は何と言ってもレバレッジ取引が出来る点です。レバレッジをかけて何倍もの量を持つことが出来るということは利益も損失も同じだけそのままの倍率になります。これがレバレッジ取引をする際の1番のメリットでもありデメリットでもあります。
そのためレバレッジ取引で損失が出て証拠金を下回ってしまった場合にはFXトレーダーは借金を背負うことになります。借金を返すことが出来るのであれば良いのですが必ずしも返せるとは限りません。その場合に備えてFXでは強制ロスカットというルールを決めておき、FXトレーダーが借金を背負わなくても済むように設定されています。