この記事のアドバイザ
目次
- この記事はこんな人におすすめ
- ✔ FXだけで生活したい!
- ✔ トレーダーはどんな生活をしてるの?
- ✔ プロがどんな取引をしてるか知りたい!
「FXトレーダー」という職業の人がどのような1日を送って、どれくらい稼いでいるかご存知ですか?
少額資金で始められて平日24時間いつでも取引ができるFXは、サラリーマンや主婦にも人気で、FXだけで生計を立てている人もいます。今回は、FXトレーダーについて、また、収入を得るための秘訣について紹介します。
これからFXを始める予定の方は、短時間で稼げるメリットがある一方で、大きな損失を負うリスクもあることを理解したうえで、紹介する秘訣を基にノウハウを蓄積させていきましょう。
FXトレーダーという職業の現状
FXトレーダーとは、名前の通りFXのトレードをメインに行っていて、コンスタントに利益を出し続けている投資家のことです。
専業としてFXだけトレードしている人もいれば、FXをメインに株式投資や不動産投資、投資信託などを行っている人もいます。FXトレーダーは、FXだけで生活ができるほど大きな利益を得続けています。
どんなスケジュールを過ごしている?
FXトレーダーはそれぞれスケジュールの過ごし方は違いますが、決して1日中チャートをチェックしているトレーダーばかりではありません。
スイングトレードや長期トレードを軸にしている人は、1日1回程度しかチャートチェックしないこともありますし、スキャルピングやデイトレード中心のトレーダーも1日◯時〜◯時とトレード時間を決めて、毎日時間内だけトレードをしていたりします。
1日中チャートチェックしているトレーダーもいますが、そう多くはないものです。「トレーダー」と聞くと、1日中パソコンの前にいることをイメージする人もいますが、そんなことはなく自由な時間は意外に多いです。
FXトレーダーの年収・月収はどれくらい?
FXトレーダーの中にはブログなどで収益を報告している人もいて、本当であればその多くが、1ヵ月に100万円以上を稼いでいます。そうなると年収1,200万円という計算です。
なかには、毎日5分〜30分ほどのトレードで月収100万円以上稼いでいる人もいます。100万円以上は稼いでいなくても、FXの利益だけで生活できる人であれば、「FXトレーダー」と呼ばれるには十分な理由です。
FXをしている人口は日本国内で50万人程度
実際に専業でFXをやっている人、本業の仕事があるかたわらFXをやっている人を合わせて50万人程度と言えます。
FXのニュースサイトである『FOREX PRESS』によると、2015年の時点で開設されている口座数が661万口座。そのうち実際に実績がある口座数が78万人口座と発表しています。
そのうち複数の口座を運用する人がいるため、おおよそ50万人程度という計算になるのです。さらにこのうち、実際に専業でFXトレーダーとして生活している人は、わずか数%と言えるでしょう。
FXで収入を得るための秘訣
FXで収入を得るためにはどうすればいいのでしょうか。残念ながら「これをすれば100%収入を得られる」という方法はありません。しかし、「これをすれば勝率を安定できる」という方法はあります。
トップトレーダーの多くも実践している基本的な方法であり、特に初心者の方には重要です。ここで紹介する方法や考え方をベースにしながら、経験・ノウハウを積み上げていくことが大事です。
- プロが実践する4つの秘訣
- ✓ 【1】徹底した相場分析
- ✓ 【2】取引ルールを決める
- ✓ 【3】余計なトレードをしない
- ✓ 【4】リスク管理を徹底する
【1】徹底した相場分析
FXで収入を得るためには相場動向を予測しなければなりません。シンプルに考えると「通貨高」か「通貨安」のどちらに動くかを予測するのがFXです。
相場動向予測の精度が高いほど収入を得やすくなります。相場分析の精度を高めるためにも「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2つは抑えておきましょう。
テクニカル分析
テクニカル分析とは、相場動向をチャート分析によって予測する方法のことです。ローソク足や移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド、ストキャスティクス、一目均衡表、パラボリックなど、さまざまなテクニカル指標を用いて分析したりします。
初心者の方は、ファンダメンタルズ分析を理解するには時間がかかりますが、テクニカル分析であれば比較的早く分析できるようになります。
初心者はどんなテクニカル指標から覚えるべき?
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析とは、各国の雇用系指標や経済成長率、国際収支、物価指数などの経済指標や政治、地政学リスクなど、国や世界の情勢を見て相場動向を予測するものです。
大統領などの要人発言や新しい法案、選挙結果などでも相場は大きく反応します。中長期の相場動向予測に用いる人は多いです。
どんなファンダメンタルズ分析を押さえるべき?
証券外務員|安宅太
メジャーな指標発表を押さえておきましょう
FXをする際に押さえておく5つの経済指標があります。その5つとは、金利に関する指標、景気に関する指標、雇用に関する指標、物価に関する指標、貿易に関する指標です。
その中でも金利に関する指標、政策金利は重要です。アメリカでは年8回金融政策決定会合が行われ、政策金利の引き上げ引き下げなどの方針が決定されます。
日本でも同様に日銀の政策決定会合の会議が年8回行われ政策金利の引き上げ引き下げについて話し合われます。日程については常に確認しておく必要があります。
【2】取引ルールを決める
FXをするうえで大事なのが、感情に左右されてトレードをしないことです。感情に左右されてしまうと結果が安定しませんし、大損する可能性もあります。
取引ルールに正解はありませんので、自分で決めることが重要です。そして、どんなに含み損を抱えている時でも冷静に取引ルールを守ることが大切です。
利確と損切りのタイミング
取引ルールにおいて最も大事と言われるのが利確と損切りのタイミングについてです。
特に損切りについては「なんとなく」で行うのではなく、「◯円下がったら(上がったら)損切りする」「◯pips動いたら損切りする」など、明確にルールを作りましょう。
利確に関しては、何も決めていなかったとしても、ある程度利益を含んだ時点で利確できる人は多いです。しかし、損切りに関しては「もう少し待てば上がるかもしれない」など、淡い期待を持ち続けズルズルと損失が大きく膨れ上がってしまいます。
【3】余計なトレードをしない
「ポジポジ病」をいう言葉があるのをご存知でしょうか。「とりあえずポジションを持っておきたい」など、ポジションを持っていないと不安になってしまい、常にポジションを持ち続けることを指す言葉です。
根拠があり取引ルールに則ったものであればいいですが、ポジポジ病の場合は不安や淡い期待が理由だったりします。
根拠に則ったトレードをする
なんとなくでポジションを持って勝てることは少ないでしょう。相場が逆方向に動いた場合は含み損を負いますし、機会損失にも繋がります。
相場分析をしたうえで取引ルールに則り、根拠のあるトレードをしましょう。そうすることで、仮に損をしても「何が悪かった」かがわかり、修正して次回に臨めます。これを繰り返すことで収入を得られるようになっていきます。
初心者が陥りやすいミスとは?
証券外務員|安宅太
トレンドの転換に気が付かないこと
初めて投資をした場合は、トレンドが変わったことに気がつかず、ポジションを持って時が来るのを待ってしまうことがあるのではないでしょうか。
損失が出た場合は、素早い判断が必要になってくる場合があります。損失が大きくなりロスカットせざるを得ない状況になると次の取引が難しくなります。
トレンドが変わった場合には、素早く負けを認めて潔く最小限で損切することが損失を少なくする方法です。
【4】リスク管理を徹底する
収入を得るためにはリスク管理を徹底することが大事です。特に少額資金で大きな利益を得るためにレバレッジ取引をする場合は、リスク管理ができていないとすぐにロスカットになってしまいます。
「稼ぐこと」「勝つこと」を意識してトレードすることも大事ですが、「負けないこと」を意識することも重要です。「負けない=勝つ」となるため、リスク管理はしっかりと行いましょう。
証拠金維持率を常にチェックする
証拠金維持率が一定値を下回るとロスカット(強制決済)が実施され、すべてのポジションを手放し大きな損失を負ってしまいます。
ロスカットになる証拠金維持率は100%や50%など業者によって異なります。場合によっては追加証拠金(追証)なども必要になってきますので、常に証拠金維持率は余裕のある状態を保てるようにしましょう。
高レバレッジ取引は避ける
投資資金が潤沢であれば問題ありませんが、証拠金が少額にも関わらず高レバレッジで取引するのは避けましょう。レバレッジが高くなるとわずかな変動で大きな損失を含んでしまい、すぐにロスカットになってしまいます。FXを始めたばかり、または資金が少ない時はレバレッジ取引をしないのが基本です。
現役FXトレーダーのインタビュー掲載中!
プロトレーダーが使っているFX会社は?
- ここから先の内容
- ✓プロはどこのFX会社を使ってるの?
- ✓どこのFX会社を使えば勝てるの?
- ✓FX口座の上手な使い方は?
プロトレーダーと聞くと、部屋にパソコンやモニターを何台も並べて、常にマウスをカチカチしてトレードをストイックに繰り返して…。そんなイメージを持っている人もいるかもしれません。
プロならではの凄い取引ツールを使いこなしていると想像している人もいるのではないでしょうか。
しかし、実際はそんなことはありません。プロトレーダーが使っているのは、私たちと変わらないFX会社のツールです。プロは、以下のような基準でFX会社を選んでいます。
もちろんFX会社を選ぶ基準は人それぞれですが、多くの人が上記のような基準で選んでいる事は間違いありません。条件を満たすFX会社を紹介します。
圧倒的な利用者数と使いやすさの「DMM FX」
DMM.com証券の「DMM FX」は、業界トップクラスの口座数と使いやすさが評判です。ネット系サービスを各種提供しているグループなので、安心と信頼面では申し分ないでしょうし、何よりスマホツールが非常に優秀です。
新規口座開設時には「200,000円のキャッシュバック」が適用可能です。特に短期~中期トレーダーから選ばれているFX会社です。
アプリが使いやすく自宅に居なくてもどこからでも取引がしやすいのがDMM FXを利用する大きなメリットです。さらに、お得な点として取引量に応じてポイントが貯まりますが、このポイントは現金化できるのも嬉しい点です。初心者にも使いやすく付加的なサービスも充実している印象です。
中長期トレーダーには「FXブロードネット」
ここ数年で急激に利用者数を伸ばしているのが「FXブロードネット」です。コスト面ではDMM FXとほぼ同水準で、どちらかというと中期~長期トレーダーに向いています。
自動売買ツール「トラッキングトレード」はプロでも使っている人が多く、24時間ずっと利益のチャンスを逃しません。ニュース配信にも力を入れていて、これからのFX業界を背負って立つ存在になるかもしれません。
こちらも新規口座開設時には「20,000円のキャッシュバック」が適用可能です。
スプレッドが業界最強水準なので、短期売買の人にも向いています。それだけでなく、自動売買の「トラッキングトレード」があるので、寝てる時間でも忙しい時間でもルール通りに取引をしてくれます。非常に便利なシステムだと思います。
FXブロードネット
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.5銭 | 0.6銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 24 |
プロは情報収集のために複数口座を使いこなす
FXの世界では「複数の口座を持つことは常識」と言われています。基本的にFX口座開設は無料でできるので、新しく口座を持つデメリットはほとんどありません。
例えば、上記のように複数の口座を使いこなしているプロトレーダーはたくさんいます。
為替に関する情報量がとても多く勉強するのにちょうど良く正確な情報を元に取引を熟考することが出来ます。さらに、他社ではあまり扱われていない通貨ペアの取引が出来るのでFX取引に慣れてきた方からすると利用するのが楽しい取引所だと言えます。
※ロシアルーブル/円のみ10,000通貨
【まとめ】徹底した相場分析と自身のルールを守ることが大切
FXトレーダーのように毎月コンスタントに多額の収入を得るには、ある程度経験を積む必要があります。そして、ただ経験を積むのではなく、PDCAを回しながら自分なりのノウハウを蓄積させていくことが大事です。
相場分析や取引ルール、根拠のあるトレード、リスク管理の徹底など、大事な要素を抑えたうえでトレードをしましょう。
始めのうちは勝てないという人もいるかもしれません。しかし、FXは平日24時間取引ができるため、本業をしつつ取引をするのもありです。段々と稼げるようになったら、FXトレーダーになることも考えてみてください。
- この記事で紹介したFXサービス
・DMM.com証券「DMM FX(PR)」
・株式会社FXブロードネット「FXブロードネット」
・株式会社外為どっとコム「外為どっとコム」
証券外務員|安宅太
ローソク足と移動平均線について把握しておきましょう
テクニカル分析をする時に、始めにチャートという時間と値段と値動きを表したものがあります。横が時間軸で、縦が値段を表しています。
チャートの時間軸は分足、日足、週足、月足、年足みたいにいろいろと時間軸を変えて見ることが出来ます。次にローソク足というチャートを表示させる時の基本となっているものがあります。
また、移動平均線というものがあります。移動平均線は相場のトレンドを読む方法の1つでとても有名です。これは必ず覚えていた方がいいテクニカル分析です。