この記事のアドバイザ
目次
スキャルピング向けのFX会社教えます
- この記事はこんな人におすすめ
- ✓ FXのスキャルピングで勝ちたい!
- ✓ 短時間で大きな利益を狙いたい!
- ✓ スキャル向きのFX会社はどこ?
トレードをするならすぐに利益を出したい...。このような人にはスキャルピングがおすすめです。そしてそのために重要なのが会社選びなのです。
取引をしてから数秒~数分で決済をするスキャルピング。短時間で利益を上げられるのが魅力です。ただ、短時間で何回も取引をするため、コスト(スプレッド)や、スピード(約定力)が大切になってきます。
この記事では、スキャルピングをしたい人に向けて、取引する会社の選び方や、着目するポイントについて解説していきます。
スキャルピングは「コスト」と「約定力」で業者を選ぶ
スキャルピングでは一般的に、取引手数料やスプレッドなどの取引コストに目が行きます。確かにそれも重要ではありますが、それ以外にも以下の要素を考える必要があります。
- スキャルピングで考える要素
- ✓ 約定力(スリッページ・約定拒否率)
- ✓ システムの安定性
- ✓ レート急変時の対応
1.取引コストで選ぶ
FXでは基本的に、売買をするごとに取引コストがかかります。このコストがいくら必要かは、FX会社が定めている「スプレッド」によって変わってきます。
スキャルピングは秒単位もしくは分単位で取引を繰り返す方法です。人によっては1時間で100回以上の取引をすることとなります。
実質的なコストであるスプレッドの設定は、FX会社ごと・通貨ペアごとに異なるので、以下の表を参考にしてみてください。
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/ドル |
---|---|---|---|
GMOクリック証券 ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.3pips |
DMM FX ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.4pips |
ヒロセ通商 LION FX ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.3pips |
SBI FXトレード |
0.09銭 | 0.49銭 | 0.38pips |
外為どっとコム ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.4pips |
セントラル短資FX |
0.1銭 | 0.4銭 | 0.3pips |
JFX MATRIX TRADER ※原則固定(例外あり) |
0.3銭 | 0.5銭 | 0.4pips |
FXブロードネット ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.3pips |
インヴァスト証券 |
0.3銭 | 0.5銭 | 0.3pips |
具体的にかかるコストはどれぐらいか
一般的に「業界最狭水準」と言われている「米ドル円=0.3銭」のスプレッド設定になっているFX会社で、100回(50往復)取引した場合の手数料は以下になります。
- 1,000通貨の場合
- ✓ 1往復でかかる手数料:3円
- ✓ 10往復でかかる手数料:30円
- ✓ 50往復でかかる手数料:150円
- 10,000通貨の場合
- ✓ 1往復でかかる手数料:30円
- ✓ 10往復でかかる手数料:300円
- ✓ 50往復でかかる手数料:1,500円
売買回数が増えるほどコストは重要
上記は低スプレッドなFX会社の1つ「GMOクリック証券」の取引画面です。基本的に米ドル円のスプレッドが0.2~0.3銭程度であれば、コストの面では問題ないといえるでしょう。
取引コストは収支に大きな影響を与えます。つまり、スプレッドが低いFX業者を選ぶことは、実質的に出ていくお金が減るので、非常に重要な要素と言えます。
国内FX会社には、米ドル円スプレッドが0.3銭ではなく1銭や3銭のFX会社もあるので、コストを重要視するなら注目しておきましょう。基準は「米ドル円スプレッドが0.3銭以下かどうか」と覚えておいてください。
2.約定力で選ぶ
それと並行してもう1つ考えたいのが、FX取引における「約定力」です。
これはわかりやすく言うと「自分の思い通りのタイミングで売買ができるか」ということです。思い通りのタイミングで取引が成立することを、約定力が高いと言います。
元 証券会社勤務|當眞嗣也
狙ったタイミングで成立する会社を選ぼう
約定とは「注文の成立」を指します。約定力は、約定拒否・約定速度・スベリが、どの程度かで決まります。約定力が高い会社は、成立するまでの速度が速く、滑りが少ないため、取引するうえでは有利です。
約定力がない会社を選んでしまうと、狙った取引ができなかったり、サーバーダウンで取引できなかったりと、大きく損をしてしまいます。
スリッページ(スベリ)に注意
スリッページとは、注文ボタンを押してから実際に約定するまでの時間差によって発生するレートのズレです。
具体的には、110.000円の時点で買いボタンを押したけれども、実際に約定したのは110.010円だったというような場合です。長いスパンのトレードならば、スリッページが発生したとしても誤差にすぎませんが、スキャルピングの場合にはこれが積み重なって大きな差となります。
もちろん、110.000円で買いボタンを押して109.990で約定するなど有利なスリッページもありますが、基本的にはスリッページはないほうがよいといえます。
約定拒否されるケース
自分の狙ったタイミングで決済しようと思ってボタンを押しても、注文が成立しないことがあります。FXではこれを約定拒否と呼んでいます。
これでは損失が出てしまうことはもちろん、取引をする上で大きなストレスになります。したがって、約定拒否がない業者のほうがより優れているといえます。
3.システムの安定性
上記はFX口座数ナンバーワンのDMM.com証券の「DMM FX(PR)」のチャート画面です。スキャルピングは秒単位での取引なので、狙ったタイミングでボタン1つで売買できるかどうかが重要です。
スキャルピングでは常にレートを監視して、場合によっては秒単位での判断を行うため、システムが安定してレートを配信してくれることが不可欠の条件になります。
スムーズに価格表示がされるFX会社を選ぶ
つまり、途中でシステムがフリーズしたり、レートがリアルタイムで表示されない業者はスキャルピングには向いておらず、安定したサーバーを提供している業者がスキャルピングに向いているということになります。
数字がどれぐらいのタイミングごとに切り替わるにかに注目してみてください。
4.レート急変時の対応
提示スプレッドの「米ドル円=0.3銭」には、ほとんどのFX会社で「原則固定」という一言が添えられています。これは、早朝・レート急変時・指標発表時などにはスプレッドが拡がる事があるという意味を持っています。
スプレッドは常に安定して狭いほうが望ましいですが、どうしても拡がってしまうタイミングがある事だけは理解しておきましょう。
元 証券会社勤務|當眞嗣也
大手FX会社はコスト・サービスの面で満足度が高い
利用者が多いということは、それだけサービス・満足度が充実しているということを示します。スプレッド拡大が起きないかどうかも含まれていると考えていいでしょう。
利用者目線のFX会社は、常に取引が円滑にできるようにフォローしてくれます。キャンペーンにも力を入れており、口座を開設して取引をすると現金がキャッシュバックされるといったものもあります。
スキャルピング向き業者【1位】DMM FX
迷ったらDMM FXを選べば間違いない
FX会社は国内だけ見ても50以上あります。初めてFX口座を作る時は、どこで申し込みをすれば良いか分からなくても無理はありません。銀行口座と同じですね。
DMM FXは他社のFX業者と比べて、劣っている点が非常に少ないのが特徴です。コスト面・通信面でも申し分なく、スワップポイントの設定も標準的です。
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 |
---|---|---|---|---|
DMM FX ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.9銭 | 0.6銭 |
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ポンド/円 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
買 | 売 | 買 | 売 | 買 | 売 | 買 | 売 | |
DMM FX | 46円 | -48円 | -10円 | 9円 | 18円 | -19円 | 27円 | -30円 |
総じて言うなら「非常にバランスの取れた間違いない業者」と言えます。
総合力の高さは業界トップクラス
国内最大数の利用者
DMM.com証券は、国内FX口座数が最大の70万以上を誇ります。シンプルに考えて、多くの人に選ばれているということは、それだけ使い勝手が良く、コスト面でも優れていると考えていいでしょう。
さらに、DMMグループは各種ネット系サービスで最先端を走っている会社なので、企業単位で見た時の信頼性なども申し分ないでしょう。
スプレット幅も狭いし約定速度もそれなりに速いので特に不満もなくトレードができています。可もなく不可もなくといったところでしょうか。取引ツールの作りが、某FX会社と瓜二つでしたが使い勝手がいいのはこちらです。
スキャルピング向き業者【2位】SBI FXトレード
何と言っても取引コストが安い
ネット銀行・証券・投資において大きな強みを持つSBIグループの「SBI FXトレード」は、2020年オリコン顧客満足度調査FX取引初心者部門1位に輝いています。
「SBI FXトレード」のスプレッドは、取引数量によって変動しますが、提示スプレッドにおいては他社と比べて頭1つ抜けた存在と言えます。例えば、米ドル円のスプレッドは以下のように変動します。
- SBI FXトレードのスプレッド
- ✓ 1万通貨まで:0.17銭
- ✓ 100万通貨まで:0.29銭
- ✓ それ以上:変動制
特に1万通貨までのスプレッドは秀逸で、指標発表時も原則この水準のまま動きません。
また、ロスカット執行時には、取引数量に拘わらずこの最も狭い0.17銭で計算してくれるなど顧客の安心・安全を考えたサービスを提供しているといえます。なお、取引手数料は無料です。
こちらも総合力はかなり高い
スリッページがやや大きいのが難点ですが、それについては「許容スリッページ」というパラメータを設定し、それを超える場合には約定をしないということが可能です。
また、SBI FXトレードの場合、有利な方向にスリッページが発生することもあります。約定拒否は、原則としてありません。
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ポンド/円 |
---|---|---|---|---|
SBI FXトレード |
0.09銭 | 0.49銭 | 0.69銭 | 0.99銭 |
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ポンド/円 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
買 | 売 | 買 | 売 | 買 | 売 | 買 | 売 | |
SBI FXトレード | 57円 | -60円 | -12円 | 7円 | 18円 | -25円 | 33円 | -41円 |
システムの安定性&レート急変時の対応
SBIFXのシステムの安定性が現れたのは、2015年に起こったスイスショックです。このとき、スイスフランは30%以上も急騰し、業者によってはレートがフリーズしてしばらく取引できない状態になっていました。
それにより、多くのロスカット未収金(FX会社への借金)が発生しましたが、SBI FXではこのロスカット未収金の発生率が目立って低く、レート急変時にも途切れることなくレートを配信していました。したがって、システムの安定性は高いといえます。
ドル円やユーロ円といった主に取引する通貨ペアに関して、スプレッドが他社に比べると非常に狭いので良い業者だと感じています。また、経済指標発表時のようなスプレッドが広がりやすいときでも、ここは安定しており売買しやすいと思います。
スキャルピング向き業者【3位】JFX
スキャルピング向けのFX会社と聞いて、この「JFX」は外すことのできない業者です。
JFXの約定力(注文してから実際に取引する力)、約定スピードは高水準。ボタンを押してサクサク取引ができるまさにスキャルピング向きのFX会社です。
JFX MATRIX TRADER
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.3銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 24 |
スキャルピングokと公言するFX業者
JFXは日本で数少ない「スキャルピングok」と公言するFX業者です。そもそもスキャルピング(超短期取引)は、FX会社のシステムに負荷がかかる取引でもあります。そのためFX会社によってはスキャルピングは基本的に推奨していません。
しかし、JFXはスキャルピングokと公言しており、1日の取引数量に上限はございません。約定スピードも速く、取引システムに自信を持っている証拠と言えるでしょう。
JFXもスプレッドは業界最狭水準
「JFX」のスプレッドは、米ドル円で0.3銭なので、こちらも業界最狭水準となっています。取引手数料はかかりません。
JFXは情報配信にも積極的で、代表を務める小林芳彦氏は、Twitterやfacebookなどでリアルタイムで取引情報を発信してくれます。また、公式ページではLIVE配信も積極的におこなっており、月に1度の米雇用統計の時にも生中継LIVE・プレゼントキャンペーンをおこなっています。
約定力も高く安定している
JFXは、FX専業業者の中でも10指に入るほどの大手です。スリッページ発生率は基本的に低いと考えて問題ないでしょう。また、約定拒否も基本的にありません。
JFXは同じFX会社の「ヒロセ通商 LION FX」と姉妹関係にあり、両者とも同じシステムを使っていて約定力が非常に高くなっています。
矢野経済研究所調べによると、約定率99.9%で約定スピードは最速0.001秒と驚異のスペックです。
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ポンド/円 |
---|---|---|---|---|
JFX MATRIX TRADER ※原則固定(例外あり) |
0.3銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 1.0銭 |
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ポンド/円 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
買 | 売 | 買 | 売 | 買 | 売 | 買 | 売 | |
JFX MATRIX TRADER | 20円 | -130円 | -30円 | -30円 | 19円 | -74円 | 10円 | -90円 |
キャンペーンを豊富に開催
JFXといえば、何と言っても豊富なキャンペーン開催が魅力です。最大102,000円キャッシュバック、魅力的な食品プレゼントなど、嬉しいサービスがたくさんあります。
代表を務める小林芳彦氏が広告等となり多くのFX情報を配信している、初心者にも優しいFX会社です。実際に口座を持ってみると分かりますが、かなり利用者目線に立った誠実なFX会社です。
その他(ロスカット執行水準)
JFXの特徴はマージンコールがなく、ロスカットが執行される証拠金維持率の水準が100%に設定されていることです。つまり、レバレッジ25倍ギリギリで取引していると、含み損が少しでも大きくなるとすぐにロスカットされるということです。
これは、瞬時の損切り判断が要求されるスキャルピングにおいて重要な安全装置になるものだと考えています。
代表の小林芳彦さんがたくさんの情報をくれるので、いつも助かっています。Twitterやfacebookでも積極的に情報配信をしてくれるうえ、スプレッドも狭いので、非常に満足度の高いFX会社だと思っています
スキャルピング向き業者【4位】GMOクリック証券
GMOクリック証券
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 20 |
FX取引高が8年連続国内1位※となっているGMOインターネットグループの「GMOクリック証券」も、スキャルピング向けのFX会社と言えます。
※ファイナンス・マグネイト社調べ2012年1月~2019年12月
同グループに「FXプライムbyGMO」がありますが、どちらも高い安定性と約定力を誇っています。
こちらも取引コストは業界最狭水準
GMOと言えば、誰もが知っている証券会社と言っても良いでしょう。米ドル円のスプレッドは「0.2銭原則固定」の業界最狭水準で、取り引き手数料はありません。
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ポンド/円 |
---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.9銭 |
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ポンド/円 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
買 | 売 | 買 | 売 | 買 | 売 | 買 | 売 | |
GMOクリック証券 | 49円 | -51円 | -9円 | 8円 | 18円 | -19円 | 34円 | -37円 |
約定力最高レベルで安定性も問題なし
こちらも高い約定力を誇ります。基本的に押した時のままのレートで約定します。指標発表時も例外ではありません。
GMOはネット関連のサービスを多数提供していて、開発力やサーバーの力には非常に定評があります。システムは安定しており、レート急変時でも上記の通り滑らず約定してくれます。
GMOクリック証券のスピード注文でスキャルピング
GMOクリック証券FXネオの取引ツールにには、スピード注文というボタンがあります。為替レートが数字で表示されており、ボタンをワンタッチするだけで注文をするのです。これは実際に使ってみないと感じ取れませんが、約定のスピードに問題はなくサクサク約定する印象を受けました。
注文と同時に決済の指値・逆指値をあらかじめ指定することが可能です。これにより、いちいち決済注文をする時間が省けて、スピード感あふれるトレードができます。
世界一位と唄ってあるように安心感が半端ないですね。トレードも見やすいし、パソコンだけでなくスマートフォンからの画像もきれいで見やすいです。使いやすさもいいところです。
新規口座開設時の特典がある
GMOクリック証券では、新規口座開設時に「最大30,000円キャッシュバック」の特典を使うことができます。
初めてGMOクリック証券でFX口座を作る場合には、ぜひとも活用しましょう。
その他(取引ツールの使いやすさ)
GMOクリック証券は、使いやすいツールの開発に力を入れています。上記のスピード注文画面もその一例です。スキャルピングでは、いかに正確に注文するかが基本となりますから、親しみやすいツールは大きな武器になりえます。
スキャルピングは業者選びが最も重要!
最後にFX会社別のスプレッド一覧を表にまとめておきます。ここでは米ドル円・ユーロ円・豪ドル円・ユーロドルのスプレッドを紹介します。
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ユーロ/ドル |
---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.3pips |
GMO外貨 ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.3pips |
DMM FX ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 0.4pips |
ヒロセ通商 LION FX ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.3pips |
外為オンライン |
1.0銭 | 2.0銭 | 3.0銭 | 1.0pips |
SBI FXトレード |
0.09銭 | 0.49銭 | 0.69銭 | 0.38pips |
外為どっとコム ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 0.4pips |
セントラル短資FX |
0.1銭 | 0.4銭 | 0.4銭 | 0.3pips |
JFX MATRIX TRADER ※原則固定(例外あり) |
0.3銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 0.4pips |
FXブロードネット ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 0.3pips |
インヴァスト証券 |
0.3銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 0.3pips |
コスト面だけ見ると、「SBI FXトレード」が頭1つ抜けています。しかし、総合力で考えて「DMM FX(PR)」を選ぶ人もいますし、約定力を考えて「JFX」を選ぶ人も多くなっています。
一般に、デイトレードやスイングなどより長いスパンのトレードであれば、システムの安定性や業者の信頼性などがあれば、そのほかの要素はさほど重要ではありません。スプレッドの細かな差も、誤差になるからです。
使ってみて自分に合うかどうかを確かめるのも◎
しかし、スキャルピングの場合は、上記の通りわずかな差が大きな違いを生むため、業者選びを間違えると勝ち負けに差が出るといっても過言ではありません。
記事内で紹介しているFX会社は、いずれも利用者数の多い優秀な業者であるため、これらの業者から自分に合う業者を選ぶとよいでしょう。
そもそも口座開設は無料でできるので、実際に使って確かめてみる事をオススメします。
FX口座は複数持つ人がほとんど
FX口座は無料で作れるうえ、とくに維持費などがかかることもありません。上記のように、用途に応じて複数のFX口座を使うことは、トレーダーにとっては当たり前のことです。
まとめ:コストと約定力を確認しよう
スキャルピングは、短期で何回も取引を繰り返す手法です。短時間で自身の利益が数字として出る点は魅力的でしょう。
短期取引をするのであれば、コストやスピードが重要になるため、口座はどこの会社で作るのかは重要なポイントです。
まずは、各社のコスト(スプレッド)を比較してみましょう。そのほか、短期売買に適しているのか評判もチェックしてみるのがおすすめです。
- この記事で紹介したFX会社
- 【総合力高】DMM.com証券「DMM FX(PR)」
- 【低コスト】SBIグループ「SBI FXトレード」
- 【スキャルOK】JFX株式会社「JFX MATRIX TRADER」
- 【安定性で選ぶなら】GMOインターネットグループ「GMOクリック証券」
元 証券会社勤務|當眞嗣也
取引回数が増えるほどスプレッドの差は損益に直結する
スプレッドはFX会社によって異なり、為替レートもスプレッドが乗ったレートで表示されています。取引するうえで、毎回支払わないといけません。
取引回数が増えれば増えるほど、スプレッドにより利益が少なくなります。スプレッドの差は、損益に直結してくる重要な数値となるのです。
FX会社を選ぶ場合は、スプレッド幅が狭い会社を選ぶと取引時の支出を少なくできます。