この記事のアドバイザ
目次
FXにチャレンジしようと決意しても、何から始めれば良いのかボンヤリとしている人もいるでしょう。
今回は、FXを始めるにあたって、重要となる心構えや取引の方法について説明していきます。
口座開設はどのようにするのか、資金はどれくらい必要なのかなど、気になる箇所をチェックしていきましょう。
FXを始める前に覚えておきたい心構え
FXを始めようと思っている方は、「どれくらい稼げるのか」ばかり気にしてしまいます。少し賢い人だと、取引手法や経済の知識を学んでから、FXを始めようと考えている方もいるでしょう。
しかし、FX取引はテクニック以外にも重要なことがあります。それが、心構えです。
FXを始める上で「心構え」がしっかりしていないと、負けが続いてしまった時に、イライラしてさらに上手く行かなくなったり、すぐに諦めてしまったりするでしょう。
①お金を増やすという目的を忘れない
FXを始めるほとんどの理由が「お金を稼ぐ」です。誰もが、現状の資産では物足りないと課題を感じ、FXにチャレンジしていることでしょう。
しかしこの「FXで稼ぐ」という志は、初心者において忘れがちなポイントです。この目的を忘れて、ただただ気分でトレードをする人や、反対に金融や経済の勉強に注力して頭でっかちになる人が多くいます。
すぐ諦めず勉強~検証~振り返り
FXで稼いでいる人は、経済のプロフェッショナルもしくはセンスが極まった人だと思われがちです。確かにそのようなFXトレーダーの方も居ますが、ほとんどがそのような人ではありません。多くの経済知識は時としてトレードの足かせになることがあるのです。
FXにチャレンジする際に大事なことは「増やすまでやめない」という意識です。実践をしつつ、学び続ける。これが大事になってくるでしょう。
②負ける可能性があることを忘れない
初めてFXにチャレンジする人は、ビギナーズラックで最初は勝つかもしれません。しかし、一旦負け始めると、驚くほど負け続けるのです。
負けから抜け出せないと、「なぜ勝てなくなったのか」「勝ったときは何が原因だったのか」が分からなくなります。負けに苛立ったり、焦ったりして躍起になると更に損失は膨らみます。そして、「FXは儲からない!」と感じ、取引をやめてしまうのです。
プロでも全勝することは不可能
稼いでいるFXトレーダーは、ずっと勝っているのかと言えば、そうではありません。勝ち組トレーダーの方も、始めのうちは、このような状態に直面してます。それでも、諦めずに勝ち負けの原因を探り、日々実践してきた人なのです。
またどんなプロの方でも負ける日は負けます。一般的に「FX勝っている」というのは、結果的に資産が増えているかどうかです。一日のプラスマイナスに一喜一憂せず、長期的な視点を持つことが大切になります。
③楽して稼げる世界ではない
書籍やインターネット上で「何千万円稼いだ!」というような文字を見たことがある人も多いでしょう。
確かに外国の為替が大きく変わり、多くの資金があれば、そのような金額を稼ぐ事ができるかもしれません。しかしこのようなトレードは初心者にとって、現実的ではありません。
5%~10%の利益を狙う
これからFXにチャレンジする人は、数万円~数十万の少額資金を用いて、数百円、数千円をコツコツ稼いでいくことが現実的です。
このように少額で稼いでいくことで、最終的には多くの金額を稼ぐことに繋がります。FXは原資が大きいほど、稼げる金額も多くなるのです。
④あくまでも余剰資金でおこなう
FXを始める際は、「余剰資金」で行うことが大切です。そのお金がなくても、生活できるというお金のことを指します。いくらか貯金があると、それを充てても良いでしょう。
生活資金をFXにつぎ込んでしまうと、プレッシャーから冷静な判断が下せなくなります。生活資金を使い、負けてしまうと生活が回らなくなるリスクがあるので避けましょう。
お金の管理ができない人はFXには向かない
加えて、FXに充てる資金自体も余裕を持っておくことが大切です。FXには、残り資金が少ないと強制で取引が終了になるシステムがあるため、ギリギリのお金で取引するのはリスクがあります。
日常的にお金の管理をきちんとしている人ほど、FXに向いている傾向があります。
FXを始めるために必要な資金
FXを始めるには「FX口座」と「元手資金」が必要です。資金はある程度まとまった金額を、用意する必要があります。
そもそもFXとは、外国為替を使い、利益を出す金融商品です。例えば、円をドルに変えたり、それを戻したりすることで利益を出します。
これをするためには、FX会社が取り決める一定の金額を口座に入金しておかないといけません。
FXを始めるには「証拠金」が必要
FXの取引をするには、FX会社の口座を開設し、お金を入金する必要があります。これが証拠金です。
FXは取引をするにあたって、取引額に応じた一定の金額が必要になります。大きな取引をするためには、証拠金も多く必要になるのです。
入金の方法はとても簡単です。自分の銀行口座からネットを通じて入金手続きできます。
これには自身の口座をインターネットバンキングに登録しておくことが必要です。しかしネットバンキングができなくても、銀行へ足を運んで振り込む方法もできます。
FXは少額なら5,000円から始められる
FXを始めるために必要な資金は、会社によって異なります。少額から始められるFX会社であれば、5,000円程度で取引をスタートできます。
有名どころのFX会社だと『外為どっとコム』や『FXブロードネット』が挙げられるでしょう。
FX各社には、「取引通貨単位」という記載がされています。1,000通貨単位と記載されているFX会社を選べば、5,000円から始められるでしょう。
少額で始められるFX会社
理想の初期投資資金は5万円~10万円の資金
FXを始めるなら1万通貨単位で、資金は5万円~10万円を用意するのが理想的だと言えるでしょう。
1,000通貨単位の場合だと、勝ったときで数十円、大きく勝って数百円です。1万通貨の場合は、数百円、数千円の勝ちになるので、効率的に増やせるといえるでしょう。
1万通貨単位で、人気のFX会社だと、『DMM FX』や『GMOクリック証券FXネオ』があります。
数万円の資金がある人にオススメのFX会社
FXで利益が出る仕組み
FXを始めたい人は、まずFXがどのような仕組みなのかをチェックしましょう。
どのような仕組みで利益が生まれるのか、具体的にどのような作業をするのかが分かると、いかにFXが優れた収益を生み出す方法かが分かります。
安く買って高く売るだけ
FXでどのように利益を生み出すのか、シンプルに言うと、外国の通貨を「安く買って高く売る」だけです。これを為替差益と言います。
為替というのは、円をその通貨に変えるなら何円になるのかというレートです。例えば、「1ドル110円」というようにレートがあり、平日は秒単位で変動しています。これを使って利益を生み出すのです。
上記のように、「1ドル90円」のときに、ドルを購入して、110円のときに、円へ戻せば20円の利益が出ます。これを「買い」と言います。これは、一般的な金融商品の手法でしょう。
FXは反対に「売り」という手法もすぐにできます。売りと言うのは、「その金額で返すよ」という約束のようなものです。
「1ドル=100円」の際に、「1ドルを借りて1ドルで返す約束」をします。この際に必要になるのは、100円です。しかし、「1ドル=90円」なると、1ドルを返すのに必要なのは90円。先に借りていた1ドル...つまり100円のうち10円分が浮いて、利益になるのです。
たった数分で大きな利益を狙うことができる
上記の画像は『GMOクリック証券FXネオ』のチャートです。10分単位で見ても、価格が変動しているのが分かります。
FXの利益に繋がる「為替レート」は平日24時間変動しているため、それが大きく動けば、短時間でも稼げます。
早ければ数分単位、もっというと数秒単位で稼ぐトレーダーの方も多くいるのです。FX取引は世界各国の方が行っており、通貨の受給が動き続けているため、このようなことが可能だと言えます。
確かに短時間では、大きな値動きはさほどありません。しかし、世界の人が注目する経済指標の発表のタイミングを狙うことで、大きな利益を出せることもあります。
また少しの値動きでも、証拠金が多ければ大きな金額で取引できるので、多くの利益を狙えます。
自動で売り買いをしてくれる設定もできる
為替のレートは平日24時間動いているので、「ずっとチェックしていないとダメなのか」と思うでしょう。しかしFXは、「この値段で買います」「この値段で売ります」というような、予約のような設定ができます。
働いている間や寝ている間に、設定した金額まで為替が到達すると、取引をしてくれるのです。
一般的なFXでは、一回の取引に対して、「何円になったら、買う・売る」というような設定をしなくてはなりません。しかし、リピート型手法という方法をとれば、予め設定しておくだけで、売り買いをしてくれて利益が出るのです。※
リピート型手法のシステムで有名なのは、『FXブロードネット』トラッキングトレードや『外為オンライン』のiサイクル注文があります。
※決済過程で含み損になる可能性もございます。また、極度な値動きをした場合は強制決済となるのでご注意ください。
プロもお墨付きの自動売買に強い「FXブロードネット」
大島優子さんのCMで有名な「外為オンライン」
FXをやっているのはどんな人?
FXトレーダーと言うと、なんだかとても専門的な人だと思うかもしれません。
確かにFXトレーダーを専業として、日々PCモニターの前に貼りついている人があります。しかし、このような人は少数です。
居たとしても損失を出し、市場から退場していく人がいます。長年、市場に残り続けているのは、何かしらの仕事を持ちつつ、FX取引をしている人なのです。
サラリーマントレーダー
サラリーマンとして働きながら、FX取引をしている人は多くいます。FXは平日24時間取引ができるので、会社勤めの方でも可能です。
そして、もっともFXが盛り上がるのが、ニューヨーク市場とロンドン市場が動きだす時間で、日本だとちょうど夜に当たるのです。多くの人が仕事を終えて家に居る時間なのでサラリーマンの方でも取り組みやすいと言えます。
また通勤の電車内や、昼休憩などのスキマ時間にもスマホでFXに取り組めます。仕事中や寝てる間に自動売買を回しておくのもアリでしょう。普段仕事で忙しいサラリーマンの方にとって、FXは向いていると言えます。
主婦トレーダー
主婦のサラリーマンの方に比べて、チャートをチェックできる時間帯が多いため、チャンスを見つけることができます。
日中は、ドル円に対して大きく影響する「経済指標」が少ないため、比較的ゆるやかな動きを見せます。家事をしながら片手間にチャレンジ出来るでしょう。
ロンドンの市場が始まり、投機筋が流れ込む夕方は、夜ご飯の準備でちょうど良く回避。子どもが寝静まった夜に、サラリーマン同様に取引できるでしょう。
学生トレーダー
原資が少ない学生は、稼ぐという点ではサラリーマンより不利だと感じるかもしれません。しかし多くの時間を使える学生は、取引時間と言う面では、有利に働きます。
またFXの勉強時間も確保しやすいので、多くの書籍を読んだり、実践をすることで、自分なりのトレード手法を確立しやすいと言えるでしょう。平日の日中によく行われている、FXセミナーにも参加しやすいのも強みです。
ただし無理せず少額で、あまりFXにのめり込まず、勉学を怠らないようにしてください。
ほとんどの人はスマホでFXをしている
年々、スマートフォンや通信環境の向上化が進み、今ではスマホ1つでFX取引ができるようになりました。
以前は、多くのパソコンモニターを用意して、絶えず張り付いてというような印象があったかもしれません。しかし、今はFXを始めるハードルが下がってきています。FXは「この値段で買う、もしくは売る」という設定ができるので、スキマ時間の数分で取引ができてしまうのです。
例えば、人気のFX会社『DMM FX』のスマホアプリは、ツールが見やすく、豊富な経済情報を見れます。そのため、多くの人がスマホ1つで稼いでいるのです。
アプリが使いやすく自宅に居なくてもどこからでも取引がしやすいのがDMM FXを利用する大きなメリットです。さらに、お得な点として取引量に応じてポイントが貯まりますが、このポイントは現金化できるのも嬉しい点です。初心者にも使いやすく付加的なサービスも充実している印象です。
FXの始め方(口座開設の仕方)
FXトレードするには、FX会社の口座開設が必要です。今回は『DMMFX』を例に取って、口座開設の流れを説明します。入力項目や必要書類等を確認してみましょう。
PCかスマホから申し込み
FXは、申し込みからトレードまで、スマホ1つで行えます。もちろんパソコンからの申し込みもOKです。必要種類の提出が求められますが、スマホの場合はカメラで撮影してデータを遅れるので、楽かもしれません。
まずは「DMM FX(PR)」の公式ページへアクセス。必要事項を順番に入力してください。手順通り進めれば、およそ「5分~10分」ほどで手続きは済みます。主な入力項目は以下の通りです。
- 申し込み時の入力項目
- ✔ 名前・性別・生年月日
- ✔ 電話番号・メールアドレス
- ✔ 郵便番号・住所
- ✔ 職業
- ✔ 年収・自己資産
- ✔ 投資経験
- ✔ 投資金額・投資目的
- ✔ 必要書類の確認
書類提出
項目を入力して送信すると、申告したメールアドレス宛にDMMから「口座開設に伴う本人確認書類提示のお願い」というタイトルのメールが来ます。
そのメールにしたがって、本人確認書類を提出してください。記載されたURLを押すと、「必要書類を撮影」→「アップロード」が、できる画面に行きます。
手元に本人確認書類があれば、すぐに手続きは終わるでしょう。本人確認書類は以下の3パターンです。
審査
DMM FXに限らず、証券会社でFX取引の口座を開設できるのは、審査に通過した人だけです。基本的には「申し込み者の事実確認」が審査の主軸ではありますが、必ずしも全員が通るとは限りません。
キャッシングやローンの審査とは基準が違うので、審査落ちする人は少数と言えます。銀行の口座を作るのとほぼ一緒と考えておきましょう。ただし、以下の注意点を守らないと審査落ちる場合もあるので気をつけましょう。
郵送物が届く
申し込みを済ませ審査に通過すると、DMMから「口座開設完了」の案内が自宅に送付されます。早ければ最短で、申し込み翌日、遅くても2~3営業日と考えておきましょう。
送付された書類には、FX口座にログインするためのIDとパスワード、振り込み用の口座が記載されています。重要な情報ですので、なくさずに保管しておいてください。
証拠金を入金して取引開始
DMMのFX口座にログインしたら、まずは証拠金の入金をしましょう。
入金の方法は2通りあり、「クイック入金」と「振込入金」があります。クイック入金は取引画面より操作を行うことで24時間リアルタイムに資金が移動します。
振込入金は金融機関のATMからDMMFXあてに振り込む方法です。こちらはDMMFX社が確認し次第、口座に反映されます。
- 振込入金
- ・金融機関営業時間内の場合は、概ね2時間~3時間後
- ・金融機関営業時間外の場合は、翌営業日の午前中
- クイック入金
- ・基本的に即時反映
証拠金の額は、少し余裕があると良いとされています。例えば、DMM FXを始めとした1万通貨単位の会社は、5万円前後で取引できますが、ほとんどの人は10万円程度入金しています。
元 証券会社勤務|山下耕太郎
ギリギリの資金で始めるのはおすすめできない
FXは余剰資金で行うべきです。そして、資金量は多ければ多いほどメンタル面での余裕ができます。資金に比べてポジションサイズ(取引量)が大きいと、含み損になった時に冷静な判断をすることが難しくなります。残り資金が少ないと追証(追加の証拠金)やロスカットなどで、強制的に取引が終了になってしまう場合があります。証拠金維持率はギリギリではなく、損失がでても気にならないサイズで取引するようにして下さい。
初心者向けFX会社の選び方4つ
FX取引をするためには、FX会社の口座を開設しなくてはなりません。日本国内にFX会社は複数あるので、初心者の方はまずこの時点で悩むと思います。
どこの会社のツールが使いやすいのか。また、どこの会社なら手数料が安いのか。と、考えている人もいるでしょう。
確かにトレードできるという点では、どの会社も変わりありません。しかし、この「使いやすさ」や「手数料」といった少しの差が、結果的に大きな差をもたらすため、FXの口座選びは重要です。
①利用者が多い大手のFX会社を使う
まず始めに検討するのが、利用者数でFX会社を選ぶ方法です。利用者数が多く人気があるのには、理由があります。
このような会社は、情報量が多く、ツールが使いやすいといった強みがあるのです。信頼があり、運営もきちんとしているというのも1つのポイントでしょう。
多くの人に選ばれている=評価が高い
多くの人が利用しているということは、初心者の方からプロの方まで利用していると言えます。プロトレーダーのブログや動画で勉強する際も、同じインターフェースであるため、把握しやすいのもメリットでしょう。
口座開設数で判断するなら、『DMM FX』や『GMOクリック証券FXネオ』が人気のFX会社です。
②コストが安いFX会社を使う
FXで取引をする上で重要になるのが、手数料です。この手数料は一回取引するごとにかかります。一回の手数料は一見、少額のように思えるでしょう。しかし、この小さな積み重ねが結果的にマイナスに繋がる可能性もあるのです。
特に短時間で何回も取引をしようと考えている人は、この手数料に着目してみると良いでしょう。「業界最狭水準のスプレッド」「低スプレッド」と大々的に宣伝している会社は、比較的に手数料が安い会社です。
一般的には「米ドル円スプレッド=0.3銭以下」のFX会社のことろ業界最狭水準と呼んだりします。大手FX会社のスプレッドを確認してみましょう
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ユーロ/ドル |
---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.3pips |
GMO外貨 ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.3pips |
DMM FX ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 0.4pips |
ヒロセ通商 LION FX ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.3pips |
外為オンライン |
1.0銭 | 2.0銭 | 3.0銭 | 1.0pips |
SBI FXトレード |
0.09銭 | 0.49銭 | 0.69銭 | 0.38pips |
外為どっとコム ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 0.4pips |
セントラル短資FX |
0.1銭 | 0.4銭 | 0.4銭 | 0.3pips |
JFX MATRIX TRADER ※原則固定(例外あり) |
0.3銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 0.4pips |
FXブロードネット ※原則固定(例外あり) |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 0.3pips |
インヴァスト証券 |
0.3銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 0.3pips |
トレイダーズ証券 みんなのFX |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.6銭 | 0.3pips |
③口コミ評判のいいFX会社を使う
FX会社を選ぶ際は、口コミや評判をチェックしてみるのも良いでしょう。
確かに、FX会社が宣伝する強みを参考に選ぶのアリです。しかし実際の利用者の声を参考にしたほうが、良い結果に繋がることもあるのです。
特に初心者の方で、専門用語がよくわからない方は、利用者の感想で選びましょう。年齢や環境で、知識も異なるので、なるべく自分によく似た人の感想を参考にしてみましょう。
④最初に準備できる資金に合わせたFX会社を使う
FXを始めるには、「証拠金」という、取引金額に対して一定の金額を用意する必要があります。この証拠金はFX会社、また取引する通貨によって異なるのです。
また、FX会社はそれぞれ「取引をするならこれくらいから」という取引の単位が決まっています。
少額で良い会社なら1万円程。多めに必要な会社でも5万円程度から取引ができます。資金が多いほど、取引の額を大きくできるので、利益を増やせる可能性はあります。
- どのくらいの資金がある?
FX会社の「取引単位」という文字に着目してみましょう。1,000通貨単位と記載されていれば、1万円。10,000通貨単位と記載されていれば、5万円ほど用意すればOKです。
まずはFXの本を1冊読むことから
まず最初に、必ず1冊はFXの専門書籍を読みましょう。その後に実践に挑戦してみることをおすすめします。
今では多くの書籍が本屋においてあります。まずは、テクニックを求めず、基礎知識が学べる初心者向けの本を購入してください。
例え実践をしても基本的な知識がないと、以降の成長が鈍化します。また我流で進めて間違った理解を深めて行くリスクもあるのです。まずは、FXの書籍を読んで、最低限の知識を身に着けましょう。
ブログや動画でも勉強してみよう
最近は多くの人がFXに取り組んでいるため、ブログや動画でも知識を得る機会が増えました。中には自分が取り組んでいる手法や考え方を公開している人がいるので、参考にしてみましょう。
ここで重要なことは、他人の知識をまるまる信用するのではなく、自分でも実践し検証してみることです。人によってトレードスタイルが異なるので、必ずしも自分に合うとは限りません。
また高額稼いだというブログには、よく注意して下さい。中には、稼いだフリをして、高額塾に誘い込む手口の人が居ます。よく観察して信用できる人を探しましょう。
どんなやり方でFXをするか(トレードスタイル)を決める
FX取引の基本的な部分は、「通貨を安く買い高く売る」です。しかし利益を得る方法はいくつかに分かれており、分析の手法はたくさんあります。
トレードのスタイルや方法を知らずに、なんとなく取引するのはリスクがあると言えるでしょう。
まずはトレードの方法を把握して、自分に合った方法を考えてみるのはいかがでしょうか。手法の違いとしては、時間が大きく関わってきます。自分がいつ、どれくらいFXをできるのか、生活スタイルによって異なるのです。
超短期の「スキャルピング」
スキャルピングとは、超短期的な投資のことを指します。一回当たりの取引に数秒~数十秒で済ませるのです。
だいたい平均して20回以上の取引を行う人もいれば、数回で済ませる人もいます。売り買いのポイントを見ていられるので、多くの資金で取引しやすいとも言えます。
極端な話、スキャルピングで勝ち続ければ、短期間で資金を増やしやすいでしょう。その反面、多数の取引を行うため、FX会社の手数料を極力抑える必要があります。
数時間で取引をする「デイトレード」
参考画像:『GMOクリック証券FXネオ』
デイトレードとは数十分~数時間で取引を行い、その日のうちに決済を終わらせる手法です。
デイトレードの回数は大体数回。多くて10回程度になるでしょう。スキャルピングとは違い、その日のうちの良いタイミングを厳選してトレードを行います。
一見、スキャルピングよりも、多く時間を取られそうな印象がありますが、一度取引を行えば、それほどチャートに張り付いている必要はありません。
日をまたがない取引ですので、リスクも実は少ないといえます。ただし、時間帯によっては市場が荒れるので、FXに取り組む時間をよく吟味しましょう。
数日~数週間で勝ちを目指す「スイングトレード」
参考画像:『YJFX』
スイングトレードとは、数日から数週間かけて取引を行う手法です。比較的に長めの期間で、大きな利幅を狙っていきます。
一度、取引を行えば、決済まであまり値動きを気にしなくてよいので精神的に楽だと言えるでしょう。比較的長い期間をかけて行い、あまりチャートに釘付けにならなくて良いので、忙しい方にはおすすめの手法なのです。
FXの市場は短期取引になると、プロの投資家や人工知能(AI)も介入するためなかなか厳しい相場と言えます。こういった点もあり、スイングトレードは比較的に初心者でも勝てる見込みがあると言えるでしょう。
中長期でジックリお金を稼ぐ「スワップ狙い」
外国通貨を購入して保有し続けていると、定期的にスワップポイントというお金が入ってきます。
スワップポイントとは外貨に対する利子です。日本のお金も銀行に預けていると利子が付くように、外貨にも利子があります。
保有しているだけで定期的にもらえる
外国の金利は日本より高いので、取引して保有しているだけで数日に一回、いくらかもらえるのです。
ただし注意しなくてはいけないのは、これは「買い」取引をする時だけということです。「売り」をする場合は、反対にスワップポイントを支払わなければならないので注意しましょう。
自分に合った投資スタイルを診断してみよう
上記で紹介した4つの投資スタイルのうち、どれが自分にあった手法なのかを把握しておく事が大切です。
ここで重要なことは、取引時間や取引方法の軸を決めてぶれないことです。これにより経験やスキルが特化していきます。
基本的には取り組める時間で、投資スタイルを選ぶのが良いでしょう。仕事がある人は、本業を疎かにせず取り組める時間を探してください。
加えて、自分の性格やマインドがどの投資スタイルに合っているのか確かめるのも重要です。当サイトでは、『FX投資スタイル診断』があります。簡単な質問に答えるだけで、あなたにあった投資方法をご提案します。
初心者に選ばれているFX会社
初心者の方の中には、どのFX会社を選べば良いのだろうと迷っている人もいるでしょう。
FX会社の選び方は、まず自分の資金がどれくらいあるのかによって、選ぶ会社が変わってきます。
加えて、「特殊な機能をつかったトレード」をしたいかによって、特定の会社を選ぶことになるのです。
少額で始めたい人は「外為どっとコム」
少額でFXを始めるなら、『外為どっとコム』がおすすめです。約1万円から取引を始められます。
外為どっとコムは、外為どっとコム総合研究所という、個人投資家に役立つ情報を日々発信している企業によって設立されました。そのため初心者にとっては嬉しい、情報を得ることができるのが強みです。
まずは少額取引で知識を付けていきたい!このような初心者の方におすすめといるでしょう。
※ロシアルーブル/円のみ10,000通貨
少し資金を準備できるなら「DMM FX」
多少資金を用意できるなら、『DMM FX』を検討してみましょう。約10万円ほどあれば、すぐに取引を始められます。
DMM FXは、今すぐ稼いで行きたいという人におすすめのFX会社です。有益な情報はもちろんのこと、取引ツールが非常に充実しています。
取引の分析に必要となる指標を多く取り揃えているので、様々なトレードスタイルの実現も可能。スマホアプリ版にも使いやすさの定評があり、実践で学んでいきたいならDMM FXと言えるでしょう。
今なら新規口座開設で2万円のキャッシュバックを貰えるので、この機会に申し込みを検討してみましょう。
自動売買で利益を狙うなら「FXブロードネット」
あまりFXに時間をかけず、稼いでいきたいという人には『FXブロードネット』がおすすめです。中長期で投資をするなら、この会社のシステムが重宝します。
トラッキングトレードという、「〇〇円で買って××円の利益が出たら売る」という注文を連続して行えます。投資感覚でFXを始めたい人にはおすすめです。
業界トップクラスの手数料であるため、お得にトレードをするならFXブロードネットと言えるでしょう。
今なら新規口座開設で、最大2万円のキャッシュバックが貰えます。この機会にぜひご検討ください。
FXブロードネット
スプレッド※原則固定(例外あり) | |||
---|---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.5銭 | 0.6銭 |
取引単価 | 通貨ペア数 | ||
1000通貨 | 24 |
FX口座を複数持つメリット
これからFXでガンガン稼いで行きたいという方は、複数のFX口座を持つことをおすすめします。
複数の口座を持つことによって、情報面で有利に立てる可能性があるのです。加えて、複数の取引スタイルでやっていきたい場合は、口座を分けるのにおすすめと言えるでしょう。
FX会社の口座は無料で作れます。手数料や年会費などはないので、複数持つことのデメリットはありません。手続きはスマホで5分ほどなので、空き時間に開設しても良いでしょう。
情報量が圧倒的に増える
FX口座を複数持つことで、たくさんの情報を得られます。どのFX会社も独自に、もしくはニュース会社と提携して日々経済や為替の情報を発信しているのです。
このニュースは取引画面内やスマホアプリからチェックできます。会社によって情報が異なるので、複数の会社に登録することで情報面で有利になるのです。
会社によっても、情報の配信スピードやアナリストが異なるので、まずはいろんな情報を吟味してみるべきでしょう。
総研を設立した『外為どっとコム』や、セミナー等の情報発信に注力している『外為オンライン』がおすすめです。メイン取引とは別に、サブ&情報収集で開設しておくのも十分アリでしょう。
ほとんどのトレーダーは口座を2つ以上持っている
使い方は人それぞれですが、ツール、情報量、取引スタイルなどによって使い分けることで、より効率の良いトレードができるという事実があります。
例えば、短期取引は分析用の指標が豊富な『DMM FX』。一方で長期の取引は自動売買ツールがある『FXブロードネット』を利用するといった分け方が可能です。
FXはスキルも大事ですが、自分のルールを守ることが大切になります。1つの会社でいろんな手法に取り組むと資金管理があやふやになる可能性も否めません。
口座を分けることで、資金の使い方を明確化し自分の決めたルールを守ることができるでしょう。
自分に合ったFX会社を見つけることができる
FXの口座を複数持つと聞くと、熟練したトレーダーがすることだと思うかもしれません。しかし、初心者の方こそ、複数の口座を持つことをおすすめします。
どのFX会社にも、取引用のツールやアプリがあり、デザインや仕組みが異なるのです。これにより「使いやすさ」は個人で分かれ、成績に影響を及ぼす可能性も否めません。
実際に使ってみるのが1番
自分が試してみたい分析や取引方法があるのに、その会社のアプリでは、それが使えないというケースも少なくありません。
新規口座開設はどこの会社も無料なので、まずは複数開設。そして、どの会社が使いやすいのか試してみるのもありでしょう。
キャンペーンの恩恵を受けることができる
日本国内のFX会社の多くは、新規口座開設でキャッシュバックがあるキャンペーンを実施しています。
口座を作って条件を満たすと、最大5,000円~100,000円を得られるのです。
以下で新規口座開設時のキャンペーンを開催している会社と、キャンペーン内容を特集していますので、参考にしてみてください。
元 証券会社勤務|山下耕太郎
FX口座は無料で作れるのでデメリットは基本的にはない
FX口座を複数持つと、ニュースなどの情報量が増えますし、チャート確認と発注で会社を分けるなど様々な利点があります。FX会社には、チャートが見やすい、発注がしやすいなど、それぞれ特徴があります。複数のFX会社を試すことで、有利・不利な点がみえてくるのです。FX口座を開設するのは無料でできます。
キャッシュバックなど、キャンペーンを利用して口座を開くのもおすすめです。FX口座を複数持つデメリットというのは基本的にありません。ほとんどのFXトレーダーは複数の口座を開設して使い分けています。ただ、口座番号やパスワードの管理はきちんとしておくようにしましょう。
【まとめ】まずは1つFX口座を作って試してみる
お金を稼ぎたいのに、「FX」と聞くと難しそうと思うかもしれません。しかし基本的なことは「安く買って高く売る」ということで、非常にシンプルです。
取引にはFX口座の開設が必要ですが、無料ですので、「勉強をしてから...」という方も先に作っておいて問題はありません。
FXで重要なことは、なにより「実践」。そして「基礎知識の理解」です。まずは実際に取り組んでみて、ダメだったなと思うところを軌道修正していく。これがFXで稼いでいくための近道と言えるでしょう。
経験を重ねて勝ちパターンを探す
確かに始めのうちは、負けて損をしてしまうかもしれません。しかし、FXは自分で取引量を調節できるので、まずは少額から取り組んでみても良いでしょう。
例えば5,000円で始めた場合、数分程度ならだいたい100円程度の変動が起こります。決済をしたいと思ったらすぐにできるので、いきなり損をするとは限りません。まずは缶ジュースを買ったつもりチャレンジしてみましょう。
そして、経験を積んでいくうちにコツがどんどん掴めてきます。諦めずに高収入への道を目指してみてください!
- この記事で紹介したFX会社
元 証券会社勤務|山下耕太郎
はじめのうちは損失が出るかもしれない前提で始める
FX取引では、プロでも勝率100%というのはありえません。必ず損失がでます。勝ち負けを繰り返しながら、トータルで利益をだせばいいのです。初心者の方が利益を伸ばせない原因の一つに、利益を伸ばせず損失を拡大してしまうというのがあります。つまり、利益が乗ると我慢できずに利確して小さな利益を重ねてしまう。そして、損になると損切りできずに大きな損失になってしまうことです。
勝率にこだわると、このような取引になりがちです。大切なのは勝率よりも損切りを早くすること。そして利益をなるべく伸ばすことです。これができれば、結果的に利益が残るようになるでしょう。